見どころ」カテゴリーアーカイブ

真夏のアーティスト

園路に溢れんばかりの葉っぱ。
方々に広がってぐんぐん伸びています。
夏だなぁ。

葉っぱをよーく見ると、虫食いの跡が。
あっちでムシャムシャ、こっちでムシャムシャ

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ぐにゃっとした形、きれいな曲線、まるい穴・・・
虫たちはどうやってこんな形をつくったのかな?

(でこぽん)

すずめの行水

毎日あまりの暑さにまいってしまいそうですね。
公園の生きものたちも、この暑さは随分と堪えるようです。
夏といえば虫捕りが楽しみなイメージがありますが、
日中あまりに気温が高いと彼らも涼しい草陰や土の中へと隠れてしまいます。

そんな中、元気に身体を動かしつつ涼をとる(?)生きものの姿も。

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公園で1年中見られるスズメが、帰真園のせせらぎで水浴びをしていました。
(左下のスズメは、一緒に水浴びをしようとしては右のスズメに追い払われていました……)

RIMG8900_R

ちょっと入ってパチャパチャしては、近くの石に上がって水を払って・・・を何度も繰り返しています。

人間は残念ながら帰真園の中の池や流れに入ることはできませんが、
おかげでスズメをはじめとする野鳥たちは安心して水浴びをすることができるみたいです。

どこでも見られるお馴染みのスズメですが、たまにはじっくり観察してみるのも楽しいですよ。

もっちゃん
(帰真園にて撮影)

空蝉と蝉時雨

夏休みになって一週間ほどになりますかね。
公園は多くの子どもが遊びに来ております。
暑い中でも楽しそうに遊んでいる姿はこの時期ならではだと思います。

そんな子どもたちにも負けず劣らず、活気盛んに活動しているのが
「セミ」です。
公園ではアブラゼミやミンミンゼミ、時期はもう終わりですがニイニイゼミも見ることができます。
嬉しいことに昨年よりも…
20160802アブラゼミ抜け殻 サンク前 (2)_R
抜けが多く見れました。
そして、今はメスを求めてオスが求愛中です…が、
求愛が実るのは4割以下だといわれているようですね。
あんなに頑張っても、から騒ぎで終わるのが厳しい虫の世界なのかもしれません。

因みに、成虫になって1週間の命と言われていますが、2週間以上生きることもできるそうですよぉ。

以上、最近の休みは虫取りにでかける たいしょー でした。
                                  (たいしょー)

みんな揃ってご飯だよ

閉館後の1階ふれあい休憩室、展示水槽。ビジターセンタースタッフは閉館後、清掃などの業務の他に飼育している生き物たちの様子も最終チェックしています。何やらガサゴソ音がするので覗いてみると・・・

シロテンハナムグリたちが集まって採餌をしていました。お行儀よく並んで、昆虫ゼリーを食べています。いや、飲んでいると言った方が良いのかな。昨冬展示していた幼虫が蛹になり、成虫になりました。
20160714シロテンハナムグリ(1階ふれあい休憩室)
(写真撮影場所:1階ふれあい休憩室)

もちろん自然界には昆虫ゼリーはないので、花の蜜や樹液などを吸っているようです。
20150905 シロテンハナムグリ_R
(上記写真は昨年9月に撮影したものです。)

公園でみられるシロテンハナムグリは茶系が多いのですが、まれに緑系が見られることも。ピカピカと光り、まるで天然のブローチのようです。1階ふれあい休憩室では園内で見られる、昆虫や植物を季節毎に展示しています。お越しの際はじっくりとご覧になってみて下さいね。       (やぎしぃ)

あかとんぼ

公園を歩いていると『あっ、赤とんぼ!』という声。
身体の色が赤いトンボは一般にはまとめて『赤とんぼ』と呼ばれていますが、
実はとてもたくさんの種類が含まれています。

今日見つけた『赤とんぼ』は『ショウジョウトンボ』のオス。
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『赤とんぼ』の中でも特に強い赤色の身体をしており、
ハッとする様な鮮やかさが目を引きます。

この公園では帰真園のカキツバタ周辺がお気に入りの場所のようです。
写真の様に石に止まってじっとしていることも多く、じっくりと観察させてくれます。

この公園では10月くらいまで、ショウジョウトンボの他にも色々な『赤とんぼ』を見ることができます。
それぞれの身体の赤色を見比べてみるのも楽しいですよ。

(もっちゃん)
帰真園にて撮影

夏も間近

皆さんは、季節の変わり目に感じる香りはありますか?

