名前の由来を知ってみよう


暑い夏もお盆を過ぎて、ようやく朝晩涼しくなってきました。
でもまだまだ昼間は暑いので油断禁物、休憩や水分補給をしながら過ごして下さいね。

植物や動物には色々な面白い名前が付いていますよね。
今回は二子玉川公園で今見られる植物や昆虫を、名前にスポットを当てて紹介します。

ペンタス

 

 

 

 

 

ギリシャ語のPente(5の意味)に由来します。
お花が五角形の形をしています。
英語のPentagon(五角形の意味)をイメージしてもらうと分かりやすいです。
ナチュモコガーデンに咲いています。

 

ウツギ(上の写真は8月22日現在、下の写真は4月の花の様子)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

漢字で空木と書きます。
茎が中空になっていることに由来しています。
今は刈り込みをしているので観察しやすいです。
帰真園の周りの園路などに植栽されています。

 

サルスベリ

 

 

 

 

 

漢字で猿滑または百日紅と書きます。
猿滑・・・幹がつるつるなので猿も滑り落ちることに由来します。
百日紅・・・だいたい7~9月の長い間花が咲き続けることに由来します。
園内のあちこちに咲いています。

 

ヒャクニチソウ

 

 

 

 

 

漢字で百日草と書きます。
サルスベリと一文字違い。
1つの花は数週間で枯れてしまいますが、新しい花が次々に咲くので長い間花が咲き続けるように見えることに由来します。
ナチュモコガーデンなどに咲いています。

 

ショウジョウトンボ

 

 

 

 

 

漢字で猩々蜻蛉と書きます。
中国の伝説上の動物、猩々(体や血、髪が赤色をしていると言われる)に由来しています。
帰真園などでよく見られます。

どうでしょう?
普段目で見ている動植物ですが、名前を由来を知ると違った面白さがありますね。
園内の植物にはプレートもあるので、たまにはながめならお散歩してみて下さい。(きとさん)