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桜が散り始めると花が咲く

ソメイヨシノは既に満開シーズンを終え、
今まさに散り始めていますね。
散った花びらを目で追うことも増えてきました。

目で追った先にはいよいよ開花を迎えた
野草たちが…
園内の野草は多種多様にありますのでほんの一部をご紹介。


【シロツメクサ】
クローバーで有名ですね。本来は日本にいなかった種類…原産地はヨーロッパだとか。
の様な花をしているとか、ガラスの輸入の時にクッション材として詰められていたとかで
こんな名前がついています。園内で簡単に見つかりますよ。

続いて、

【ホトケノザ】
春の七草ではない方です。こう見えてシソの仲間。
仏様の座る台座に似ていることからこんな名前がついたそうです。
植栽の植わっている辺りで見かけられるかも…

そして

【キランソウ】
これもシソの仲間。別名がジゴクノカマノフタと随分な呼ばれ方もされております。
道端の斜面などにへばりつくように生えているのをよく見かけます。
園内では帰真園で見やすいかも。

今回の野草紹介は以上になります・・・が、
突然ですが、皆さんはモミジの花を見た事はありますか?
ソメイヨシノが散り始めるこのシーズン、モミジの花を見ることができますよ。
 
さらにモミジの花はこの時期、多種多様に虫を見られるポイントでもあるので是非探してみてください。

以上、虫が騒ぎ始めて早く虫取りに行きたくてたまらない たいしょー でした。

たいしょー

桜もいいけど…

連日20度を超え、
春を通り越して夏が来てしまったかのようですね。
桜も開花し、公園内はパッと華やかに。
ですが、春の楽しみは桜だけではありません!

帰真園のとある木。
黄色いものがたくさんぶら下がっています。

近づいてみると…


花だ!

これはキブシの花。
ひとつひとつは小さいですが、
まとまっていると見ごたえがありますね。

お散歩にぴったりのこの季節。
いろいろなお花を見ながらのんびりぶらぶら、してみませんか?

(ちばちゃん)

虫が騒ぎはじめる

本日、3月14日は最高気温21℃!
「これはもう春でしょ」と思う方も多いと思います。

こんな日は虫たちがお目覚めする時期でもあります。
私はもう居ても立っても居られないので、
早速調査に行ってきました。

日の照りつける中、
朝からサンクチュアリをウロチョロ…
すると跳ねる虫を発見!

【ハラヒシバッタ】
まだ幼虫ですが、立派に跳ねることができます。
体長は1cm未満がほとんどです。

足元を見ていると、赤っぽい虫が飛んできました。
ナナホシテントウかと思いきや、

【ナガメ】
カメムシでした。成虫のまま冬を越したようですね。
菜亀という名前通り、ナノハナの仲間が好きなようです。

そしていよいよ、チョウを発見!

【ヒメアカタテハ】
園内いたるところで目撃することができました。
この子も成虫で冬を越したようですね。

今回は春の訪れを感じる日となりました。
虫の観察会もそろそろできるかな?と楽しみで仕方がない たいしょー でした。

(たいしょー)

あの生きものがやってきた

今年も帰真園にやってきました。
アズマヒキガエルです。

いつもは陸で暮らしているカエルで泳ぎは上手ではありませんが、
毎年この時期、産卵のため水場を求めて園内の池に集まってきます。

先日は園路をのしのしと歩いている姿が目撃されました。

水の中に隠れているものも。
下の写真では、アズマヒキガエルが水中で石の間に隠れようとしているよ。

池の中に「チューブ状の透明なゼリーに包まれた黒いツブツブ」があったら、
このカエルの卵です。

アズマヒキガエルの産卵は一年でこの時期だけ。
見かけたらそっと見守ってあげてくださいね。


(よこた)

