ジュニアサポーター1月「サンクチュアリの生きもの調査+柵作り」


新しい年が始まり寒風が吹きすさぶ中、ジュニアサポーター定例会活動(1月16日)は
「サンクチュアリの生きもの調査 冬」です。
昨年4月の活動で「生きもののすみかづくり」を行っており、
今回はその場所の調査と修復(柵作り)を行いました。

大きなハンマーやスコップを担いで、小さな土木作業員たちが出発。

まずは「生きもののすみか」を掘り返して調査します。

 

掘り返し始めて数分後、早速土の中から、茶色くぶよぶよとした
握りこぶし程の大きさの「アズマヒキガエル」を発見しました。

   
只今越冬中、カエルの目はぼんやりしていましたが、
ジュニアサポーター達の目はキラキラと輝いていました。

その他にも、冬ならではの生きものの様子が観察されました。
土を掘り返し、石をどけて全身で生きものを探した結果は以下の通り。

コロコロと丸まって集団越冬しているオカダンゴムシ
慌てて動き出すワラジムシ
湿気の多い朽ち木の下にびっしり固まっているナメクジ
つやつやと黒光りしたヒゲジロハサミムシ
春に設置した朽ち木や土中で単独越冬中、存在感充分のアカシマサシガメ
その他、ヨトウガの仲間の幼虫、コガネムシの仲間の幼虫
(写真はアカシマサシガメ、ヨトウガの仲間・コガネムシの仲間の幼虫)
  

調査後、長期的に生きもののすみかを維持できるよう柵を設置しました。
ジュニアサポーターたちは、職人のように杭打ちや縄張りに集中していました。

  

これからもサンクチュアリの生きものをジュニアサポーターと一緒に
見守っていきます。