ジュニアサポーター」カテゴリーアーカイブ

ジュニアサポーター6月「多摩川の生き物調べ」

梅雨の中休み、夏の陽ざしが降り注ぐ中の活動となった6月のジュニアサポーター定例会。
今回は多摩川に出かけ、生き物調べを行いました。
多摩川は大人の背丈を超すくらいの草が生い茂る中をかき分けながら水辺へ到着。
初夏の多摩川は、覗き込むだけで何かが動き、生き物の気配を感じます。

 

草が被さる水辺には稚エビや小さな魚がたくさん。
昆虫も繁殖と生長の時期、ハグロトンボにウチワヤンマのヤゴが見つかりました。
自然の中での生き物探しは、「とにかく楽しい!」
ジュニアサポーターもスタッフも大いに一致、
目や耳や手の感覚を総動員して川の生き物となりました。

確認できた生き物は
ハグロトンボのヤゴ、ウチワヤンマのヤゴ、アメンボの仲間
スジエビの仲間
アメリカザリガニ
ハゼの仲間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
そして、この生き物!
川をすいすい泳いでいる所を捕まえました。

 

 

 

 

 

 

 

 

体長150㎝ほどもあるアオダイショウです。
ジュニアサポーターが捕まえました。

一歩水の中に入ると、たくさんの生き物が暮らす世界がありました。
前回の活動で公園の自然を、今回は多摩川の自然を調べたことで
それぞれの環境で生き物が暮らしていることを実感をもって知ることが出来ました。

次回7月は、帰真園の池に入って石の修復を行う予定です。
これからもジュニアサポーターの応援をよろしくお願いします。

ジュニアサポーター5月「いのちの森のごみ拾い」

ゴールデンウィークの喧騒が過ぎ去り、色々な生き物の息吹を感じられる季節となりました。今月は4名のジュニアサポーターといのちの森のごみ拾いをおこないました。

平成24年に苗の状態で植樹された「いのちの森」。順調に木々は育ち、今では立派な森へと変貌を遂げています。このいのちの森の管理作業をしてくれている公園サポーター「みどりグループ」からの要請があり、森の中のごみ拾いをおこなうことになりました。

いのちの森

いのちの森は木々が密集している為、森の中に入るにはジュニアサポーターのような身体の大きさが最適で、機動力を活かしてどんどんごみを集めてくれました。森の中には風で運ばれてきたごみがたくさん!

普段は入る事の出来ないいのちの森で、ジュニアサポーターたちは「秘密基地みたいで楽しい!」と張り切って活動をしてくれました。

その後はメインの活動場所「サンクチュアリ」で、生き物の住みかのメンテナンスをおこないました。以前に積んでおいたブロックが崩れていたり、組んだ木の枝が飛ばされたりしていたので、色々な工夫を加えて住みかを修復しました。



 

そして今回は今までに園内で未確認だった種類の昆虫を発見しました。ジュニアサポーターたちの活躍もあって、どんどん公園の生き物が増えてきています。

「ハネカクシ」の一種

次回は多摩川の生き物調査をして、公園との違いを調べてみる予定です。

ジュニアサポーター4月「サンクチュアリの生きものさがし」

新年度に入って最初の活動、今回は春の生きものを探しに行きました。
今回から3時半にスタートとなった活動も、ジュニアサポーター4人が参加しました。

サンクチュアリの茂みや生きものすみかにどんな生きものがいるのかを調べました。
最初は茂みに入り、虫網でガサガサ…さっそく見つかったのが大量のハエやユスリカの仲間。
枯草や朽ち木の下も確認してみると、やはりいた!うごめくダンゴムシとミミズたち!

様々な虫が生きものすみかに住みついてる喜びと、春の訪れを感じることが出来ました。

さらに、今回は生きものすみかの増築も行いました。
朽ち木のすみかに加えて、石(ブロック)と竹(ホウキ)を使ったすみかを作りました。

 

夏には様々な生き物が生まれるサンクチュアリになってほしいものです。
捕まえた虫は最後に元の場所に戻し、使った道具は次回も使える様に丁寧に洗ってくれました。

次回は、いのちの森に入り、どんな生きものがいるのか調査をしつつ、森の掃除をする予定です。

ジュニアサポーター3月「アズマヒキガエルの生体展示づくり」

今年度最後のジュニアサポーター活動、今回は2月に準備した材料を使ってアズマヒキガエルの生体展示づくりです。
カエルの棲んでいる環境を水槽につくろう!そしてふれあい休憩室で見てもらおう!
ということで張り切って作業開始。

