8月17日(金)『ミニチュア多摩川づくり』を実施しました。
この企画は身近な自然の一部を「粘土や自然物をつかってミニサイズで作ってみよう!」というものです。
まずは園内にある日本庭園『帰真園』とサンクチュアリを散策。河川流域の環境の移り変わりを体感した後、材料集めを行いました。
意外に知られていないことですが、実は『帰真園』は多摩川の縮景としてつくられています。
つまり多摩川の上流(奥多摩)から下流(二子玉川周辺)までの様子を、サイズを小さくして庭園内につくっているのです。
参加者はスタッフの解説を聞きながら、下流(庭園内の旧清水邸付近)から上流に進んでいくに従って川幅や道幅、植物の種類・高さや密度、岩の大きさなどが変化する様子を観察しました。
サンクチュアリの植物もほとんどが河原から自然に運ばれてきたものばかりで、帰真園と同じく多摩川河川敷の縮景になっています。
サンクチュアリでは自分の好きな草や花を集めてもらいました。
散策の後は多摩川のお話を思い出しながら、集めてきた材料を使ってさっそく「多摩川づくり」に取り掛かりました。
スタッフが事前に用意した石や木も使いましたよ!
川の景色を思い浮かべながら粘土の土台に石や砂を並べ、思い思いに草木や花を挿して、自分だけのミニチュア多摩川をつくっていきました。
最後は完成した作品と一緒に記念撮影!それぞれの個性の中にも、しっかりと川の様子が再現されたすばらしい作品ができましたよ!
手に入れるのが簡単な材料ばかりなので、お家でもぜひ挑戦してみてほしいと思います。今回つくった作品とつなげてみても面白いかもしれませんね!