見どころ」カテゴリーアーカイブ

ちいさな生き物たちの営み

帰真園、二子の帰帆河岸のちかくにあるススキです。

 

 

 

 

 

 

 

 

近くによってよく見ると…

 

 

 

 

 

 

 

 

ところどころに土の塊がついています。
どうやら自然についてしまったものではないようです…

さらによって見ると…

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさんのアリと…
黒いつぶつぶが見えます。つぶつぶの正体はアブラムシでした。
(写真の中でアリに囲まれる黒いつぶ)

アリの仲間にはアブラムシを保護・飼育し、アブラムシが出す甘露と呼ばれる排泄物を
頂戴する種類がいます。ススキにできた土の塊はアリたちがアブラムシのためにつくったシェルターだったようです。

日本庭園を歩いていて植物の根元や地面付近を注目する機会は少ないと思いますが、普段は見ない場所を見てみるとたくさんの発見があるかもしれませんよ!

(やたっち)

白い風車

梅雨に入り、雨や曇りの日が続いてますね~。

この時期になると帰真園内にあま~い香りが漂います。
その正体は、クチナシの花!
今日は湿度が高く、より一層、香りがたっています。

香りだけでなく、見た目もとってもオススメです。
花の開き始めの姿が風車のよう‥‥。
一番外側がほんのり緑がかっていて、可愛らしい!!

 

真っ白な色は数日だけなので、お早めにお越しくださいね~。                              
(なべちゃん)

若鳥の季節

園内を歩いていると
近づいてもあまり逃げない鳥がいました。

ムクドリという名前ですが、よく見ると姿が少し違っています。
何だか色が薄いような…。


(左が今回見かけたムクドリ、右は4月始めに撮影した大人のムクドリ)

ムクドリの子どもでした。
この春に生まれたムクドリが巣の外へ出てきたようです。
最初の内は親鳥と一緒にいる姿も見かけられましたが
この時期になると段々1羽でいるのをよく見るようになりました。


(上の写真は6月始め、まだ親子で行動していたみたいです)

巣立ちをしたのですかね?
ご飯を取る練習中でしょうか?

他にもスズメなどの子どもを見ることができますよ。
優しく見守ってあげたいですね。
(あしこ)

今年も森に初夏がきた!

二子玉川公園にある「いのちの森」。
初夏らしく、木々が青々としてきました!

ここは、区民の方たちの手で植樹された森。
まだ小さな苗木だったときから、公園サポーターのみどりグループ
様々な人たちが一緒にお世話をしてきて、今年で7周年になります。

いのちの森脇の園路からは、みんなでつくった樹名板が見られます。
歩きながら木の名前を見てみると、なんだか1本1本の木にも親しみが湧いてきます。

これから先、木々が大きく生長していって、公園でのお散歩がますます心地よく、
楽しくなっていくといいな、と森を眺めながら思うのでした。

(でこぽん)

にょきっ

ビジターセンター前のテラス。
ローズマリーやミントなどのハーブ、
ヤマブドウのグリーンカーテンなどがあり、
来園者のみなさんに見て、触れて、楽しんでもらうことを大切にしています。

先日、公園に遊びにきた子どもたちと一緒にお花の種まきをしました。

約1週間が経ち…小さな芽がにょきっ!
  

(左上:ヒマワリ 右上:ナスタチウム 左下:フウセンカズラ)

次から次へと芽が出て、
葉が大きく育ってきています。
子どもたちも「芽がでたー!」と嬉しそうです。
お花が咲くのはいつかな~?

水やりのお手伝いも大歓迎!
みんなで大切に育てていきましょう♪

(ちばちゃん)

梅雨のはじまり・・・?

びっくりするくらいの暑さが落ち着き
明日から6月になりますね。

もうそろそろ梅雨に入るということで
梅雨に定番のあの花が、公園内で次々と見ごろを迎えています。


アジサイの花です。
濃いピンクもあれば、まだパステルカラーに身を包んでいるものも
たくさん咲いていました。


ガクアジサイも咲いていましたよ。
小さくて可憐ですね。

ぜひ、お気に入りのアジサイを見つけてみてください。
(あしこ)

人も虜になる?!

