二子玉川公園ではアジサイが咲き始めました!
特に駐車場出入口に近いスロープ脇に沢山咲いています。
帰真園など園内その他の場所でも綺麗に咲いています。
じめじめとしたこの季節ですが、雨に映える紫陽花に癒されています。
(ゆっきー)
二子玉川公園ではアジサイが咲き始めました!
特に駐車場出入口に近いスロープ脇に沢山咲いています。
帰真園など園内その他の場所でも綺麗に咲いています。
じめじめとしたこの季節ですが、雨に映える紫陽花に癒されています。
(ゆっきー)
雨の多い季節がやってきましたね。
日差しの強さや暑さを気にせずじっくり自然観察ができるので、私は雨の日が好きです。
今回は、そんな私流の雨の日の楽しみ方をご紹介します!
まずは、足元を見てみます。
湿度が高いので、コケが生き生きとしています。
手で優しくなでて、ふわっとした感触に癒されます。
次に、耳をすませます。
近くで鳥の鳴き声が聞こえてきます。
木の枝に、シジュウカラが止まっていました。
雨の日はいつもより人の気配が薄れるのか、あまりこちらを気にしていない様子でした。
近くにシジュウカラの幼鳥もいました。
どこかあどけなさがあってかわいいですね。
雨粒がたくさんついても気にしていない様子のカルガモ。
水鳥だからでしょうか…。
雨の中でも色々な発見があります。
風邪をひかないようしっかり雨対策した上で、是非雨の日のお散歩も楽しんでみてください!
(まーちゃん)
今日は一日雨模様。
少し肌寒いこともあり、園内は閑散としています。
静かな帰真園を巡回中、ふいに足もとで何かが跳ねました。
おや・・・?
小さな小さなアズマヒキガエルです。
まだカエルになったばかりで、大きさはヒトの手の小指の爪ほどしかありません。
よく見ると、帰真園のいたるところで赤ちゃんガエルが歩き回っていました。
湿度が上がり、エサを探して活発に動いているようです。
※アズマヒキガエルに限らず、上陸したばかりのカエルはとてもデリケートです。
見つけても持ち帰らず、そっと見守ってあげて下さいね。
無事に大きく育ってくれたらいいな~
(まっつん)
遠出がなかなかできないこのご時世、ストレスがたまっちゃいますね。
でも、身近なところでも視点を変えてお散歩をすると、意外と楽しいことを発見できるかも。
今日は、公園内で私のお気に入りのお散歩コースをご案内。
帰真園上野毛口を背にして、小路を上って行きます。ではスタート!
アセビの新葉が薄いピンクの優しい色。
カラスノエンドウは種がはじけ飛んだ後。鞘が真っ黒でくるくる巻いていて、チョコ菓子みたい!
おなじみのシロツメクサ&アカツメクサ。紅白で縁起がいい?
キンシバイはつぼみが膨らんでます。もうすぐ咲くかな?
ニワゼキショウの可愛いお花。
ドクダミ。ちなみに白いのは花びらでなく苞(ほう)と呼ばれる部分です。お花は中心の黄色い部分です。
ハルジオン。乾燥させてハーブティーで使えるそうです。
花も葉も可愛らしいオッタチカタバミ。
ヤマハギの新葉。アブラムシとそれを食べるテントウムシの幼虫がいました。
ちんちゅん。上を見上げるとスズメが飛んでます。
ゴール。いこいの広場の前に出ます。
まっすぐ歩くと1~2分ほどの道です。でも、のんびり歩いて、右、左、下、上と辺りを見回すと、可愛かったり、面白かったりする植物や生き物が発見できます。
数日すると、見られるものが変わってきます。花が咲いたり、実になったり、新たな虫がやってきてたり…。
朝と夕方でも違う発見があるかもしれません。
いつもと同じ道でも、注目する部分を変えて歩くと、お楽しみが増えるかもしれません!
(ゆっきー)
前回に引き続き、シロツメクサをご紹介します♪
大人も子どもも、きっと1度は探したことがあるでしょう。
四つ葉のクローバー。
見つけると幸せが訪れるというウワサのアレです。
実は公園内のあちこちで生えています。
さてクイズです。四つ葉はどこにあるでしょう?
…見つかりましたか?
ここでした~!
公園内は意外と四つ葉が豊作で、この写真にはなんと2本も!
よ~く探してみましょう…
ここと、
ここでした!
