もうじき今年も終わり…新年を迎えようとする今日この頃…
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今年最後?の見どころは冬越しの虫をご紹介します…
…また冬越しの虫?とか思われてしまうでしょうが、前回のものとは別種なのでぜひ前回のと比較してみてください。
まずはコレ
【チャミノガ】というミノムシになります。
前回はオオミノガという枝にぶら下がったイメージ通りのミノムシだったかと思いますが、今回のは葉の裏にピタッとくっつくのが特徴的のミノムシです。また、ミノの材料は枝のみを使っているのですぐに見分けがつくと思います。
次は…
【オオカマキリ】の卵ですね。
前回のハラビロカマキリと異なり、尖りのない大きな卵です。正確には卵ではなく、卵鞘(らんしょう)という卵を守る塊に卵がたくさん入っているものです。園内で見られるオオカマキリ、ハラビロカマキリ、コカマキリの卵鞘は形が異なるので是非調べてみてください。
最後はおまけ
【クロヒラタアブ】というハナアブです。
以前もどこかで紹介したと思いますが、アブの仲間の一部は冬でも見かけることが出来ます。その多くが日当たりの良い葉の上だったりするのですが、結構様々な見た目をしているので楽しめると思いますよ。
今回は以上になります。
今年は流行り病の影響で公園に来れなかった方にも楽しんで頂けるよう、園内の生きもの見どころ紹介をさせて頂きましたが、来年に状況が落ち着きましたら是非公園で観察してみてください。
今回も虫の事を語ったのは たいしょー でした。
たいしょー