見どころ」カテゴリーアーカイブ

梅雨の楽しみ♪

関東も梅雨入りし、雨や曇りの日が続いています。
こんな季節はなかなか外に出るのも難しいですが、公園では様々な花たちが咲き誇っていますよ。

足元を見ると、ネムノキのほわほわの花が落ちていています。クチナシの花も咲き始めました。顔を近づけるとあま~い香り。クチナシにはつぼみがたくさんついていて、これからまだまだ楽しめそうです♪

キキョウにホタルブクロもひっそりと咲いていました。虫たちが袋にさかんにもぐっては出て飛び立って行きます。

富士見台横のスロープでは、アジサイが見ごろを迎えています。
梅雨時期ならではの景色です。是非散策してみてくださいね。

(たっきー)

初夏の訪問者

初夏と言いつつも、すっかり梅雨となりました。

この時期は晴れさえすれば、色々な生きものを見ることができる時期でもあります。

 

今回はその中でも、たまに見かけることができる訪問者をご紹介します。

【ウバタマムシ】

東京では絶滅危惧種に指定されているタマムシの仲間。実は園内では毎年見かけております。

マツが好きな昆虫で、成虫はマツ葉を食べます。

思ったよりも可愛らしい顔つきをしながら、しっかり食べる…

 

こんな生き物を探しに、是非公園にもいらしてみてくださいね。

 

以上、見どころを久々に紹介したのは たいしょー でした。

たいしょー

 

チョウいろいろ

最近の公園のお気に入りは、
いろいろなチョウたちを見つけて写真を撮ることです。

今日は園内をぐるっと周って、4種類のチョウの写真を撮ることができました!

まずは、ベニシジミ。
オレンジ色の翅が鮮やかです。
ちょっと休憩といったところでしょうか。

次は、キタキチョウ。
頭をツツジに突っ込んで蜜を吸っています。
じっと見ていると、食いしん坊に見えてきます。

そしてこちらは、モンキチョウ。
口から長いストローが出ています。
おいしそうですね。

最後は、キマダラセセリ。
お顔の正面に回っても、全然動く気配がありません。
食事に夢中です。

次はどんなチョウと出会えるのか…園内でチョウ探しは続きます。
梅雨の晴れ間を狙ってみなさんもチョウを探してみませんか。

(あいあい)

じっくりムクドリ

午前中にも関わらず、陽射しが強く暑い園内。

そんな時は、日陰で休みながら、身近な鳥をじっくり観察してみます。

今日はナチュモコガーデンで、ムクドリに注目!

草むらからお尻がひょっこり!
どうやらエサを探し中。

フェンスにも違うムクドリを発見!
羽づくろい中ですが・・・

ずるっ

すてん

足を滑らせるも、なんとか体制を持ち直してました・・・ハラハラ

10分観察しているだけでも、色々な仕草が見られました!

特に午前中や夕方は活発に動いているので、
ぜひ一休みしながら身近な鳥たちに注目してみてください。

(まーちゃん)

五感で初夏の帰真園さんぽ

真夏のような日差しを浴びて、午後の帰真園を歩いてきました。「暑いかな」と思っていましたが、木陰もあり水の音もする帰真園、思っていたより涼やかです。

今日はみる・聞く・かぐ・味わう・ふれるをテーマに探してみよう!と歩き始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【みる】
アジサイの花が何カ所か咲いていました。まだまだ楽しめそうです。

ドングリの仲間「コナラ」の小さな小さな実。これからだんだん大きくなりますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

【聞く】

帰真園のお楽しみは水音。暑さとあいまって、ひときわ気持ちよく感じます。そばに座ってゆっくり水音を楽しむのもおすすめです。

 

 

 

 

 

 

【かぐ】

お馴染みの?ドクダミの香り。毎年かぐとそうだ、こんな香りだったと思いだします。薬効があり、花が咲くころが一番効果があると言われています。

 

 

 

 

 

 

【味わう・ふれる】

帰真園には何種類もサクラの仲間がありますが、こちらはオオシマザクラ。葉っぱが大型で産毛がなく、「桜餅」の材料になります。さわってみると・・・なるほどつるつるしています。黒く熟した実を鳥たちが食べている場面に出会うことも。今日の実はまだ苦そうですね。

五感を考えながら探してみると、ふだんはあまり目にはいらないものも見つかり、ふれる機会にもなりました。皆さんも初夏の帰真園でお散歩を楽しみませんか。(みほねえ)

鳥の羽のヒミツ

しとしと雨が続きますね。

雨でも野鳥たちはへっちゃらなようです。

ハシボソガラスもムクドリも、ハトやスズメも地面や水の中をついばんでいました。

…寒くないのかな?風邪、ひかない?

