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春はどこだ?

2月初めの帰真園の池の様子。
とっても寒い日の朝、水面が凍っていました。

少し前まではあんなに寒かったのに、
ここ数日は暖かい日が続いています。

そんな日は春を探すお散歩へ!
帰真園を歩いてみると…

▼ウメの花が咲いている!

▼枝ではメジロが休憩中~

▼池の中には…アズマヒキガエル発見!

▼さらによーく見ると、卵もありました!

身近な自然に目を向けてみると、
しっかりと春が近づいていることがわかります。

みなさんは公園でどんな「春」を感じますか?
見つけた「春」を教えてくださいね!

(ちばちゃん)

冬鳥ウォッチング

今日は2月とは思えないほど暖かく、お散歩日和ですね。

こんな日は、ゆっくりと野鳥観察がおすすめです。
今の時期は、冬だけ日本に渡ってくる冬鳥が楽しめます。

例えば、ツグミ。
木の枝に止まっていたり、地面をトコトコ歩いていたり。
じっくり見ると、背中やお腹に細かい模様があります。

こちらは、ジョウビタキのメス。
クリっとした黒い目が可愛らしいです。

自分なりのお気に入りのポイントを見つけると、より野鳥が好きになれる気がします。
みなさんも、ゆっくりと野鳥観察を楽しんでみませんか。

(あいあい)

楽しい雛祭り~♪

今年も旧清水邸書院の中に雛飾りが登場しました!

この雛飾り、元々は旧清水邸書院に置かれていたものではないのですが、
旧清水邸書院の建物が瀬田に移された時代にほぼ近い、昭和初期頃のとても貴重なものです。
現代ではあまり目にすることがない5段飾りに圧倒されます。

雛祭りと言えば、桃の花。
残念ながら帰真園の桃の花はまだ咲いていませんが、梅の花(白梅)が見ごろです。

これから実梅(白)、紅梅が楽しめます。
今年は暖かいので、雛飾りの展示と一緒に桃の花も楽しめると良いなぁ~。

雛飾りの展示は3月初め頃まで行っています。
旧清水邸書院の閉館日は外からご覧いただけます。
是非、この機会に旧清水邸書院、帰真園に足をお運びください!

(なべちゃん)

真冬の雨の日に思う事

2月というと寒さのピークですが、

時折気温が上がって、雨が降る日があります。

そうなるといよいよあの季節だな、とワクワクします。

アカガエルの仲間やヒキガエルの仲間といったカエルたちや、サンショウウオやイモリなど、一部の両生類たちの産卵の時期なのです。

わたくしの地元ではすでにニホンアカガエルの産卵が始まっています。

二子玉川公園の帰真園やいのちの森にはアズマヒキガエルがいます。

今の時期は岩の隙間や落ち葉の下でじっと寒さをしのいでいる彼らですが

恋(?)の季節が間近に迫っているのです。

ニホンアカガエルやヤマアカガエルの産卵が終わる頃、入れ替わるようにアズマヒキガエルの産卵が始まります。

南関東でのアズマヒキガエルの産卵のピークは3月頃。

帰真園でも見られるかもしれないカエル合戦が待ち遠しいです。


今日のアズマヒキガエル。じっと動きませんでしたが、起こしてしまったようで、目を開けていました。

(こんちゃん)

まだまだ冬ごもり

1月ももう終わり…
皆様はいかがお過ごしでしょうか?

