毎年この時期、園内は多くのハーブの花々で彩られ、ハーブの香りに
満ち溢れています。開園20年以来、多くのボランティアの方たちの
手によって耕され、種を撒かれ、緑豊かな多くの人に親しまれる公園
になりました。
そんなハーブに親しんでいただく機会として5月9日に
「香りの花束づくり」のイベントを実施しました。
毎年大変人気のあるイベントですが、
今年は新型コロナウイルス感染症予防対策を取り、
人数制限をしての実施となりました。
自分たちで公園内で摘んだハーブを中心に、花束を作っていきました。
ちょうど母の日ということもあり、親子連れの方の参加も多く
思い思いに花束づくりを楽しんで下さっている様子でした。
出来上がりもそれぞれ素敵なものになっていました。
ハーブの中には殺菌・抗菌防臭効果があるものや香りが良いものが多く、
中世のヨーロッパでは日常的に利用されていたと言われています。
イベントに参加出来なかった皆さんにも園内のハーブを少しご紹介します。
ラベンダー ストエカス(フレンチラベンダー):花言葉 献身
常緑小低木
地中海沿岸~アフリカ北部原産
うさぎのようなかわいい花が早春から初夏に咲きます。
ジャーマンカモミール:花言葉 忍耐
一年草
ヨーロッパ原産
4月~6月頃、香りのよい花を咲かせます。
鎮静作用のあるアズレンという成分が心地よい眠りを誘い、
ハーブティーとしても大変人気があります。
ローズゼラニウム:花言葉 真実の愛情
常緑低木
アフリア南部原産
初夏には香りが良いかわいい花を咲かせます。
ローズドメイ:花言葉 純愛
多年草
ヨーロッパ南部、インド原産
名前のごとく、5月頃に香りのよいピンクの花を咲かせます。
カーネーションの原種です。