幸せは足元にあるものなのかもしれませんね~。
(ぱるる)
今園内では草広場をはじめとして、シロツメクサがたくさん見られます。
花冠を作ったり、指輪にしてみたりと私たちにとっても身近な植物ですが、
生きものにとっても魅力的な植物のようです。
まずは、こちら。
ちょっと翅がボロボロになっていますが、ツバメシジミです。
花から花へと移動しながら、蜜を吸っていました。
そして、こちら。
ミツバチです。
蜜を吸うことに夢中で、少しずつ近づいてみても全然気づかない様子でした。
今回は2種類の生きものでしたが、次はどんな生きものが見られるのか楽しみです。
(あいあい)
春はいっぱい次々お花が咲いて、うきうきする季節ですね。
でも、春はお花だけではない、他にもお楽しみがあります。
新しい赤ちゃん葉っぱは、やさしい色合いだったり、柔らかかったり、ふさふさと毛に覆われていたり、成長した葉っぱとはちょっと違います。
アセビの葉っぱ:新しい葉は赤みを帯びて柔らかそう
ソヨゴの葉っぱ:新しい葉は薄い黄緑。成長すると濃い緑に。
スダジイ:新しい葉っぱが開く前スダジイ:新しい葉っぱが開き始めるとこんな感じ。
これは、なんの新芽かな?
葉が出てきたこんにちは、赤ちゃん葉っぱ!赤いんだね~~これはタブノキでした。
赤ちゃん葉っぱは、少し時間が経つと、いつの間にか、いつも見る葉っぱに成長します。
この時期の短い期間限定なので、探してみてくださいね。
(ゆっきー)
園内の色々なところで、「チュン、チュン・・・」と鳴き声が。
鳴き声の持ち主を探してみると、スズメがせっせとお食事をしていました。
何を食べているのか気になってしまい、脅かさないように遠くから観察してみると・・・
じーーーーーっ
パクッ
よーく見てみると、どうやら綿毛をくわえているようです。
おそらく、綿毛についた種を食べているのでしょう。
最後はぴょんっと飛んで草むらの中に消えていきました。
(まーちゃん)
4月になりました。ここ数日はかなり暖かい陽気で、なんだかお昼寝がしたくなりますね。
帰真園の木々も、続々と春の装いに変わってきています。
ヤマブキとシロヤマブキが綺麗に咲いていました。
黄、白、緑の配分が絶妙ですね!
他も、ブナの新芽や・・・
コナラの新芽など、この時期限定の芽吹きの様子も見られます。
フワフワの細かい毛が密生し、なんだか動物の手のようにも感じられて
面白いですよ~!
最後に、ちょっと意外なものを発見しました。
なんと、フジの花がもう咲き始めていたのです!
もしかしたら、今年の春はいつもより駆け足で過ぎてしまうかも?
(まっつん)
毎月1回多摩川で行っている水生生物調査のお話です。
調査で採集される生物の種類や数は月によって少しづつ変わります。毎年10月から3月の調査では水生昆虫類の数が増えてくるのが特徴です。水生昆虫というとなかなか馴染みが無いかもしれませんが、実は身近な場所にも棲んでいて皆さんのよく知っている昆虫もいるんですよ!
上の写真は公園でもよく見るトンボたちです。
5月頃から園内や河川敷で目にする機会も増えてくると思います。
実はこのトンボ達も水生昆虫の仲間なんです!とは言っても、水の中に棲んでいるのは幼虫の時だけで「ヤゴ」と呼ばれる調査でもおなじみの生き物です。今回は調査で採集したヤゴを紹介していきたいと思います。
まずは上の写真で紹介したトンボたちから…
左上からシオカラトンボ、右がアジアイトトンボ、下はハグロトンボのヤゴです。池や沼にも生息しているヤゴで調査では岸近くの流れの緩やか、または流れのない場所でよく見つかります。この3種は成虫、幼虫共に二子玉川周辺ではとても馴染みのあるトンボです。
次に紹介するヤゴたちは二子玉川周辺で成虫を見る機会は少ないトンボたちです。
左上から…
ヒメサナエ。成虫は主に河川の源流域や上流域に棲むので、公園周辺で成虫を見ることはまずない種類です。
右はオナガサナエ。このヤゴも調査でよく見つかりますが、成虫を確認したことはありません。
この2種類は流れの早い場所で、石の下や砂の中に潜って暮らすサナエトンボの仲間です。
下は…
コオニヤンマ。オニヤンマという種類のトンボがいますが仲間ではなく、サナエトンボの仲間です。成虫はサナエトンボの中で一番大きくなりオニヤンマを小さくしたような姿からついた名前と言われています。同じサナエトンボですが、こちらは岸辺や流れの緩やかな場所で、落ち葉の下などに隠れて暮らしています。
ここでヤゴの豆知識をひとつ!サナエトンボのヤゴとその他のヤゴを見分けるポイント、それは触角です!
上の画像を拡大してみました。
2本飛び出ているのが触角です。 最初に紹介した3種類のヤゴと比べてみるとサナエトンボは触角の先が尖らず、幅が広いのがわかると思います。
さらに付け加えるとサナエトンボは種類によって形や角度が違うので細かく見分けるポイントの一つになります。
調査ではこれまで13種類のヤゴを採集しています!これから少しづつ紹介していきたいと思いますので楽しみにお待ちください。
(やたっち)