風の強い日はあまり外には出たくないですよね。
そんな寒い公園では今梅が咲いちゃってます。

梅のように寒さに負けずに冬を越す生きものは実はたくさんいます。
昨年もやりましたが新年初の冬ごもり中の生き物さがしをしてきました。

簡単に紹介していきすよ~。

【オカダンゴムシ】
みんな大好きダンゴムシ。寒いとほとんど動きません。
一度に大量に見つかることもありますよ。


【ワラジムシ】
ダンゴムシのそっくりさん。冬でもウロウロしているのを見かけます。
ダンゴムシと同じ場所にいることが多いです。


【ナメクジ】
この時期に生きものを探すと良く見かけます。本当に多いです。
凄く湿った場所の石・木の下には必ずと言っていいくらいいます。


【モリチャバネゴキブリ幼虫】
日本産のゴキブリです。落ち葉なんかを食べています。
冬でも落ち葉の多い場所で見かけることがあります。


【アカシマサシガメ】
肉食のカメムシ。匂いを出しませんがつまむとたまに刺すことが…
木の隙間などで集団で見かけます。


【シロテンハナムグリ幼虫】
公園の虫代表と言えるぐらいいます。ちょっと土を掘ると見つかることも。
初夏にはきれいな成虫が公園で飛び回っていますよ。


【オオミノガの蓑】
以前紹介したのとは別個体。まだいましたね。
オスの成虫は5~6月頃に出るそうです。

今回紹介した生き物のほとんどが湿った石や木をひっくり返してみつかった物です。
公園に訪れたときに試してみるともしかしたら面白い生き物が見つかるかもしれませんよ。

以上、冬の虫探しを満喫する たいしょー でした。

たいしょー

冬の「いのちの森」

今日は冬の「いのちの森」に棲む生き物をちょっとだけ紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

まだまだ「森」と呼ぶには小さいかもしれませんが、中に入ってみると…


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…中はまるで別世界!ここが街中の公園だとは思えません。

さっそくどんな生きものがいるのか探してみましょう!

 

 

 

 

 

 

積もった落ち葉の下には…

 

 

 

 

 

 

公園のスター「オカダンゴムシ」を発見!

 

 

 

 

 

 

石をひっくり返せば…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モズを見ることもできましたよ。

 

 

 

 

 

 

静かに様子をみていると近くまで寄って来てくれました。

 

 

 

 

 

 

冬は一見何も見れないようですが、よーく探すと冬ならではの生きものたちの姿を見ることができます。冬のいきもの探しにぜひ遊びに来てください!
(やたっち)

子どもは風の子

寒い毎日が続いていますね。
「こんなに寒いと子ども達は遊びに来ないのでは?」と思いきや、
今日も元気いっぱい子どもたちの声が響いています。
子どもは風の子!を実感する毎日です。

そんな中、寒さに負けず元気いっぱいの子がここにも…
子ども達で賑わう遊具の遊び場にある『こども花壇』では
昨年秋にまいた種がすくすくと育っています。

▼アンゲロニアの芽

▼ニゲラの芽

▼クリムゾンクローバーの芽

秋に降り積もった落ち葉がお布団のように暖めてくれています。
このまま冬を乗り切って、
きれいな花を咲かせてくれるといいな!
みなさんも一緒に見守ってくださいね。

(ちばちゃん)

冬の風物詩

明けましておめでとうございます。
二子玉川公園ビジターセンターは、4日より開館しています。
今年も多くの方々と出会い、楽しい時間を過ごせる・・・そんな1年になればよいなぁと思っています。

さて、挨拶もそこそこですが、帰真園では今年も冬の風物詩が見られます!
去年の晩秋からあったのですが、皆さん気付いていましたか?

『わらぼっち』(左)と『コモ巻』(右)です。少し聞きなれない言葉かもしれませんが、昔から、冬の時期に庭園で見られたものなんです。

 

 

 

簡単にいうと、『わらぼっち』はボタンを冬の寒さから守るため。『コモ巻』はマツにつく害虫を捕まえるため。

近年では、『わらぼっち』を作る職人さんが少なくなったり、暖かくなってあまり必要としなくなったり、『コモ巻』については害虫を捕まえるには効果がないという話もでてきたり・・・と様々な理由で見かけることが少なくなってきたようです。

昔から続いてきた伝統のようなものがなくなってしまうのはちょっぴり寂しいですね。

ちなみにコモ巻の中には害虫以外の虫も集まってくるんです!
どんな虫がきているか探すのも楽しいですよ!
(なべちゃん)

春を待つ

冬至が過ぎて陽は長くなってゆきますが、寒さはこれからが本番。
ふっといのちの森の木々に目をやると冬芽が随分と目立ちました。

クリーム色のアラカシの芽。細かく重ねられた着物のよう。

赤みの差したタブノキの芽。アラカシの芽よりだいぶ大きく、1㎝ほどあります。

あめ色でおいしそうな色のヤブニッケイの芽。

春と言えば、桜ですね。こちらはヤマザクラの芽。

冬といえど、春の準備をしている植物たち。春もお花見も待ち遠しいです。(こんちゃん)

おちばを集めて…

前回の記事でもお伝えした
日本庭園にたくさんある落ち葉

先日、公園サポーターのみなさんと一緒に
落ち葉集めにでかけました。
 

たくさん集めた落ち葉は
袋に詰めてナチュモコガーデンへ…

この落ち葉は、
園内のカフェから排出されるコーヒー豆かすと合わせて、
堆肥へと生まれ変わります。

(前回のコーヒー豆かす堆肥づくりの様子)

春の新緑、夏の緑陰、秋の紅葉と私たちを楽しませてくれた木々。
落ちてしまった葉っぱも大切に使うための取り組みです。

(ちばちゃん)