それが意外と大丈夫。ヒミツは羽に隠されています。

実験してみましょう。

キジバトの羽です。

右から初列風切(翼の先の羽根)・大雨覆(翼の中央部の羽根)・体羽(背側の羽根と腹側の羽根)を用意しました。

まずは体羽を観察。

ふわっふわ♪ 鼻息だけで飛ばされてしまうほどの軽さです!

拡大してみると、1本の羽毛が枝分かれし、さらに細かい羽毛が生えていました。

これなら1日中外にいても寒くなさそうですね。

次は、翼の羽根で実験。羽根に水を垂らしてみます。

水滴がころころっと転がるように水を弾きました!

た、たのしい…!

ちなみに根本のふわふわ部分も撥水性バツグンでした。

翼の羽は、細かい羽毛が重なり合う特殊な構造をしています。

そのため、水滴は羽にしみ込むことなく表面張力により丸くなって転がり落ちてしまうのです。

さらに鳥類は腰の辺りにある尾脂腺(びしせん)という器官から脂を分泌します。

この脂を全身にコーティングするように羽繕いすることで、さらに撥水効果をアップさせているのです。

雨が降っても野鳥が活動できる理由は、羽のつくりにあったのでした。

 

今週は愛鳥週間。ぜひ身近な野鳥に目を向けてみてはいかがでしょうか。

 

(ぱるる)

 

春を迎えた帰真園の生きものたち

まだまだ朝夕の寒暖差がありますが、

天気の良い日は公園でもたくさんの生き物を見ることができます。

 

今日は帰真園の池でおなじみの生き物を見つけたのでご紹介します。

ここで突然ですが、下の画像の中に生き物が写っているのがわかりますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画像の中央に注目ください! 

 

 

 

 

                                                                         

 

 

 

 

別の画像でもう少し近くで見ると…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだかわかりますか?

トンボの幼虫、ヤゴです!

これは「ショウジョウトンボ」という真っ赤なトンボのヤゴです。

この時期池にいるのは冬越しした幼虫たちですが、

成虫も少しづつ見かけるようになってきました。

池の周りを飛ぶたくさんのトンボたちの姿を見る日ももう間もなくです…

 

最後にビジターセンターからお願いです!

帰真園の中で生きもの採集はできません。

見つけたときは採集せずにそっと観察してみましょう。

 

(やたっち)

 

 

 

 

 

 

 

 

お花が終わっても‥‥‥

次々とお花が咲く季節ですね!

二子玉川公園ではサクラも終わり、今はフジやツツジが開花中。

春は目まぐるしく花が移り変わっていきます。

見たかったのに、あっという間にお花が咲き終わっていた、ということも。

お花も綺麗だけど、その後って、どうなっているか見たことありますか?

 

こちらは3月に咲いていたユキヤナギ。

 

今はこんな感じ。お花が終わって寂しいな‥‥‥。

いえいえ、近づいてみてください。良く見てみると‥‥‥。

 

花が終わって緑の実がついています。茶色いのは実が熟し既に種が出てきたもの。

お花が終わっても植物は活動を続けています。

 

 

こちらはヤマブキのお花。今はすでに、花びらが散っていて……。

 

現在の姿がこちら。ガクとめしべだけが残っています。なんだか小さなお花の様ですね。

この後、タネが出来始めます。

 

植物はその時々で様々な姿を見せてくれます。

ちょっと地味かもしれませんが、お花の時期以外も注目してみてくださいね!

(ゆっきー)

 

しっとり雨の帰真園

初夏の陽気も束の間、花冷えの言葉通り肌寒い日が続いています。
今日は雨の帰真園を散策してみました。
雨の日はいつもと違うしっとりとした表情です。

ソメイヨシノの季節は終わりましたが、足元は春の花々でいっぱいの色とりどりの世界が広がっていましたよ。シャガやエビネ、他にもたくさんの花々を楽しむことが出来ました。

足元に気をつけて進んでみると…フジが綺麗に咲いています。庭石にもよく映えていますね。ベンチに座ってゆっくり藤の花を眺めてみるのも良さそうです。

他にもツツジの仲間やボタンも見頃を迎えています。

新緑を見て、足元の花々を見て、みどころたっぷりの春の帰真園、ぜひお散歩してみてくださいね。
(たっきー)

 

あっちもこっちもナミテントウ

春らしい陽気の中、園内の色々な場所で見られるカラスノエンドウ
帰真園の清水門の近くにもたくさん生えていて、アブラムシがぎっしりついています。
(あえて遠くから撮影しています)

そのカラスノエンドウをよーく観察してみると・・・

ナミテントウ!

ナミテントウ!

ナミテントウ!

ナミテントウがたくさんいました!
ナミテントウはアブラムシが大好物なので、今の時期はアブラムシのついた
カラスノエンドウ周辺を探すと見つかることが多いです。

また、黒地に赤の斑紋タイプや赤地に黒の斑紋タイプなど
翅(はね)の模様も色々な種類があるので、
注目してみてください♪

(まーちゃん)