初夏に近づき、最近は公園内で見られる昆虫がぐっと増えました。
巡回中に出会ったのはツマグロヒョウモン。
その名の通り「端(つま)」が「黒い」「豹紋(ひょうのようなもよう)」のチョウです。
ちなみに端が黒いのはメスだけです。
オスは上の写真のように端まで豹紋柄。
今日のチョウは、うしろの翅が欠けていました。
これはビークマークと言って鳥類に襲われた時に残る痕跡。
両方の翅にほぼ左右対称に欠けるのが特徴です。
つまりこのチョウは鳥に食べられそうになりながらも、間一髪で逃げ切ったということ!
一見和やかな公園でも、命がけのサバイバルが繰り広げられているのですね~。