Archive for 自然情報

茶色のワタができました。

目黒区エコプラザで活動している団体から分けていただいた、ワタの苗は
大きく育ち、たくさんきれいな花を咲かせ、私達を楽しませてくれました。
花は、大きく、公園に咲いている他のハイビスカスの花と比べでみると
形がそっくりです。

ワタの花


ハイビスカスの花

今は、花が終わってしまい、寂しく思っていると、
丸く膨らんだものが出来てきました。

ある日、突然はじけて
中から茶色のワタが出てきました。
日本で昔から育てている茶綿という種類だそうです。

収穫したワタは、目黒区のエコプラザに持っていく予定です。
このワタは、東日本大震災と原子力発電事故の被災地から
新しい希望を生み出したいという願いから始まった
「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」
を応援する「コットンプロジェクトめぐろ」に戻し、
他の方が区内で育てたワタと一緒に福島に送ってもらいます。

Comments off

実りの秋もすぐそこまで・・・

夏の暑さも和らぎ過ごしやすい日が増えてきましたね。
園内では、たくさんのドングリが実ってきています。

木の下に立って目を凝らしてみると…

見つけました!
コナラのドングリは、まだまだ葉に馴染んだみどり色。


こちらは、クヌギのドングリ。
こちらも、まだまだ初々しい黄みどり色です。
ドングリを守っている帽子のような“殻斗(かくと)”も、
この段階では黄みどり色なんですね。


園内で一番小さいドングリは、スダジイ。
ぱっと見はドングリに見えませんが、
この殻斗の中で小さいドングリが育っています。
東京23区それぞれに、シンボルツリーとなる、
区の木があります。目黒区は、このスダジイです。


園内で一番大きいドングリは、マテバシイ。
こちらは大分茶色く色づいてきました。

ドングリの生長を見守りながら秋を待ち望むのも楽しいですよ。
中目黒公園で自然観察いかがでしょうか?

Comments off

残暑のなか咲きました

ギラギラ太陽のもと
葉っぱみたいなつぼみ。

少しずつ開いてきたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ミーンミーンと
セミの鳴く中、
コットン(和綿)のお花が咲きました。

目黒区エコプラザ「コットンプロジェクトめぐろ」に協賛し育てている和綿。
順調に育っています。
コットンができるのを、楽しみにしています。

Comments off

100万本の花束

長かった梅雨があけ、やった~!夏が来た!
夏の日差しに似合う、ヒマワリ!
太陽のように真ん丸です!

中目黒公園公園の畑に、にょきっと背が高く
1輪だけ、立派に咲いています。

近くによって、よーく見てみると、

じつはたくさんの花が集まってできています。

一輪ではなくて、100万本の花束?なのかもしれませんね。

Comments off

ブドウを食べにくるお客さん

 

園内のブドウがとてもきれいに実りました。
すると、あまいブドウをいただくためにたくさんのお客さんがやってきます。

 

  

園内の昆虫たちです。
コガネムシやチョウ、ハチなど、実にたくさんの種類の昆虫がやってきます。

 

そして、今日はひときわキラキラとかがやく、めずらしいお客さんがきていました。
こんなにきれいにかがやくのは、いったいだれでしょう?

 

失礼してつかまえてみると、リュウキュウツヤハナムグリという、コガネムシの仲間でした。
本来は奄美諸島などの南の島にすんでいたのですが、
最近は東京にも国内外来種としてやってきたみたいです。
とてもきれいな昆虫ですね。

ブドウが実る時期には、このような珍しい昆虫にも出会いやすくなるかもしれません。
ブドウに集まる昆虫たちにも、目を向けてみてください。

Comments off

雨の止む間に

雨が止んだので、園内を散策してみると、
学習館の周りの花がきれいに咲いており、
雨に濡れて、よい香りがします。

セイヨウニンジンボクの満開の花には、
クマバチが忙しそうに、蜜を集めていました。

足もとの、タイムにもミツバチが集まっていました。

ベルガモットの花には、チョウが集まって
一心不乱に蜜を吸っているようで、
こちらがカメラで近づいてもお構いなしです。
 

長梅雨の終わりを待ちわびているのは、
私たち人間ばかりではないようです。

Comments off

初夏のとっておき

皆さんは、ふと空気にのってきた花や植物の香りを感じて、またこの季節が巡ってきたなぁ…と気づくことはありますか?

グラウンドの大きな木に白い花が、ぽわっ、ぽわっと咲き始めています。

ちょうど1週間前に見たときは、まだ蕾だった“タイサンボク”
蕾は、陶器のように滑らかです。

いま、少しづつ花が開いています。

この木の下に立つと、鼻をくすぐられるような甘い香りがします。

特に雨上がりは、花の香りをよく感じられます。
この時期とっておきの香りを、お散歩がてらぜひ、お楽しみください。

Comments off

ワカケホンセイインコとサクラの実

中目黒公園にインコがやってくることは知っていますか?

明るい緑の羽毛に赤いくちばしがとても美しいインコです。

ワカケホンセイインコという種類で、元々はインドやスリランカに生息していたインコですが、近年、ペットとして飼われていたものが野生化し、都内でも見られるようになりました。

普段は中目黒公園から離れた所に棲んでいるようですが、この時期は園内のサクラの実を食べるためによくやってきます。

 

インコたちが食事を楽しんでいる間は、意外なほど近くで観察することができます。

インコの仲間は知能が高く、観察していると色々なしぐさを見せてくれます。

実のついた木の枝を足でつかんで口元まで持ってきて実を食べたり、木の枝に逆さにぶら下がってぶらんこして遊んだり、仲間と大きな声でおしゃべりしたり…

ひとつひとつの動作がコミカルで、見ていて飽きません。

サクラの木の下で、インコのバードウォッチングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

Comments off

ボリジは青い花?ピンクの花?

ゴールデンウィークも過ぎると、もう初夏の季節ですね。

日差しが日に日に強くなり、植物もぐんぐん育っていくようです。

中目黒公園では、今年も様々な花が咲きました。

その中でも、今回は特にきれいな花を咲かせるボリジを紹介します。

 

 

こちらがそのボリジ。

青い星型の花がかわいいですね。

この花は酸性の液体に浮かべると、うすいピンクに色を変えます。

白ワインに花を浮かべ、

色の変化を楽しむのも伝統的なボリジの花の楽しみ方だとか。

このボリジは中目黒公園奥の五感の庭で栽培されています。

ぜひ見に来てください。

Comments off

公園のキツツキ、コゲラ

中目黒公園にキツツキがいるのは知っていますか?

これがそのキツツキ、コゲラです。
コゲラは日本で一番小さなキツツキで、大きさはスズメくらいです。

羽の色は木の幹の色に隠れるようなこげ茶色。
どこにいるかわかりますか?

このように目立たないので、あまり気づかれませんが、
公園では時々、「コロロロロ…」とコゲラがくちばしで木を叩く音が聞こえてくる時があります。
木を連続で叩くような小さな音が聞こえてきたら、周りの木々を探してみてください。
コゲラが見つかるかもしれません。

Comments off

« Newer Posts · Older Posts »