 

「隠れる場所は?」「水場はどこに置く?」
土、木、枯れ葉やシャーレの位置を考えながらレイアウトしていきます。

のこぎりを使って、水槽に入るサイズに木を切る作業も上手です。

 

まわりは土だらけになりましたが、掃除もみんなで協力してしっかりやりました。

そして、アズマヒキガエルの成体を展示するなら、今が旬のオタマジャクシも!
と雨の中、帰真園へ出動。オタマジャクシを採集しました。
 

さらに、紹介カードもジュニアサポーターが作成。
 

見ごたえ充分の展示が完成!

ジュニアサポーターがつくった「アズマヒキガエル展示」。
ぜひふれあい休憩室に見にお越し下さい。
4月からもジュニアサポーターは活動を引き続き行います。
これからも応援をどうぞよろしくお願いします。

ジュニアサポーター2月「アズマヒキガエルの生体展示作成準備」

寒風吹きすさぶ中、2月の定例活動をおこないました。
今回は3月にお披露目する、アズマヒキガエルの生体展示を作る準備です。

まずはサンクチュアリへ移動し、展示用の水槽に入れる土や枯れ葉、石や木の枝などを集めました。この素材をもとにアズマヒキガエルのすみかを作ります。また、飼育するアズマヒキガエルの為に、あらかじめエサとなるミミズなども集めました。

 

その後はこの日のメインイベント、帰真園に移動しアズマヒキガエルの生体確保です!
前日の気温上昇+暴風雨で、多くのヒキガエルが春の目覚めで姿を現していて、瞬く間に6匹確保。その中で一番見た目の良い(?)オスを展示候補として連れ帰ってきました。このヒキガエルに付けた名前は「イケメン」。満場一致で決定しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回確保した展示材料や生体は、次月の定例活動で展示物へと仕上げます。その後この生体展示はふれあい休憩室で公開されますので、乞うご期待ください。

ジュニアサポーター1月「サンクチュアリの冬の生きものさがし」

2017年の初活動、この日はサンクチュアリで冬越し中の生きものさがしです。
少しずつ日が長くなっていることを感じる午後4時、ジュニアサポーター5人が集合。

20170117サンクチュアリ生きもの探し (4)_R

 

 

 

 

 

 

11月から作り始めた生きもののすみかにどんな生きものがいるか調べました。
枯草をひっくり返すと、まずはクモの一種が。土を掘るとジュニアサポーターの
小指ほどある太さのミミズが!朽木を動かすと「ギャー!」びっしりのダンゴムシ!

20170117サンクチュアリ生きもの探し (20)_R 20170117サンクチュアリ生きもの探し (14)_R 20170117サンクチュアリ生きもの探し (21)_R 20170117サンクチュアリ生きもの探し (26)_R

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュニアサポーターの作った「生きもののすみか」で寒い冬を凌いでいる生きものが確認できました。
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夢中で草をひっくり返し、土を掘り、木を運んだ証拠に
みんなの服にはチクチクとくっつくコセンダングサの種がたくさん。
「もうやだ」と言いながらも種を外し、全身で冬の原っぱを感じた活動となりました。

20170117サンクチュアリ生きもの探し (30)_R 20170117サンクチュアリ生きもの探し (32)_R

 

 

 

 

 

 

 

次回は、ふれあい休憩室で飼育している生きもの(ダンゴムシ、アズマヒキガエル)のエサさがしなどのお世話をする予定です。

 

 

ジュニアサポーター12月「生きもののすみかづくりPart.2」をやりました

気温が下がり冬らしくなってきた12月20日の夕方、ジュニアサポーター4人が集結しました。
今回の活動は前月に続き、公園内のサンクチュアリに生きもののすみかづくり。
多摩川に出かけ大きめの石を集め、園内のサンクチュアリに新たな生き物のすみかをつくります。

多摩川に移動するとまずはひと遊び。スタッフ含め、遊びの衝動を抑えることができません。

20161220ジュニアサポーター定例会 (8)
20161220ジュニアサポーター定例会 (11)

そして本題にうつり、すみかづくりに適した石探し。丸い方が良いか、ゴツゴツした方が良いか熱い議論?を交わしながら集めました。

20161220ジュニアサポーター定例会 (2)
20161220ジュニアサポーター定例会 (4)

