投稿者「ces-futakotamagawa」のアーカイブ

秋の虫には飽きがない

残暑がありつつも、少しずつ気温が下がってまいりました。

そんな気候になってくるといよいよ聞こえる虫の音はセミからコオロギへと移り変わり、

見かける昆虫も徐々に変化してきます。

今回はそんな秋の昆虫を探してみました!

まずはもちろんこれ、

 

【ハラオカメコオロギ】

園内で一番乗りに鳴いているコオロギ。オスの顔は平べったくて特徴的。秋の虫の定番ですね。

 

 

続いてはこれ、

 

【ハマベアワフキ】

園内のイネ科で頻繁に見かけるカメムシの仲間。近づくとはじけるように飛び去ります。

 

 

飛び去った先には…

 

【オオスカシバ】

じっとしていて最初は気づきませんでした。時期は夏~秋で、まだ十分元気そうな個体でした。顔周りの白い粉はどこの花粉でしょうか?

 

その近くには、

 

【オオカマキリ】

皆の人気者のオオカマキリが近くに潜んでいました。オオスカシバはすぐに飛んでいきましたが、オオカマキリはしばらく撮影に付き合っていただきました。

 

 

 

 

そして最後は、

 

【ハグロトンボ】

なんと5~10月頃まで見かけることが出来るトンボ。一見黒い羽根に気を取られますが、オスの胴体は光沢のある緑や青色をしています。ぜひ見かけたら観察してみてください。

 

 

 

 

 

今回はこんな様子で、まだまだ秋の虫が増えるのはこれからのようですね。

気候も過ごしやすくなってきますので、ぜひ公園に来られた際は昆虫を探してみてください。

以上、早く秋の虫を観察したいと思っている たいしょー でした。

たいしょー

雨粒とのコラボレーション

9月に入って一気に気温が下がり、冷たい雨の日が続いていますね。

そんな雨の園内で、今回は雨粒をテーマに写真を撮ってみました!

今にもポタっと落ちそうな雨粒
雨粒の向こうが見え、天然のレンズのようです。

 

葉っぱの上を転がる雨粒
葉っぱの表面の形状によって雨粒の形が違うことを発見!
私は、お団子みたいに真ん丸な雨粒がお気に入りです。

 


雨粒のついたクモの巣
こんなに雨粒がついても壊れないクモの巣ってすごい・・・!

雨の日は、いつも見ている自然のちょっと違う表情が見られる気がします。
体調に気をつけながら、雨の日も楽しくすごしていきたいですね!

 

(まーちゃん)

 

 

公園のドングリは今…

セミにかわりコオロギたちの声が多く聞こえるようになった公園から

みんな大好きドングリの近況をお伝えします。

ドングリといっても樹木の種類によって大きさや形など様々です。

二子玉川公園では6種類のドングリを見ることができるんですよ!

まずは身近な2種類から

 

 

 

 

 

 

 

ドングリの中でも目にする機会の多いコナラのドングリです。縦に長い形が特徴ですね。

 

お次は

 

 

 

 

 

 

 

大きくて丸い形が特徴のクヌギのドングリです。

こちらも身近なドングリの一つでご存知の方も多いと思います。

実はこの公園では植えられている場所が限られているので意外と目にする機会が少ない

種類かもしれません。

 

この2種類はドングリの中でも早い時期に熟し始めるので、すでに実も大きく育っていますね。

 

続いて

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと変わった形で一見するとドングリには見えないですよね!

これはスダジイのドングリです。

多くのドングリは通称「帽子」※と呼ばれている部分が文字通り帽子のような形をしています。

でもこのスダジイは袋のように全体を覆い、熟すと袋が裂け、中から上部の尖った細い

ドングリが現れます。※正式には殻斗(かくと)

スダジイのドングリはアクが少ないためなんと生食することもできるんですよ!

 

4種類目、5種類目はまとめてご紹介

 

 

 

 

 

 

 

二子玉川公園では恐らく1番多いドングリ、シラカシです。

そしてとても良く似た

 

 

 

 

 

 

 

こちらがアラカシです。

よく似ていますがドングリ、帽子(殻斗)、葉などそれぞれ特徴があります。

 

最後はこれです。

 

 

 

 

 

 

 

ウバメガシのドングリです。

この公園では本当にわずかしか植えられていないので、見つけることができたらすばらしい!

 

以上、公園のドングリの紹介と近況報告でした。

ドングリ拾いができるのはまだ少し先なので、まずは熟す前のドングリを探しながら、

これから育っていく様子を観察するのも楽しいのではないでしょうか。

ドングリの違いもご自身で調べてみると面白いですよ!

どうしてもわからなかった時はビジターセンターでスタッフに聞いてくださいね!

 

(やたっち)

 

 

ピカピカ大作戦のメディア掲載

東急沿線のケーブルテレビ局「iTSCOM(イッツコム)」さんが、地モトの様々な情報を届けるイッツコム地モトNEWSで二子玉川公園のピカピカ大作戦を取材、放送してくださいました。

 

YouTubeにアップしてくださいましたのでぜひご覧ください!

