見どころ」カテゴリーアーカイブ

すき、きらい、すき、きらい、すき‥‥

公園の遊具の遊び場で、みんなの目を引く鮮やかなオレンジ色…!
「キバナコスモス」が満開をむかえています。
夏ごろから咲いていましたが、秋になり、大人の背丈ほどに伸びました。

盛りを終えた花の中には、すでに種になっているものも。
細く黒い種が放射状に集まり、チクチク、トゲトゲしています。

種は風に吹かれるなどして自然にこぼれ落ち、来年の夏ごろからまた、どんどん芽が出て花を咲かせてくれます。
放っておいても育つしなやかさは、まさに「野生の美」という花ことば通り!

ほかにも、キバナコスモスの花ことばには「幼い恋心」もあるようです。
花ことばと関係があるかどうか分かりませんが、
花びらを一枚一枚とって恋を占う遊び、昔やったことを想いだしてキュンとしたのでした。

(でこぽん)

 

 

 

 

秋じゃないものみーつけた

秋の気配を感じるものを探そうと園内を歩いていると、
サクラの花が咲いていました!

いのちの森で見つけたヤマザクラです。


こちらは、コブシのつぼみ。もうすぐ咲きそうです。

両方とも本来は春に咲くのですが、
植物たちも今年の暑さでリズムが狂ってしまったのでしょうか。

秋の気配を探すつもりが、「秋じゃないもの探し」になってしまいました。

(あいあい)

 

秋の実り

早いもので、9月も半ばに差し掛かりました。
公園の植物も、徐々に秋の色が濃くなってきています。


帰真園のタカノハススキは穂が開いてきました。

他にも園内の随所に秋の気配が…


 
イチョウに生っている銀杏です。だいぶ黄色味が強くなってきました。


 
帰真園のイロハモミジも、かなり実が目立つようになりました。
モミジの種には、まるで羽のような形をした部分があり、熟して落ちるときに
クルクルと回転しながら、風に乗ってゆっくりと落下します。少しでも遠くに
種を運び、子孫を広げていくんですね。
写真右側の種はもうそろそろ落ちそうです。羽つきの種が落ちていたら、ぜひ
高いところからそっと落としてみて下さい。とてもユニークな動きをしますよ!


これからの時期、様々な種類の木が実をつけます。
よく観察して、形や色、大きさなど、特徴の違いを比べてみてください。
新しい発見があるかも?
(まっつー)

空から感じる季節

まだまだ暑いとはいえ、朝晩の冷たい空気や、だんだん聞こえるコオロギの鳴き声に、どことなく、夏のおわりを感じるようになってきました。

  二子玉川公園はとても見晴らしがよく、空のようすがよく見えます。
  先日は、沢山のあたたかく湿った空気が空にあがって、立派な入道雲ができあがっていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  青空に浮かぶ大きな雲を見られる日も、今年はもう、残りわずかかもしれませんね。
  公園に来たら少しの間、空をぼーっと眺めてみてください。
  今日の雲は、どんなかたちをしていますか・・・?
 
(でこぽん)

秋が近づいてきた

今日は雨が降ったり綺麗に晴れたり忙しいお天気です。

雨で空気が澄んでいるのか、合間に見える青空が素敵でした。

帰真園を散策していると、もう秋の顔が見えていましたよ。

少しずつ染まってきたコムラサキです。グラデーションを楽しめるのは今だけですね。

どんぐりも所々茶色く熟してきました。

一足早く地面に落っこちている実をよく見ると、穴が空いていました。ドングリムシが卵を産んだのでしょうか。可愛らしいゆりかごですね。

池の近くまで足を運ぶとマスクをしていてもほんのりいい香りがします。

カツラの葉っぱが落ちて雨に濡れて香りを放っているようです。

人がいないことを確認して…マスクを外すと甘い香りと秋の涼しい空気が肺に広がってとても気持ちがいいですよ。

 

他にも、季節の変わり目の園内はみどころがたくさんありました。

ぜひゆっくりお散歩しに来てくださいね。

 

(あしこ)

夏のミノムシ

 

 

 

 

 

 

 

 

ある日の巡回中、ヤマハギの木で不思議なものを見つけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはいったい何だと思いますか?

