中目黒公園ではサクラ、チューリップなど色とりどりの春の花が見ごろをむかえています。
そんな中、異彩を放つ「地味」なお花を紹介します。
色が地味で、お花も小さいのであまり目立ちません。
でも、よ~くさがしてみると…
2種類の花があります。
こちらはメスの花(雌花)です。
大きな花がど~んとひとつついています。
大きな花びらに見えるのは、花びらを包む咢片(がくへん)です。
花びらよりもしっかりした感じです。
そのメスの花の下をたどると…
小さなツブツブのかたまりみたいなものがあります。
これがオスの花(雄花)です。
小さな花がたくさんついています。
雄しべがむき出しなので、こんな形をしています。
ミツバアケビは秋に紫色の甘い実をつけます。
日本の山でも見かけることがあり、タヌキ、ニホンザルなどの野生動物やメジロなどの野鳥が好んで食べています。
タヌキのうんちの中からミツバアケビの種が見つかることもあるんですよ。
中目黒公園のミツバアケビは、今年の秋に実をつけてくれるかな?
今から楽しみです♪