Archive for 6月, 2017

梅雨を彩るアジサイの花いろいろ

梅雨の時期に咲く花といえば、アジサイ。
中目黒公園では、数種類のアジサイが楽しめます。
今回はその中でも、外国原産のちょっと変わったアジサイの仲間を紹介します。
                     カシワバアジサイ
一重咲きの‘スノークイーン’ と八重咲きの‘スノーフレーク’があります。
その名前のとおり「柏」のような形の葉に、円錐形の花をつけるのが特徴です。
秋には葉の紅葉も楽しめます。

                     アメリカノリノキ‘アナベル’
純白で大きな手まり状の花が特徴です。つぼみの頃は緑色の萼(がく)が、
咲くにつれて白に変わります。

 

 

 

 

 

おなじみのアジサイもあります。

園内で探してみてくださいね。

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どんなチョウになるかな?

園内をまわっていると、葉っぱが何かに食べられたようなあとがありました。
よーく目をこらしてみると、むしゃむしゃとお食事中の虫を発見しました。
植物を食べられてしまうと困ってしまうこともありますが、
小さな生きものたちを観察してみるのもオススメです。

今日は、アゲハチョウの幼虫をご紹介します。

ミカンの葉の上でひと休みしているのはクロアゲハの幼虫。
この後、段階を経て緑色の幼虫に変身しますが、小さい頃はこんな姿です。
なんだか、よく見ると鳥のフンに似ていませんか・・・?
フンに似せて鳥から食べられないように身をかくしているのかもしれません。

むしゃりむしゃりとフェンネルの葉を食べているのは、キアゲハの幼虫。

キアゲハの幼虫は、セリ科(ニンジンやセロリなどもこの仲間)の葉を食べます。
身をかくすために体の色を葉の色に似せたりする幼虫が多い中、
派手な色ですぐに見つけることができます。
食べるな危険!とアピールしているみたいですね。

ウマノスズクサの葉を食べているのは、ジャコウアゲハの幼虫。
つんつんと触ると臭角(オレンジ色の触角のようなもの)を出して
独特のにおいを出して威嚇してきますが、これもアゲハチョウの仲間の特徴です。

ちょうど今、蛹(さなぎ)になり始めています。

どんな大人のチョウになるでしょうか・・・?
そっと見守ることにしましょう。

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ジャカランダ咲き始めました。

この記事は2017年6月7日に投稿しました。今年の情報は「最近の投稿」よりご確認ください。

中目黒公園には、中南米原産のジャカランダという木があり、
毎年6月に花の見頃を迎えます。

梅雨空に映える紫色の花はとても美しく、毎年楽しみにされている
来園者の方も多くいらっしゃします。

今年も6月1日から徐々に花が咲き始め、落花しながらもまた次の花が順々
に咲いています。昨年の満開は6月18日頃でした。

ぜひ見に来てください。

  

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