 

【みどりグループ】8月の定例会議報告

◆8月の定例会議では以下のことを話し合いました。

1)最近の活動など共有事項 共有
・こども花壇でチョウ調査&看板設置
・ナチュモコ倉庫裏の様子
・ナチュモコ倉庫裏手前植栽

2)今後のスケジュールについて 共有、決定
・9月全体会について→緊急事態宣言延長につき、短縮版
・8月、9月の予定作業(必要作業+やりたい事擦り合わせ)
 →堆肥の袋づめ 11日(土)25日(土)
 →チョウの看板取り付け 8/28(土)

3)こども花壇の種まき種類について 意見だし、決定
・秋まきの種類について

4)みどりレッスン  
・花がら摘みについて 現地で実践

みどりレッスンでは、摘み方がちょっぴり分かりにくい種類の花がらを中心に学びました。
自由活動の中でも、学び合う時間を取っていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

夏から秋の色へ

すっきり晴れて、暑い中にも気持ちが良い日、帰真園をのんびりお散歩してきました。

コムラサキの実、みどりから紫へ、きれいなグラデーションでした。

ぷっくりふくらんだコナラの実。もうすぐ茶色になってくるかな。

落葉すると甘い香りがすると言われるカツラの葉、葉っぱをもんでみると…たしかに、ほんのり香りました。

みどりのプロペラはイロハモミジ。これから熟したら、風に乗って飛んでいきます。葉っぱの色づきも楽しみです。

植物たちも秋を迎える準備をしているのですね。夏から秋にうつりかわっていく帰真園で、みなさんものんびりお散歩を楽しみませんか。(鈴木)

【安全安心グループ】7月の活動報告

【自由活動 毎週水・土曜日 10:00~11:00頃】
・暑さも厳しくなってきた7月ですが、いつもの活動に加えて犬との園内巡回やピカピカ大作戦のサポートなど、新たな試みがスタートしました。
・わんことのハッピータイムミニが残念ながら新型コロナウィルス拡大防止のため中止となり、自由活動の一環として、わんことの巡回を行いました。
園内を散歩している犬と飼い主の方と交流しつつ、いままで犬に触れたことの無い利用者との交流を通して「みんなが気持ちよく過ごせる公園にしたいね」「初めて触れてうれしい」などの声を聞くことが出来ました。
・ピカピカ大作戦にて朝から一緒に巡回するなど、子どもたちと活動する機会ができました。
また、「朝早い時間は涼しいので活動として参加出来るのは良い」などの感想も聞かれ、夏限定ではありますが、活動の選択肢が広がりました。

【定例活動 7月24日(土)10:00~11:00】 
・8月以降の活動予定の変更や予定について話し合い、共有を行いました。サポーター4名、ジュニアサポーター1名、そのご家族1名が参加しました。
・みどりの遊び場のかまどベンチ2基のメンテナンスを行いました。「エントランス広場のものとは構造が違いますね」など説明を加えつつ、ひとつひとつ構造を確認しながら清掃をおこないました。猛暑のため日陰で休憩をとりつつメンテナンスを終えました。

暑さに気を付けながら、心地よく過ごせる公園であり続けるように、みなさんと活動していきたいと思います。

【ジュニアサポーター】7月24日定例活動『サンクチュアリ夏の生きもの調査』

こんにちは!ジュニアサポーターから定例活動の様子をご報告です。

7月24日に、サンクチュアリの生きもの調査を行いました!
6月にも”初夏の”生きもの調査を実施しましたが、1ヵ月で何か変化はみられるでしょうか?

さっそく調査開始です!

 

 

今回の調査で見つかった生きものは、昆虫が19種でした。

双翅目
シオヤアブ、アオメアブ

鞘翅目
シロテンハナムグリ、マメコガネ

カマキリ目
オオカマキリ

直翅目
クビキリギス、ショウリョウバッタ、ショウリョウバッタモドキ、オンブバッタ、
ホシササキリ、ツユムシ、クルマバッタモドキ、シバスズ、エンマコオロギ

半翅目
ブチヒゲカメムシ、マルカメムシ、ホソハリカメムシ、クサギカメムシ

鱗翅目
シタバガsp.

 

今回もバッタの仲間が多く見られました。
特徴的だったのは、全身緑色のクルマバッタモドキが見られたことです!

 

普段よく見かけるのは全身が薄茶色のクルマバッタモドキですが、この個体はまるで
トノサマバッタのような体色をしていますね!

次回も何か面白い発見があることを願って・・・
まっつん でした!

立秋をすぎて。

立秋をすぎ、暦の上では秋になることです。
まだまだ日中は暑さが厳しいですが、すこしずつ穏やかになる蝉の声に、夏の終わりをほんのりと感じます。
外へ出てみると、どうやら空にも秋の気配が。

 

 

 

 

 

 

さて、そのまま園路に沿ってナチュモコガーデンにいくと、オンブバッタがはねています。
よ~くお顔を見ていると、ユーモラスなお顔です。前回の見どころの紹介にもありましたが、バッタの仲間があちらこちらぴょんぴょん♪フウセンカズラも風に揺られていました。

 

帰真園ではススキやシュウメイギクも。草花たちはかすかな秋の訪れを感じているようです。

みなさんもぜひ身近にある小さな秋をみつけてみてくださいね。

(たっきー)