園内の原っぱは、ボランティア『いきもの池・原っぱクラブ』が管理しています。
バッタなどの草原を利用する生きものたちが暮らしていけるように手入れをしているビオトープです。
生きもののすみかなので、立ち入り禁止のエリアや時期もあります。
逆に草原の環境を維持するために草刈り作業もします。
1月、春に備えて原っぱの枯れ草を刈り取りました。
すると、オオカマキリの卵がたくさん見つかりました!
見つけた卵は近くの木に移動させて…
こんな感じ。
たくさんくくりつけてあるので、まるで団地のようです。
春になると、たくさんの子カマキリたちが誕生することでしょう♪
と、言いたいところですが
このように野鳥に食べられてしまうことも珍しくありません。
野鳥も冬を乗り越えるのに必死です。
カマキリにとっては残念ですが、すべてのカマキリが生き残ると、原っぱにくらすバッタは数を減らしてしまします。
この、食べる・食べられるの関係が自然界のいのちをつなぐのですね。