もうすぐだよ

暖かい日々が続いたと思ったら、
ここ数日はまた真冬の寒さに逆戻り。
春になるのはまだまだ先のように思えます。

そんな中、帰真園を歩いていると、
 
▲ハクバイ                      ▲ボケ
 
▲ミツマタ                          ▲コウバイ

少しずつではありますが、花が咲き始めているのを見つけました。

暖かな春はもうすぐそこまでやってきているようです。
春の訪れを感じに、ぜひ帰真園にあそびにきてくださいね。

(ちばちゃん)

春を今や遅しと…

2月ももう半ば、最近は暖かい日が続くようになってきました。
ですが、「まだ寒い!」と感じる人もいる事でしょう。
そんな中、春の訪れを待ち続ける生きものを見つけたのでご紹介したいと思います。

まずは、まだ寒くて動けない虫

【プラタナスグンバイ】
プラタナスの樹皮下にいました~。これでも1cm弱。暖かい日は樹液を吸ってるのかな?
虫眼鏡で見るととてもきれいでした。

そして足元では

【オオイヌノフグリ】
花壇の隅っこの方で咲いてました~。たくさん咲くころにはいよいよ虫が活発に…

花をぼーっと眺めていると、赤い物体が視界に入ってきました。

【ナナホシテントウ】
いましたいました。暖かい日に動き回るテントウムシ。
今日が温かい日だと改めて実感しました。

こんな時期だからこそ、
足元に目線をおとせば小さい花や虫たちを発見できるかもしれませんね。
暖かい日は公園や多摩川にお散歩してみてはいかがでしょうか?
その際は、ぜひ公園にも足を運んでみて下さい。

以上、冬でも虫を探していた たいしょー でした。

(たいしょー)

春を告げる花

立春は過ぎたけれど、まだまだ寒い日が続きますね。

寒くても、植物はちゃんと春の準備をしています。
今日はこんな春を発見!

えっ? どこどこ?

よ~く、目をこらして見てくださいね。

スイセンの芽です。
スイセンは春を告げる花の一つにも挙げられ、早春の花壇を彩ります。

帰真園ではようやく芽が出始めました。
ちょっとお寝坊さんなのかな?

せっかくのびてきた芽を見ると、
今年はもう雪が降らないといいのになぁ~と思ってしまいます。
花が見られるのはあともう少しかかりそう。
春が待ち遠しいですね!!

(なべちゃん)

雪の華

先日1月22日(月)の雪がようやく消えてきた、二子玉川公園に再び雪が降りました。

帰真園(日本庭園)を歩いていると・・・

冬の寒さに耐えながら、咲く白梅が。ほのかに甘い香りが漂っていました。


こちらは梅ではなく「雪の結晶」。まるで「雪の華」のようです。
繊細なガラス細工のような形は自然の芸術ですね。

雪が降ると大変なこともありますが、こんな楽しみを見つけてみてはいかがでしょうか?

写真撮影:帰真園 (やぎしぃ)

ふたぱ雪まつり

今週の降雪で、公園は一面まっしろに覆われました。
数日後、あたりを見渡すと雪のオブジェができています・・・!
どなたが作ってくださったのか分かりませんが、とても素敵なので
少しみなさんに紹介したいと思います。


仲良く3体の雪だるま。目や鼻の松ぼっくりがいい味出してます。
森の生き物のよう。


こちらは頭にツツジの花をのせたおしゃれさん。
木の陰に隠れて、控えめな雪だるまなのかも。


最後に、どーん!大きな雪の山!
中は空洞で入口の穴は2つ、山の上にも穴が開いています。
内側に光が差し込んでいて洞窟みたい。

公園にはまだ所々雪が残っています。
ふたぱ(Futakotamagawa parkの略)雪まつり、職人募集中!

(でこぽん)

あれ?生きてる??

ビジターセンターの中に、大きな大きなハチがいるのを知っていますか?

ほら、本棚の本よりもずっと大きい!しかもじっと見ていると、なんとこのハチ、足と羽を動かしているではありませんか!!もしや生きている??と思ってよく見たら……

下にある加湿器の水蒸気がハチを揺らしていたのでした。でも、かすかに動く様子は、本当に生きているハチみたいなんです!ビジターセンターに来たら、そっと観察してみてください。

(あゆみん)