🐌6月のみどりグループの活動予定です🐌
いよいよ植え替えシーズンです!
体調に気をつけながら活動しましょう♪
夏のような暑さが続きますね。
こんな日は、野外の生きものたちもバテてしまって見つからないはず・・・
と思いがちですが、よ~く探すと結構見つかるものです。
今日は私が午前中に見つけてきた公園の生きものをご紹介します。
まずはこちら。日差しを避けるように、枝裏にかくれている生きものがいます。
いました!サトキマダラヒカゲというチョウの仲間です。
これはちょっと簡単だったかも?
お次はこちら。帰真園の池のほとりにあるコムラサキの枝に、何か付いていますね・・・
これはいったい何でしょう。皆さん分かりますか?
実は、カイガラムシという昆虫の幼虫たちなんです。
背中に白い蝋(ろう)状のかたまりを背負っているので、あまり虫らしい形に見えませんね。
次は難しいですよ!
クチナシの若葉の中に、じっとしている虫がいます。
もう少し近づきましょう。
葉のフチに細長いシルエットが見えますでしょうか?
いました!オオカマキリの幼虫です。
大きくて強いオオカマキリですが、子どものうちは糸くずのように細くて小さな体をしています。
それでも、大人と同じようにカマを持っていて、小さなハエやアブラムシを捕まえて食べています。
しっかり一人前のハンターですね。
このように、よ~く探せば生きものたちは様々なところで見つかります。
天気が悪い日や暑い日であっても、すぐそばの茂みや花壇で生きもの探しができるかもしれませんよ!
※くれぐれも熱中症や体調不良には気をつけてくださいね!
(まっつん)
ゴールデンウイークを過ぎて、「夏がきた?!」というような日差しの日が増えてきましたね。
まだ柔らかい朝の陽ざしを浴びながら、公園を歩いてきました。
ぐんぐん伸びる木々たち。風がそよぐ音が聞こえてきます。
雨あがりの水たまりで スズメが水浴びをしていました。
気持ちがよさそうですね。
暑くなってくると、園内の水場で水浴びをする野鳥に出会えます。
草広場のセイヨウタンポポには、たくさんのモンシロチョウが来ていました。
チョウに会いたくなったら、ナチュモコガーデン、こども花壇もおすすめです♪
園内のあちこちにあるコナラ。
よーく見るともうちいさな実が・・・♪
秋にはぷっくりしたドングリになる予定です。
ちいさなピンクの花が愛らしい帰真園のマユミ。
秋に楽しめる四角い薄紅色の実も魅力的です。
ウメの実もふくらんできました。
よくみたら、ナミテントウの幼虫が葉っぱのかげに!
いつもは通りすぎてしまう道も、すこしゆっくり歩いてみると
たくさんの生きものに出会えたり、季節の変化を感じられました。
カメラを手にのんびり歩き、おすすめです!
何か見つけたら、ぜひビジターセンタースタッフにも教えてくださいね。
(みほねえ)
2023年5月20日(土)13:00~13:45
二子玉川公園や多摩川河川敷を専門のガイド(解説員)がご案内します。
はじめてでも大丈夫!愉快な生きものたちとの出会いが待っています!
★今回の観察予定内容:
例年よりも暑い初夏ですね!生き物たちの活動もとても活発です。
どんな生き物が見られるのか、一緒に探しに行ってみませんか?
身近な生き物を見つけてみましょう!!
どなたでも(未就学児は保護者同伴)
10名
眺望広場(カフェのある広場)
当日12:45より直接会場にて先着順受付
汚れてもいい服装、飲み物、暑さ対策など
中止
自然が好き&生きもの好きの方、親子、初めての方大歓迎!お気軽にご参加ください。
二子玉川公園ビジターセンター 電話03-3700-2735
帰真園の池で、大人気!のアズマヒキガエルのオタマジャクシ。
「オタマジャクシいないよー!」
よく見に来てくれる子どもたちから、そんな声が上がります。
たくさん泳いでいたオタマジャクシは、
後ろ足が生え、前足が生え
次々とカエルになって、上陸しているのです。
よって見られる数が減っています。
ぴょんぴょん
ぴょんぴょんぴょん
えんぴつの先に乗りそうなくらい小さなカエルは
石の上を歩いたり、時には陰に隠れてひと休み。
池を離れて旅立ちます。
相生橋(あいおいばし)付近がおすすめ観察ポイントです。
※帰真園の生きものは採取などせず、やさしく見守ってください
また、ふれあい休憩室ではオタマジャクシから育てた小さなカエルを展示しています。
そちらもぜひご覧ください♪
(かめちゃん)
寒暖差の大きさに春を感じる毎日ですが、帰真園ではいつもよりも少し早めに咲き始めている花があります。今回はそんな花と虫の紹介です!
まずはこちら
エゴノキの花です。
和名は「えぐ味」があることから ついたようですが、
英語では「ジャパニーズ・スノーベル」と呼ばれます。
その名の通り白い花が鈴のように垂れ下がり咲いています。
同じエゴノキの仲間からもう1種
ハクウンボク
白い花が垂れ下がり咲くのはエゴノキと同じですが、
こちらは少し大きめの花が いくつも まとまって咲くのでまさに「白い雲」のよう!
最後はハクウンボクのお隣にあるシモツケです。
シモツケの花にはたくさんの虫が集まっていました!
花粉や蜜を食べにくるコアオハナムグリ
マガリケムシヒキ
肉食のムシヒキアブの仲間で他の虫を捕らえて体液を吸います。
花に集まる虫を待ち伏せしていたのかもしれませんね!
これから本格的な夏に向けて帰真園の様子も日々移り変わっていきます。
その時にしか見れない景色をぜひ楽しんでください。
(やたっち)