毎年恒例のアズマヒキガエルの産卵が観察されました!
ヒキガエルたちが水辺にやってくるのは、一年の中でもこの時だけです。
上にのっているのがオス。下がメスです。
オスはメスにしっかりと抱きつき、水中でメスが産卵した卵に精子をかけます。
後には透明なゼリー状に膜におおわれた卵がたくさん残されました。
この黒い卵ひとつひとつが、約一週間後にはオタマジャクシになります。
このあとヒキガエルたちは、また茂みの中の土にもぐり、
エサとなる昆虫がたくさん出てくる、あたたかな春までもう一度冬眠します。
ヒキガエルは春まで観察できなくなりますが、オタマジャクシたちは池の水の中で育っています。
オタマジャクシたちの成長を静かに見守ってあげて下さい。