これは帰真園の中にあるスダジイの木です。
時雨亭という東屋の横に立っているひときわ目立つ大きな木です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真では少しわかり難いかもしれませんが、全体的に黄色味がかっています。

 

近くに寄って見ると…


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄色いふさのようなものがたくさん生えているの様子がわかります。

実はこれはスダジイの花です!ちょうど今ぐらいの時期から6月あたりまでが見ごろで、木の近くに行くと強い香りがするのも特徴です。

 

スダジイはこの強い香りで虫たちを引き寄せ花粉を運んでもらっています。

人間も思わず近くに寄って行ってしまうかもしれませんね!

 

(やたっち)

 

あの花の名前

今、公園にたくさん咲いているあの花の名前をご存じですか?

まっすぐに伸びた細長い茎の先に咲く、うすむらさき色の小さな花。
道端でも、よく見かけますね。

「マツバウンラン」という名前の野草です。
新緑が心地よいちょうど今頃の時期に、毎年見られます。
風が吹くと、膝丈ほどの高さの茎が軽やかに揺れて、
なんだかこちらまで気分が軽くなるようです。

特に、春から初夏にかけてはいろいろな野草が見られます。
毎日なんとなく見ている野草たち。
名前を調べてみると、ちょっと身近になったような気がして楽しいですよ。
(わからない野草があったら、ぜひ公園のビジターセンターへお立ち寄りくださいね!)

(でこぽん)

雨中の虫も好き好き

年号も変わり心機一転。
のつもりが初日から雨が続いて何ともすっきりしませんね。

そんな中でも雨の降っていないタイミングを狙って
生きものを探しに行ってきました。

なぜならジメジメした日やぽつぽつ雨の降ってる時は
昆虫があまり動かないので写真に収めやすいからです。

それでは本日見つかった5選を紹介いたしましょう。


【クロハネシロヒゲナガ】
見たまんまの名前のガです。この時期にふわふわと足元を飛ぶのですが
やはり少し重そうでした。河川敷でも多く見つかります。


【ホソヒラタアブ】
アブの仲間ですが、とても複眼が赤かったのでとても目を引きます。
見ての通り、実はハエの仲間は飛ぶための翅を2枚しか持っていないのです。


【ナミホシヒラタアブ】
これもアブですが、何と言ってもこの平べったさが特徴的。
この仲間は雨の日はほとんど飛ばないので撮りたい放題です。


【ツバメシジミ】
雨の粒を飲んでいる様子が見れました。ですが、雨でもすぐに飛び立って
しまったのであまり観察できませんでした。


【バラルリツツハムシ】
名前にバラとついているのにフジやハギなどのマメ科の植物にも集まります。
園内ではフジでよく見かけますが、近づくとすぐに転がって落ちて逃げてしまいます。

案外、雨の中でも見つけることができるので
たまには雨の日にお散歩に来ては如何でしょうか。

以上、今回も虫話をさせて頂いたのは たいしょー でした。

たいしょー

春のおしゃれさん

天気が良く暖かい日には、子どもたちに大人気の虫が活発に動き出します。
その中のひとつ、テントウムシを見つけました。

写真を撮ろうとするスタッフとの追いかけっこが始まります。
カメラを近づけると気配がするのでしょうか・・・
上へとどんどん登って見えなくなってしまいました。

公園には赤や黄色、黒などの様々な色を持つテントウムシを見ることができます。
水玉模様もそれぞれでなんだかおしゃれですね。

ちなみに、上の写真のテントウムシはナミテントウ。
他にもナナホシテントウやニジュウヤホシテントウなど
種類もたくさんいます。

みなさんのお気に入りのテントウムシを見つけてみてください。
(あしこ)