投稿者「ces-futakotamagawa」のアーカイブ

深まる秋

10月に入って暑い日もまだまだありますが、二子玉川公園では日に日に秋が深まってきました。

落葉が一番早かったのはハナミズキ。赤い実を空に向かって沢山つけて、葉っぱも赤く染まっています。赤色が秋の空によく映えますね。

赤の次は黄色!外来植物でもあるセイタカアワダチソウのお花が咲いていました。

厄介者扱いされる本種ですが、外国では鑑賞用に用いられているお花です。近くで見てみると1つ1つはとても繊細なつくりになっています。

コムラサキも綺麗に色づきました。

少し涼しい空気を胸に吸い込んで、秋の色探しも楽しいかもしれませんね。

秋の代名詞、モミジの紅葉はまだもう少し先かな?

どんどん変わる景色に目が離せませんね。

(あしこ)

もう春の準備、始まってます!

公園内の木々の葉は少しずつ色づき始め、
コナラやクヌギなどの木の実が見られるようになってきました~。
もう、秋まっしぐら。

そんな中で、着々と春の準備を進めている植物があります。

ダンコウバイ(上)とブナ(下)の冬芽(になる)部分です。

今はまだ、葉が残っていますが、冬に近づくと落葉します。
冬芽は春に向けて、もう少し膨らみ、形がはっきりとしてきます。

公園内をよ~く探すと、他にも色々な木々の冬芽が見つかりますよ!
今年の秋は、紅葉と一緒に冬芽探しを楽しんでみてはどうですか?

                         (なべちゃん)

秋でも飽きない虫探し

皆さま残暑の中、いかがお過ごしでしょうか。

この時期は日差しが強く、

体調を崩す方も多いと思います。

外出してなくとも水分補給はしっかりしてくださいね。

 

今回はそんな残暑の中、茂みをガサガサと虫探しをしてまいりました。

この時期はバッタが多いので色々見つかりましたよ。

 

◀ オンブバッタ

イネ科を好む他のバッタと違ってキク科などの植物をよく食べる。今の時期はオンブしている姿も見かけやすい。

 

お次はよく鳴いているバッタの…

 

◀ ヒナバッタ

シャリシャリシャリ…の音(個人の感性で異なる)が聞こえたらこのバッタがいる証拠。腹部が黄色~橙色なので結構キレイ。

 

今度はちょっと珍しいかも。

 

◀ ショウリョウバッタモドキ

シバでも見かけるショウリョウバッタとは異なり背の高いイネ科の多い環境に生息。東京では数が少なめ。身体の横に赤っぽいラインが特徴。

 

そしてみんなの人気者!

 

◀ オオカマキリ

公園で探している子ども達が多いこのカマキリ。今年は多く、見かけやすい。園内では他のカマキリの方が見つかりにくいかも。

 

そんなこんなで色々と見つかり、とても満足できました。

もし園内で面白い虫が見つかったらぜひビジターセンターにお知らせ下さい。

いろいろな話が聞けるかもしれませんよ。

 

以上、久々に虫の見どころを報告しました 【たいしょー】でした。

【たいしょー】

 

 

【ジュニアサポーター】9月17日帰真園の生きもの調査 9月21日サンクチュアリの外来種駆除

秋晴れの気持ちの良い空の下、ジュニアサポーターの定例活動を行いましたよ。

 

9月17日は帰真園の生きもの調査!

6人のメンバーと共に網をもって池の中を探してみました。

一生懸命に網をふるいますが、なかなか捕まりません。

動きが遅いサカマキガイばかり採取ケースに増えていきます。

 

それでも粘ること30分…。ギンヤンマのヤゴやアメンボ、コマツモムシなど6種類の水生生物を捕まえることができました。

 

 

つづいて9月21日にはサンクチュアリの外来種駆除を行いました。

ハサミをもって、慎重にセイタカアワダチソウを取りましたよ。

 

他にもちび森が草に覆われてしまって負けそうになっていたので

草刈りも一緒にやりました。

草刈りの時に見つかった虫も観察しました。

9月の定例活動もたっぷり外で活動しました!

ジュニアサポーターの活躍をこれからもお楽しみに!

(あしこ)

【みどりグループ】9月定例会議報告

9月は以下のことを話し合いました。

1.今後のスケジュール確認

2.外部見学会のふりかえり

3.いのちの森公開活動のふりかえり

4.外作業

 

 

以上です。

(詳細についてお知りになりたい方は、みどりグループスタッフまでお声がけください。)

昔から利用されてきた植物たち

こんにちは。

涼しくなってきたとはいえ、毎日ころころと天気が変化しますね。

今週末にはまた台風も来るようなので、十分に注意して備えて下さいね。

今回はこの時期公園で見られる昔から利用されてきた植物たちの紹介です。

 

イチョウ
漢字では銀杏や公孫樹と書き、実は「ぎんなん」と呼ばれます。
雌雄異株で雌株にしか成らないので、雄株の下をいくら探しても落ちてはいません。
実は食用で茶碗蒸しなどに使われます。
・・・ただし、生やローストの実は有毒なので注意が必要です。
ツユクサ
朝咲いた花はお昼にはしぼんでしまいます。
乾燥させたものが下痢止めや解熱剤として使われ、花の青い色素は
染物の絵の具としても利用されてきました。
エゴノキ
名前は食べると刺激があり「えぐい」ことに由来します。
果実にサポニンを多く含んでいて、洗浄力があるので
若い実は洗濯に使われていました。

 

どうでしょうか?

普段見ている植物たちも、違う一面を知るとまた面白くなりますね。

気持ちの良い日にはゆっくりお散歩も良いですよ。

(きとさん)