木々の緑が濃くなってくる頃、春から子育てを始めた野鳥たちは
巣立ちの時期を迎えます。
巣立ちと言っても、今まで過ごしてきた巣(産室)を離れ、しばらくは
親元で餌を貰いながら過ごし、独り立ちすることが多いようです。
今日はこども広場でハシボソガラスの幼鳥(こども)が見られました。
大きさはほぼ親鳥と同じですが、まだ全ての羽が大人の黒い羽に
生えかわっておらず、口の中が真っ赤なので幼鳥だと見分けることができます。
この幼鳥はお腹が空いていたのか、サクラについた虫を探していました。
今回は親鳥の様子を伺いながら、撮影しましたが特に威嚇がなかったので
幼鳥の独り立ちも近いのではないでしょうか。
子育てが大変なのは動物も人も同じ。子育て中の野鳥を見かけたら、
近づきすぎず温かく見守って頂ければと思います。
因みに1階ふれあい休憩室では、カラスの幼鳥の冒険をテーマにした
絵本を設置しています。ぜひ家族でご覧いただければ嬉しいです。
【写真撮影場所:こども広場場】やぎしぃ