すっきりしない天気が続き、雨降りの合間の活動となった10月のジュニアサポーター定例会。
今月は「秋の多摩川での生きもの調べ」です。
秋の多摩川にどんな生きものがいるか体験的に知ることを通じ、公園の周りの環境と公園との繋がりについて知るきっかけとなることを目的としています。
とはいえ一番大切にしているのは「自然の中での生きもの探しは楽しい!」ことを体感すること。
この日は多摩川の水量が普段より多い状況でしたが、スタッフが事前下見と打ち合わせをし、活動場所の安全を確認した上で実施、いつもと違う川の様子を見て知って体験する活動となりました。
イネ科の植物やソバの仲間が花や実をつける河川敷を越えて川辺に到着。
川辺の茂った草の陰ではエビの仲間や小さい魚が見つかりました。
仲間と協力して「見つける人」「捕まえる人」で役割分担しているジュニアサポーターも。
水量が多く、気温も低いという生きもの探しには良い条件ではありませんでしたが
ジュニアサポーターは生きものが居そうな環境を推理し工夫して探し、見つけて歓声を上げていました。
ジュニアサポーターは多摩川の生きもの調査を今年、6月にも行っています。
6月の調査では、ハグロトンボやウチハヤンマの終齢に近いヤゴが見つかりましたが、
今回ヤゴは採集されませんでした。
この時期これらのトンボは世代交代し、卵の状態だったり若齢のヤゴも止水の泥底や石の隙間に
いることが多いため中々見つからないことが多いようです。
その後は恒例の水切り、石投げ。
思いっきり投げて強肩自慢したり、たくさんの石を投げて波紋を楽しんだり。
自然にあるもので体を一杯に使っての活動でした。
次回11月は、サンクチュアリに設置する「鳥の巣箱づくり」を行う予定です。
これからもジュニアサポーターの応援をよろしくお願いします。