Archive for 2月 8, 2018

春を待つ花たち

立春を過ぎ、お天気がころころと変わるようになりました。

こうやって少しずつ春に近づく間にも、
きれいな花を咲かせ、私たちを暖かい気持ちにさせてくれるのが、
クリスマスローズとスノードロップです。

どちらも同じような生育条件を好むので、
中目黒公園でも樹木の下に植えられて、一緒に見ることができます。

 

クリスマスローズは大きく3つに分類され、花の形や模様も多種多様なため、
ガーデナーを魅了する植物のひとつでもあります。

さて、みなさんはクリスマスローズの花びらはどれか分かりますか。

下の写真で、一見花びらのような白い部分は萼片(がくへん)で、
本当の花びらはめしべの横にあり、ネクタリー(蜜腺)と呼ばれます。

 

ネクタリー(蜜腺)は筒状で花びらが退化したものです。開花後は、ぱらぱらと落ちてしまいますが、萼片(がくへん)は退色しても落ちません。だから長く愛でることができるのですね。

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