Archive for 1月, 2018

「野鳥で目黒川の環境を知ろう」終了しました。【実施報告】

1月21日に行われた「野鳥から目黒川の環境を知ろう」は、
幅広い年齢の方にご参加いただき、お天気も良く
にぎやかなイベントになりました。

まずは野鳥を見に行く前に、昔の目黒川の地図を使い、
『人工の川か?自然の川か?』『目黒川の今の水源は?』
『目黒川の水はどんな水?』
というクイズで、目黒川の環境について学びました。

園内では、目黒川の水が溢れないよう、
目黒区が取り組んでいる「雨水タンク」や「透水性舗装」
について解説しました。
自分の足元など、すぐ近くにあるものの解説だったので、
参加者の皆さんは興味津々に耳を傾けていました。

船入場では、毎年やってくる渡り鳥のカモ類に加え、
昨年から目立ち始めたオオバン、
サギ類、カワウ、カワセミなどを観察しました。
野鳥の動きをよく観察し、動きの違いまで見分けられた
参加者の方もいらっしゃいました。
特に、子どもたちは待ちに待った野鳥の観察の時間だったので、
楽しそうに観察していました。

(写真左:船入場に向かう途中のなかめ公園橋  写真右:カワセミ)

館内に戻って、カモとサギの剥製でくちばしと脚を見て、
食べるもの、いる場所をおさらいしました。
「カモのくちばしの裏側なんてじっくり見たことがなかった」
と興味深げにのぞき込む方もいらっしゃって
剥製ならではの観察を堪能できたようでした。

ご参加の皆さんからは、「目黒川はよく歩いているが今まで疑問に
思っていたことが分かってよかった」
「自分の生活水の使い方を見直したい」という声をいただきました。

花とみどりの学習館では毎月1~2回ほど「目黒川と自然コーナー」
にて目黒川に関する解説・質問を受け付けています。
なお、解説・質問は事前予約制になっています。
聞いてみたい事項と、希望の時間を学習館窓口までお伝えください。
「自分の住む地域について知りたい」「学校の調べもので質問したい」
そんな時はぜひ学習館にお越しください。
みなさまの来館をお待ちしております。

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冬の木々の観察

もうすぐ大寒。1年で一番寒いと言われている時期です。
寒いと外に出るのも億劫になりがちですが、
こんな時期だからこそ冬の公園の木々を観察してみませんか?

11月の終わりごろは、紅葉がきれいだったケヤキの木。

すっかりと葉も落ちました。

幹と枝だけになると、上にむかってほうきのように大きく広がりながら
のびのびと生長していたことが分かります。

冬の青空に白い水玉模様が映り込んで美しいのはセンダンの実。
遠くから見ると白い花が咲いているようにも見えます。

観察を続けていると思いがけず、こんなものも発見しました。

薄茶色のまん丸い、卵のう(卵が入っている袋)を産み付けたのは
オオカマキリでしょうか?

なんと同じ木に4つも!産み付けられていました。
1つの卵のうの中には、数百個の卵が入っているので、
春になったら…いっせいに賑やかになりそうです。

冬の木々を観察してみると思いがけずいろんな発見があるかもしれませんよ。

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新年あけましておめでとうございます。

お天気に恵まれた年末年始を迎えました。
太陽の日差しが降り注ぎ、
陽だまりは暖かく感じますが、
昨年よりも寒さが厳しいのでしょうか、
ロウバイは、まだ蕾のままです。

ほんのりと甘い香りを漂わせて、
控え目ながらもつやのある黄色い花が
特徴のロウバイの花は、
これからが楽しみなお花です。

日陰では、寒さに耐えながらも、
頑張って咲くビオラが見られます。

暖かな陽だまりスポットでは、
スイセンの花が伸び伸びと
咲いています。

ハクモクレンの暖かそうな毛に包まれた
冬芽は、青空にとても映えますね。

新春の植物たちの装いは様々で
面白いですね。
お散歩がてらにぜひ、遊びにきてください。

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