帰真園では今年もアズマヒキガエルのオタマジャクシたちが元気に泳ぎ出しています。
今年は早くに産卵が始まり、さらに卵塊の数が非常に少ないという特徴がありました。
黒いつぶつぶ一つが卵です。卵を覆うゼリーの様な袋(卵のう)がヒモのように細長くなるのがヒキガエルの特徴です。
ヒキガエルは1匹のメスが1500から多いと8000個の卵を産みますが、その中で成熟したカエルに成長できるのは数匹と言われています。ただでさえ低い生存率なのに…へたをしたら公園のカエルがどんどん減ってきてしまうかも!という事で、二子玉川公園ジュニアサポーターの子どもたちと一緒にパワーアップした看板を作製し掲示しています。
産卵から1ヶ月経った池で今日もオタマジャクシたちは元気に泳いでいます。
公園に来る皆さんにはオタマジャクシ達の成長を優しく見守っていってほしいと思います。
(やたっち)