チョウの幼虫は、決まった種類の植物の葉を食べて成長します。
その植物の近くを探してみると、探しているチョウに出会えるかもしれません。
中目黒公園ではハーブや果樹など多種類の植物を育てているので、
様々なアゲハチョウがいます。
今回は今時期に見られる、アゲハチョウの幼虫とその食事の様子をご紹介します。
キアゲハ
フェンネル(セリ科)というハーブを食べているところです。
サラダなどのお料理にも使われ、独特な香りが特徴です。
ジャコウアゲハ
ウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)というつる性の野草を食べているところです。
アオスジアゲハ
クスノキ(クスノキ科)の葉を食べているところです。
クスノキは樟脳として昔から虫よけなどに使われてきたのですが、
アオスジアゲハには関係ないようです。
成長するにしたがって幼虫は姿も変えていきます。どんな姿になるのかな?
お散歩の度に観察してみるとおもしろいかもしれません。
ぜひアゲハチョウの成長を見守ってみて下さいね。