投稿者「ces-futakotamagawa」のアーカイブ

虫の「かくれんぼ」

今年の夏は暑かったり涼しかったり、
なかなかややこしい天候でしたね。

猛暑はまだ続きそうなので、
体調にはまだまだ気をつけたほうが良さそうです。

そんなこの時期はバッタの仲間が大賑わい。
なので今回はバッタ探しゲームを用意してみました。

合計2問です。

では第1門!

わかりましたか?
結構簡単だったと思います。
答えは中央の少し左下…

【オンブバッタ】
ちょっと地味な色をしたオンブバッタですね。
実はバッタの仲間は育った環境で色に個体差が出ると言われているのです。

では第2問!

これは難しいよぉ。
答えはこれも中央下あたりの草の上…

【クルマバッタモドキ】
この公園では今の時期多くみられる。
まれにトノサマバッタのように緑色の個体もいるよ。

どうでしょうか?
結構見つけにくかったと思います。
実際、虫を自然の中で探すときは、
いないと思ってもじっくり眺めるのが虫を見つける近道だと思います。

今回は短めですが、バッタ探しゲームを書かせて頂きました。
これに挑戦したら次は実際に公園でも探してみてください。

コツはじっくり眺めることと違和感を感じたところを確認することです。

もしかしたら公園で私と遭遇することがあるかもしれませんよ。

以上、残暑にも負けないで虫を探している たいしょー でした。

たいしょー

こどもグループ主催・自然体験プログラム拡大版 『ミニチュア多摩川づくり』 【自由研究応援企画】 8月17日(金)実施報告

8月17日(金)『ミニチュア多摩川づくり』を実施しました。
この企画は身近な自然の一部を「粘土や自然物をつかってミニサイズで作ってみよう!」というものです。

まずは園内にある日本庭園『帰真園』とサンクチュアリを散策。河川流域の環境の移り変わりを体感した後、材料集めを行いました。

意外に知られていないことですが、実は『帰真園』は多摩川の縮景としてつくられています。
つまり多摩川の上流(奥多摩)から下流(二子玉川周辺)までの様子を、サイズを小さくして庭園内につくっているのです。
参加者はスタッフの解説を聞きながら、下流(庭園内の旧清水邸付近)から上流に進んでいくに従って川幅や道幅、植物の種類・高さや密度、岩の大きさなどが変化する様子を観察しました。

サンクチュアリの植物もほとんどが河原から自然に運ばれてきたものばかりで、帰真園と同じく多摩川河川敷の縮景になっています。
サンクチュアリでは自分の好きな草や花を集めてもらいました。

散策の後は多摩川のお話を思い出しながら、集めてきた材料を使ってさっそく「多摩川づくり」に取り掛かりました。


スタッフが事前に用意した石や木も使いましたよ!

川の景色を思い浮かべながら粘土の土台に石や砂を並べ、思い思いに草木や花を挿して、自分だけのミニチュア多摩川をつくっていきました。

最後は完成した作品と一緒に記念撮影!それぞれの個性の中にも、しっかりと川の様子が再現されたすばらしい作品ができましたよ!




手に入れるのが簡単な材料ばかりなので、お家でもぜひ挑戦してみてほしいと思います。今回つくった作品とつなげてみても面白いかもしれませんね!

大きくなったかな?

7月の記事でお伝えした子ども花壇の様子。
まだまだ小さかった芽や花のつぼみは
どのように成長しているでしょうか・・・?

あれから1か月ちょっとが過ぎたこども花壇は・・・
とってもにぎやか!!

 
 

小さな小さな種から、こーんなにたくさんの花が咲きました!

ヒマワリはなんと180cmまで成長したものも…!
植物の成長はすごいなあ~

公園にいらした時は
こども花壇で大きなヒマワリを見たり、お気に入りの花を探したり、
元気に育った花たちを楽しんでくださいね!

(ちばちゃん)

ジュニアサポーター8月『サンクチュアリの生きもの調査(夏)』

ジュニアサポーターの8月定例活動「サンクチュアリの生きもの調査(夏)」を実施いたしました。

過去の活動で、生き物の住みやすい環境をいくつも作ってきたサンクチュアリ。この夏の時期にはどんな生き物が見られるか調査をおこないました。

サンクチュアリ内は雑草を多く残していますので、夏はバッタの仲間がとてもたくさん見られます。

他にも刈り草の下にはコオロギの仲間、樹木にはカナブンの仲間など、色々な昆虫類が観察できました。

暑さもあって20分間と短時間勝負で昆虫類の捕獲をおこないました。

必死に網を振り回し、上空を飛び回るトンボも捕獲できました。

最終的に短い時間内でも22種の昆虫類を調査で確認することが出来ました。
ジュニアサポーターによるサンクチュアリ整備で、着実に生きものたちが増えていると実感できる活動となりました。

