小さな捕食者


今回はビジターセンターで飼育中の生きものを紹介します。

すでに御存知の方もいらっしゃると思いますがビジターセンター1階には多摩川の河口や二子玉川周辺、上流域で採集した水生生物を飼育展示しています。

その中の河口水槽に新しい仲間が加わりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画像の中心に魚がいるのが分かりますか?

よく見ると周りの環境に溶け込むように擬態した魚の輪郭が見えてきます。

これはマゴチというお魚です。9月に実施した河口調査の際に採集した全長7cmほどの稚魚が2頭

入っています。40cm程になる個体が多いようですが最大で70cmに達する個体もいるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平べったい体形と大きな頭と口、そして顔の上側についた目が特徴です。海底でじっとしながら餌になる甲殻類や魚を待ち伏せ捕食します!飼育中の個体はまだ小さいためか水中を漂う餌を積極的に追いかけ食べています。タイミングが合えば餌を食べる姿を見ることができるかもしれませんね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(やたっち)