これらの石を公園内のサンクチュアリに運びすみかづくり。前月は流木をくみ上げたすみかをつくり、今回はその隣に石のすみかを新設しました。

20161220ジュニアサポーター定例会 (13)
20161220ジュニアサポーター定例会 (17)

気が付けばもう日暮れの時間。あっという間の1時間でした。
次月はこれらのすみかに集まる、生き物調査を実施します。

今後の活動も、乞うご期待。

ジュニアサポーター11月「生きもののすみかづくり」をやりました

雨上がりの晴れ間が覗いた午後4時、ジュニアサポーター4人が集結しました。
今日の活動は、公園内のサンクチュアリに生きもののすみかづくり。
多摩川に出かけて朽ち木を探し、園内のサンクチュアリに虫や生き物のすみかをつくります。

「富士山が見える!」と赤い夕日が照らす中、みんなで多摩川河川敷へ出発。

20161115定例会・多摩川スタックづくり (1)

河川敷から、河原の小さな流れを飛び越えて多摩川探検スタート。
水切りをしたり、ハマダイコンを引っこ抜いたりしながら、朽ち木を探します。
多摩川は公園には無い未知の世界。みんな体を目いっぱい使って、多摩川を楽しみました。
20161115定例会・多摩川スタックづくり (9)
20161115定例会・多摩川スタックづくり (16)

見つけた朽ち木は、なかなかの大きさと重さです。
「ちゃんと持てよー」「お前がやれよー」と賑やかにみんなでサンクチュアリへ運びました。
土を掘り、朽ち木を組み上げて今日の作業は完了。
20161115定例会・多摩川スタックづくり (4)

20161115定例会・多摩川スタックづくり (18)

20161115定例会・多摩川スタックづくり (22)

みんなで活動をすることが楽しい、という感覚が伝わってきて、スタッフもとても楽しいひとときでした。
公園を利用する大人のたちも、にこやかに活動を見ていました。

来月も生きものの住処づくりの作業を行う予定です。
これからもジュニアサポーターの活動をあたたかく見守ってください。

冬に向けて

OLYMPUS DIGITAL CAMERA本日はジュニアサポーターたちと、サンクチュアリに生き物たちの冬越し用すみかづくりの準備をおこないました。

まずは皆で多摩川に流木探しに。昆虫や爬虫類、両生類が冬を乗り越えられるよう、大きな流木を探します。
さすが多摩川!すぐに流木を見つけることが出来ました。

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ここからは大人の出番と思いきや、元気いっぱいのジュニアサポーターたちは自ら運搬に取り掛かりました。
公園と多摩川は近いものの、大きな流木はかなりの重さです。根性で持ち続ける子、すぐに諦める子とそれぞれの個性が垣間見えて面白かったです。

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みんなのおかげで準備が整い、あとは来週の定例活動日にサンクチュアリにこの流木を配置して完成を目指します。

ジュニアサポーター定例活動報告

ジュニアサポーターの10月定例活動をおこないました。
20161018ジュニアサポーター定例会 (4)

今回の活動内容は…
①ふれあい休憩室にバッタの生体展示を作る!
②「サンクチュアリ」に繁茂しているコセンダングサ(外来種)を刈り取り、生き物の生息環境を良好に保つ!

以上の2点をおこないました。
まずは「サンクチュアリ」に移動し、展示用のバッタを捕獲することからスタート。
20161018ジュニアサポーター定例会 (10)

なるべくたくさんの種類を展示したいので、色々なバッタを確保するためにジュニアサポーターたちは奔走!そこはさすがの小学生、30分ほどで約10種も捕獲できました。

20161018ジュニアサポーター定例会 (13)

 

続いてはコセンダングサの刈り取り。種を付ける前のこの時期に一本でも多く駆除をしたく、ジュニアサポーターが活躍してくれました。きっと少しずつ成果は現れると思います。

20161018ジュニアサポーター定例会 (24)
最後はふれあい休憩室に移動し、捕獲したバッタの生体展示を作成。展示用の水槽に生息環境をイメージできるようにエサの草や石、木の枝などをジュニアサポーター自ら配置。バッタの種数も含め、かなり見ごたえのある展示が出来上がりました。

このバッタ展示は10月一杯ふれあい休憩室で見られますので、ぜひ、ジュニアサポーターたちの成果をご覧ください。