今後も活動を通じて、二子玉川公園の生物多様性へ貢献していきたいと思います。
ジュニアサポーターたちの活躍にご期待ください。

【みどりグループ】8月定例会議報告

8月の定例会議では以下のことを話し合いました。

1.事務連絡(今後のスケジュール、次回全体会のお知らせ)
2.10/22(土)公開活動『秋の花壇づくり』について
  (花苗決めなど)
3.9/15(土)定例活動『いのちの森育樹』について
  (当日の流れと役割分担共有)

定例会議の後半は、各担当( ⓵水やり ⓶花苗の数検討 ⓷いのちの森調査決め )
に分かれて、話合いなどの作業を行いました。

                                    以上です。

(詳細についてお知りになりたい方は、みどりグループスタッフまでお声がけください。)

【みどりグループ】9月スケジュール

9月は以下の予定で活動します。

15日(土)は12:30くらいまで活動時間を延長します。
(12:00~12:30は室内で振り返りや活動の共有などの話し合いを予定しています。)
ご参加される方はお弁当などをお持ち頂くと良いかもしれません。

暑い日が続いています。
少しでも体調が悪いなどありましたら、無理せずに活動をお休みしてください。
また、ご参加される方は熱中症対策を十分にしてご参加ください。
活動についてわからないことがありましたらビジターセンターまでお問い合わせください。

くも・雲・クモ・・・

今日はいいお天気ですね~。

空を見上げると、いろんな雲の形がありました。
川の流れのようなくも、綿あめみたいな雲・・・。
これ全部、ビジターセンターから見られたクモです。

刻々と移り変わる雲の形。皆さんはどんな風にみえますか?
空が広い、二子玉川公園ならではの楽しみです。
夏の自由研究にもオススメですよ。

*雲観察の際は、まぶしい太陽を見ないようにご注意ください。

(なべちゃん)

秋の気配

台風一過と共に酷暑が戻って来ましたね。
山の日、お盆と暑い盛りが続きますが、園内の動植物を見ていると、着実に季節は進んでいるのだなと感じることが多いです。

秋になると個体数が増えてくるというイチモンジセセリが目の前で止まってくれました。

イチモンジセセリの食草はチガヤ、ススキ、オヒシバ、ネザサなどのイネ科植物です。
帰真園では秋の七草のひとつ、ススキが穂をだしていて、子供のころの記憶よりもずっと早くから穂をだしているのだな、と再発見でした。

イチモンジセセリが産卵に来ていないか、卵や幼虫がないか探してみましたが、この日は残念ながら見つかりませんでした。
チョウを見つけたら蜜を吸いに来ているのか、産卵場所を探しているのか、周りに生えている植物から行動を予測するのも楽しいですよ。

(こんちゃん)

『拳』

この不思議な形の実を見たことがありますか?
ちょうど今園内の里山で見ることができます。

これは『コブシ』の実です!このデコボコした様子が人間の『握り拳』の形に似ていることから『コブシ』の名がついたと言われています。

写真の実はちょうど赤く色づき始めているところですが、
しばらくすると全体的に赤くなり、皮が割れて中から種子がでてきます。

もうすでに割れている実もありますが、コブシの実が熟す最盛期はおおよそ9月~10月なので、
夏休み中にどんどん赤く色づき始めると思われます。

そして、この赤く熟した種子を鳥たちが食べにやってきます。
運が良ければ鳥たちの食べている様子を見ることができるかもしれません。
ぜひ、どんなふうに鳥たちが食べているのか観察してみてください!

やたっち

【みどりグループ】7月の活動の様子

みどりグループの7月の活動の様子をお伝えします。

ナチュモコガーデンでは、水やりと芝刈り・草取りを中心に活動しました。
暑い日が続き土が乾燥しやすいので、
活動日ごとに時間をかけてたっぷり水をあげました。
また、咲き終わった花を摘み取ったり、
ドライフラワーにするために収穫したりしました。
 

コーヒー豆かす堆肥(園内カフェのコーヒー豆かすと落ち葉を活用しています。)
の切り返しも行い、温度の計測をしながらお世話を続けていきます。
 

酷暑のため、外での作業時間を短縮するなど
体調に気をつけながら活動しています。


活動体験も受付中!
8月の活動予定をご覧の上、ご都合のよい日にお越しください。
自由活動は初めての方も参加しやすく、オススメです♪