台風一過と共に酷暑が戻って来ましたね。
山の日、お盆と暑い盛りが続きますが、園内の動植物を見ていると、着実に季節は進んでいるのだなと感じることが多いです。
秋になると個体数が増えてくるというイチモンジセセリが目の前で止まってくれました。
イチモンジセセリの食草はチガヤ、ススキ、オヒシバ、ネザサなどのイネ科植物です。
帰真園では秋の七草のひとつ、ススキが穂をだしていて、子供のころの記憶よりもずっと早くから穂をだしているのだな、と再発見でした。
イチモンジセセリが産卵に来ていないか、卵や幼虫がないか探してみましたが、この日は残念ながら見つかりませんでした。
チョウを見つけたら蜜を吸いに来ているのか、産卵場所を探しているのか、周りに生えている植物から行動を予測するのも楽しいですよ。
(こんちゃん)