Archive for 12月, 2017

師走

12月は、師走(しわす)といい、「師」も走るほど忙しい
とも言われていますが、中目黒公園も大忙しです。

原っぱの樹木の剪定をしたり

落ち葉を集め、落ち葉堆肥を仕込んだり

花壇を手入れし、春に咲く苗を植えたり

公園の作業はつきません。
こうした作業は、仲間とするととても楽しく、
毎週末、ボランティアさんの笑い声につつまれる学習館です。
ボランティア活動に興味がある方は、
ぜひ学習館にお声かけください。

中目黒公園花とみどりの学習館では
12月28日(木)~2018年1月4日(木)
の間、休館させていただきます。

今年も皆様のお陰で、
園内には様々な種類の植物が育ち
イベントもたくさん実施することが出来ました。
ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。

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冬囲い

キンっと冷えた空気が気持ちよい冬がやってきました。
マフラーと手袋が手放せなくなってきましたね。

私たちと同じように、中目黒公園の植物たちも冬の装いになりました。
「冬囲い」といって、植物の周りに藁などを巻いて霜などにあたらないように寒さ対策をしました。

一般的に使われる冬囲いの材料はコモ(藁)ですが
中目黒公園では、ちょっと変わった冬囲いの材料が見られます。


左からアスパラガスの葉、マートル、セージなどの植物の剪定枝を活用しています。

これで安心して年を越すことができます。
色々な形の冬囲いを是非見に来てください。

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「麦でヒンメリをつくろう」終了しました【実施報告】

11月19日(日) に花とみどりの学習館では、「麦でヒンメリをつくろう」というイベントを行いました。このイベントは、園内で育てている麦を知り、フィンランドの伝統装飾品「ヒンメリ」づくりを体験していただくという催しです。

まずは、公園で育てている麦のことを知っていただくため、11月初旬に蒔いた麦の様子を観察したり、“麦踏み”(新しく出てきた葉を上から踏み、根が強く張るように行う作業)などを体験していただきました。

麦踏みでは、「せっかく芽生えてきた芽を踏むなんてかわいそう…」という声も聞かれましたが、これも麦のため…踏まれても強く育つんだよ、と優しく念入りに踏んでいただきました。

室内に戻ったあとは、ヒンメリの歴史やどのように人々が麦を利用し、関わってきたかなどのお話をして、いよいよヒンメリづくり。
まずは、乾燥させておいた麦を使用する長さに切りそろえます。麦の茎は空洞になっているので、この空洞に糸を通して図形を作って立体的にしていきます。
針と糸を使っての作業なので、慣れるまでは苦戦される方もいらっしゃいましたが、平面だった図形が少しずつ立体的になっていく様を楽しみながら、ゆっくりと全員で作り進めていきました。

みなさんの完成品がこちら…
どの作品も素敵ですね。
最後は、収穫した六条大麦で淹れた自家焙煎麦茶でほっとひといき。

イベント時に“麦踏み”をしていただいた麦はすくすくと元気に育っています。

収穫は来年の6月頃とまだまだ先ですが、今後もあたたかく生長を見守っていただければと思います。

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初霜

雲一つないお天気です。
今朝、花壇の土をみてみると、
霜が降りていました。

寒いはずですね。

先日のイベントで、ムギ踏みをしたムギは、
まったく寒さに関係ないようです。

そしてマリーゴールドやコスモスもまだまだ
元気に咲いています。

ナンテンの実は赤くなり

カシワバアジサイの葉や

イロハモミジの葉も赤く色づきました。

ちょっぴり寒い日も、
公園でお散歩すると気持ちいいですよ。
ぜひあそびに来てください。

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