いのちの森の脇を歩いていると、〝アベリア”の小さな花がたくさん咲いていました。
よく公園や生垣に植えられているので、みかけたことのある方も多いと思います。
RIMG8201

わたしは、梅雨の合間にこの花の香りがすると、夏も間近だなぁ…という気持ちになります。
今日は湿度が高かったせいか、いつもより花の香りを感じることができました。

ふわっとした甘い香りはなんとも言えず、この時期のお散歩も悪くないなと思わせてくれます。

(いとうちゃん)

自然のスパイラル

くるくる
ねじねじ

ビジターセンター前のプランターでみつけました。
緑色はゴーヤ、茶色はパッションフルーツのつる。

つかまるところを探してくるくる、見つけてねじねじ。
植物のつくるスパイラルは生き生きと力強く、同時にかわいらしい印象です。

梅雨の頃、植物は伸びざかり。
しっとりとした空気の中、自然の中の形を見つけるのも楽しいものです。

(よこ)

RIMG8089切り取り パッションフルーツ修正

蛍光色のきれいな幼虫

皆さんはガの幼虫と聞くとどんな色を思い浮かべますか?
黒や茶色をイメージされる方が多いのではないでしょうか。

でも、きれいな色をしている幼虫もいるんですよ。
オオミズアオ幼虫
公園内で見つけたのは、体長7㎝くらいのオオミズアオの幼虫です。
気が付かないうちにハナミズキの葉を食べつくして、立派な大きさに成長していました。
繭を作って蛹になる大きさ(終齢幼虫)なので、色が透けてよりきれいに見えます。

オオミズアオの成虫(下の画像:2016年4月撮影)もとてもきれいな姿をしています。
頻繁に見られるガではないので、見つけたらいいことがあるかもしれませんね!!
オオミズアオ 遊具

(なべちゃん)

上からのぞいてみようかな

今日はくもり空の二子玉川公園です。
不安定なお天気続きで、スタッフも少しぐったり気味かも・・・。

花壇で育てている植物たちは元気かな?と見に行くと・・・
ぐんぐん育っているもよう!!
まだ花は咲いていませんが、成長の様子が見られるのも公園の花壇のみどころだなぁ~
上からのぞくと、ちょっとすてきな布の柄みたい。
いろいろな色や形や大きさの葉が、リズミカルに植わっていておもしろいです。
こども花壇
※写真(左上から:マリーゴールド、ホウセンカ)(左下から:キバナコスモス、タデアイ)

遊具の遊び場にある「こども花壇」は、公園サポーターのみどりグループの皆さんが
一緒に育ててくださっています。
成長過程を見守りながら、これからやってくる夏を楽しみに待ちたいですね!
20160601みどりG自由活動(子ども花壇) (3)_R
(でこぽん)

紫陽花回廊

関東地方も梅雨入りしましたが、いかがお過ごしでしょうか?
意外と知られていないのですが、二子玉川公園にはアジサイがたくさん植栽されています。

特にオススメなのは、多摩堤通りからナチュモコガーデン脇へと続くスロープ。
スロープの両脇に色とりどりのアジサイが咲き誇る様子は壮観です。

有名な観光地でアジサイを鑑賞するのも楽しいですが、今年は身近な二子玉川公園で
お気に入りの色のアジサイを探してみては。ビジターセンターではアジサイの簡単なご案内
パンフレット(セルフガイド)もご用意しております。ぜひご利用ください。(やぎしぃ)

セルフガイドはこちらからもダウンロード可能です。

  • Futapaセルフガイド第10号「知ってるつむり?カタツムリ&アジサイ」
  • 20160614アジサイ(ナチュモコガーデン脇スロープ) (10)_R 20160614アジサイ(ナチュモコガーデン脇スロープ) (8)_R

    20160614アジサイ(ナチュモコガーデン脇スロープ) (7)_R 20160614アジサイ(ナチュモコガーデン脇スロープ) (12)_R

    写真撮影場所:ナチュモコガーデン脇スロープ