Archive for 11月, 2022

落ちてくるタケコプター

日曜日の『楽田クラブ』で籾殻(もみがら)で燻炭づくりをしていると
上からクルクルと舞い落ちるものが!!!
地面をみてみるとカエデの種がありました。これは「トウカエデ」

園内を歩いていると、また上からクルクルと
これは「ケヤキ」。小さな葉っぱを翼にして種を散布します。
種は赤丸部分の丸い粒。

植物は動けないからこそ種を遠くに運ぶ工夫が面白いですね。
クルクルと落ちる様子はぜひ公園で。

Comments off

麦の生長をお楽しみに

11月のエコ園芸生活講座では、今年育てた六条大麦から種を採り、
来年に向けて種まきを行いました。

麦の手触りを楽しみ、一粒からどのくらいの麦が実るのだろうかと想像しながらみなさん黙々と種採りをされていました。

畝の間には切り戻したフヨウを細かく切って畝の間にマルチングします。
このようにマルチングすることによって土の乾燥を防ぎ保温することもできます。
フヨウは時間をかけて土に還り、麦の栄養になり循環していきます。

種まきした麦はそろそろ芽がでる頃でしょうか。

麦の生長をお楽しみに。

Comments off

ビワの花が咲きました

一雨ごとに寒くなり、あの猛暑がいつのことだったのかと思うくらい、
朝晩が冷え込むようになり、公園の植物たちも秋の訪れを感じているようです。

この時期にもこもこと暖かそうな毛をまとい、
甘い香りをただよわせて白い花を咲かせるのは、ビワの花です。
なんだか高級な冬もののコート着ているオシャレなマダムのようですね。

季節が夏から秋へと移りかわり、開花している花が少なくなると
虫たちの食べ物が少なくなります。そんな中甘い香りで虫を誘い、
受粉を助けてもらっています。

ビワの木はとても大きくなり、花は見上げないとなかなか見れないことが
多いのですが、鉢植えで育てているビワが丁度見ごろになっています。
学習館脇のジャカランダの下でたたずんでおりますので
どうぞお立ち寄りの際は、香りを楽しんでください。

Comments off

色とりどりの花と蝶

吹いてくる冷たい風に思わず「寒い!」と体を震わせてしまう。
そんな冬の訪れを感じるような日々がやってきました。

そんな寒い日でも暖かな日が照れば、
花壇に咲くケイトウやコスモスの花の蜜を求めて、
花に負けないくらい色とりどりのチョウたちがやってきます。

キアゲハ

キタキチョウ

ツマグロヒョウモン

ツバメシジミ

オオスカシバ

花だけでなく、そこに集うチョウたちも見どころのひとつです。
成虫の蝶がいなくなり、幼虫や蛹の姿で次の世代がスタンバイする時期、
美しい花とチョウたちのコラボレーションが見られるのは今年最後のチャンスです。

ぜひ、よく晴れた日には中目黒公園に足を運んでみてください。

Comments off