草の名前って面白い!

夏も近づく八十八夜~♪♪ も過ぎ、
中目黒公園内の緑も茂り始めました。
学習館スタッフもボランティアの皆さんも毎日
公園のお手入れで大忙しの季節です。

植物がぐんぐんと生長する今の季節は、
公園のお手入れしているといろいろな草に出会います。
調べてみると、なかなか面白い名前の植物が
見つかりました。

この草は、「ママコノシリヌグイ」といいます。
よくみると目立たない小さなピンクの花を
つけていますが、
かわいいと手を伸ばすと!!!
「痛い!」
そうなんです。トゲトゲしています。
漢字にすると、「継子の尻拭い」
実子でない子のおしりを拭う意味を
考えると恐ろしい名前ですね。

「ヤブガラシ」
まだまだ、芽が出たばかりで5枚に分かれた小さな葉です。
ヤブガラシはブドウの仲間で、かわいいお花を咲かせますが、
名前のごとく、藪を枯らしてしまうほど勢力旺盛なので、
他に育てたいもののそばにあったら、育てたい植物が
負けないよう抜いてしまうことを
お勧めしたい植物です。

 
「コバンソウ」 と 「ヒメコバンソウ」
熟した穂が小判や米俵に見えることから、
「コバンソウ」の名が付いたそうです。
かわいらしい形からドライフラワーとして
利用されます。

草取りしているとこんな風に
たくさんの草と出会い、
名前を調べると面白いことがわかったり、
楽しいことがたくさんあります。

興味がある方は、ぜひ一緒に
草取りしながら楽しみませんか?

毎月10・20・30日 10:00~12:00
「公園作業日」という活動日を設けています。
学習館スタッフと一緒に、草取りや花壇の管理など
を行うボランティア活動をしています。
(休館日と重なる場合は、活動はありません)

公園に生えている野草の名前を覚える
楽しさもあり、ボランティア活動、園芸作業が
初めての方にもお勧めです。
公園作業日当日10:00に学習館にお集まりください。
(申し込み不要です。)
どなたでもお気軽にご参加できます。
(小学生以下は、安全管理のため保護者同伴でお願いします。)
ぜひ、ご参加ください。

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