 

実はこれミノムシです。ミノムシというと…

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな形をしていて、秋から冬に枝からぶら下がっているイメージを皆さんは持っているのではないでしょうか?

ミノムシは日本に20種類以上いると言われていて、種類によってミノの形や材料等が少しづつ変わります。2枚目のミノムシの写真は冬越し中のオオミノガです。今回見つけたのはニトベミノガなので作り方が違うのがはっきりわかると思います。

木の葉の落ちた冬に比べ見つけるのが少し難しいですが、今の時期見ることができるのはミノの中で産卵した成虫雌の可能性があります。出てきた幼虫たちはそれぞれミノをつくり冬越しをするので、冬の公園でまた見つけることができるかもしれませんね。

最後に今回見つけたミノムシ達を紹介して終わりにしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(やたっち)

盛夏の帰真園

午後の太陽がぎらぎらと照りつける中、帰真園ではセミが元気に鳴いています。夏のセミと言えば!なアブラゼミ、どこからか「ツクツクオ―シー」とツクツクボウシの声も聞こえてきます。

水の流れる音は、ひと時暑さを忘れさせてくれます。池のほとりで涼やかな音に耳をすませてみてはいかがでしょうか。

門の前ではシュウメイギクが風に揺られています。今は夏真っ盛りですが、すぐに秋がやってくるのでしょうか。コムラサキも淡く色づいてきました。

気温の高い日が続きます。園内を散策の際は水分補給など気をつけて散策してくださいね。(タッキー)

夏の声

8月に入り、園内はセミの鳴き声に溢れています。
セミの声ってうるさくてキライ!という方もいらっしゃるかもしれませんが、
よく注意して聴いてみると、なかなか面白いですよ~

今日は園内でみられるセミをご紹介します^^


まずはこちら!アブラゼミです。
この時期、一番多くみられる種類ですね。
『ジリジリジリジリジリ』と、大きな声で鳴きます。
天気のいい日には、木と木の間を飛んでいる姿をよく目にします。



続いてはニイニイゼミです。樹皮と間違えそうな色合いをしていますね。
アブラゼミと比べると体が小さいですが、鳴き声の大きさは負けていません。
『チィ(ジィ)ーーーーーー』と、アブラゼミよりも高音で単調に鳴く声が聞こえたら、
近くにニイニイゼミが隠れているかもしれませんよ?


お次は、ライズの植栽でもよく見かけるミンミンゼミです。
名前の通り、『ミ~ンミンミンミンミンミィ″~~~』と鳴きます。
関東ではセミの代名詞というべき存在ですね。
翅(はね)はほとんど透明で、身体は主に緑・白・黒の三色塗り…と、なかなか綺麗な
色合いをしているオシャレな奴です。

以上、夏真っ盛りの二子玉川公園からお送りしました!
(まっつー)

オオミズアオの羽化

園内で発見したオオミズアオの幼虫。成虫になるまで観察を続けました。

夜間に羽化するかと気を抜いていたら、日中に羽化が始まり、大慌てでタイムラプス撮影をしました。…が、近すぎてピントが合っていないし、床を這いずり回るハエトリグモが何度も映り込むわで結果はいまいちでした。夏ですね。

(ぱんちょ)

夏の生きもの探し

梅雨も終盤に近付き、生き物たちが活発に動き始めました。

二子玉川公園は多摩川と国分寺崖線の水と緑に囲まれている為、

たくさんの生きものを観察することが出来ます。

昆虫や爬虫類、両生類など。身近な生きもの探しを二子玉川公園でお楽しみください。

(ぱんちょ)