お天気に恵まれた年末年始を迎えました。
新春といえども、まだまだ寒さが厳しく、
園内は寒さ除けの冬囲いをまとった
寒さに弱いハーブが目立ちます。
そんな中でもたくさんの甘い春の香りを漂わせ
寒さに負けず、元気な花々が園内をお散歩する皆さんを
楽しませてくれます。
上段 :左 シクラメン 中央 スイートアリッサム 右 ボケ
下段 :左 スイセン 中央 ロウバイ 右 ビオラ
どうぞいらしてください。
お天気に恵まれた年末年始を迎えました。
新春といえども、まだまだ寒さが厳しく、
園内は寒さ除けの冬囲いをまとった
寒さに弱いハーブが目立ちます。
そんな中でもたくさんの甘い春の香りを漂わせ
寒さに負けず、元気な花々が園内をお散歩する皆さんを
楽しませてくれます。
上段 :左 シクラメン 中央 スイートアリッサム 右 ボケ
下段 :左 スイセン 中央 ロウバイ 右 ビオラ
どうぞいらしてください。
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町がクリスマスで賑わう中、花とみどりの学習館では
ハーブで作ったリースが皆様がいらっしゃるのを歓迎しております。
リースは、イベントや講座などでも作られました。
マートル、オリーブ、ティートゥリー、ローリエ、ユーカリ、ローズマリーなど、
大きな木をこの冬に剪定したので、剪定枝も有効活用として贅沢に使いました。
イベントでは、タイムやセージ、ワームウッド、レモングラスなどのハーブを
参加者の皆さんと収穫しました。
盛りだくさんのハーブの中、いろいろなリースが出来上がり、
フレッシュな香りに包まれ豊かな時間を過ごす事ができました。
レモングラスとオリーブ
ワタとティートゥリー
ローリエとマートル
学習館入り口すぐのところの大きなクリスマスリースと共に、
皆様のお越しをお待ちしております。
メリークリスマス!
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だんだんと寒い日が増えてきましたね。
11月の初旬にエコ園芸生活講座で六条大麦の種を播きました。
種が6列に並んでいることからから六条大麦という名前がついています。
上から見た写真で、なんとなく6列になっていることが分かるでしょうか?
まずは、この麦の穂を崩して種にします。
鳥から実を守ったり、種の散布の為に芒(のぎ)という細いトゲのようなものが種についているので、これを手で崩して種の状態にします。
今回は公園の入り口のスロープ脇に播きました。
まずは除草や周辺の木を剪定して、耕耘します。
交代しながら、和気あいあいと畝を立ててから種を播きました。
種を播いてから2週間でかわいらしい芽がたくさん出てきました!
これから寒い冬を迎え、霜や寒さから麦を守るために麦踏みなども行う予定です。
春に向けて生長が楽しみですね。
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穏やかな秋晴れが続き、園内の木々が綺麗に色づきました。
今年は、新型コロナウィルス感染症対策のため、
なかなか遠くに紅葉を見にいけないと嘆いている方も多いようで、
ご近所にお住まいの方が散歩に訪れ、「目黒区内にも、こんな素敵な公園が!」などの声が聞こえてきます。
園内には、サクラ、モミジ、カエデ、カツラ、ケヤキ等、沢山の落葉樹があり、
いろいろな葉っぱの紅葉が楽しめます。
紅葉のあとの落葉は、お気に入りの落葉を見つけて絵を描いてみたり
クラフトにしたり、香りをかいでみたり、楽しみ方はいろいろです。
そして、中目黒公園ではみんなで集めて落ち葉堆肥を作ります。
公園の植物は、落ち葉堆肥をたっぷり施し元気に育ちます。
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今年は、公園の「原っぱ」のセイタカアワダチソウが
ググっと背が高くなり目立ってきました。
つぼみ 開花
セイタカアワダチソウは、小さな花をたくさんつけるので、
その分たくさんの種ができます。
また、地中の根茎からも芽を出すこともでき増えていきます。
他の草が発芽しにくくなるよう根からアレロパシー物質を放出し、
いつの間にはセイタカアワダチソウの群落が出来てしまいます。
そのため、日本に入ってきた外来種の中でも特に生態系に影響が
大きい侵略的外来種とも呼ばれています。
名前のとおり背が高く黄色いきれいな花を咲かせるため、
明治時代に観賞用として日本に入ってきたと言われています。
北アメリカ原産の多年草で、日本に入ってきた当時は、
丈夫で綺麗な珍しい植物で重宝された園芸植物だったのでしょうか。
今ではあまりに、丈夫に育ち手に負えない存在になってしまったようです。
セイタカアワダチソウは、虫媒花(主として昆虫を媒介して受粉を行う花)なので
生きものたちには大切な食糧になります。
きれいな黄色いお花は公園を明るく彩っています。
ただ、これ以上増えてしまうと困るかもしれません。
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今年の夏は例年に増して酷暑だったので
秋はまだまだ先のように思う方も多いと思いますが、
園内の植物が少しずつ秋を感じるようになったと共に、
目黒川にも秋を告げる渡り鳥がやってきました。
季節は着実に移り変わろうとしています。
シベリア方面から一番乗りで目黒川に到着したのは「コガモ」です。
日本で見られるカモの中で一番小さいカモです。
カルガモの群れにまぎれて、休んでいます。
遠くからみると小さくて分かりにくいかもしれません。
よく見ると、オスとメスのコガモがいます。(下がオス)
今の時期はオスも地味な色をしていることもありますが
これから、寒くなるにつれてオスは羽毛の色が変わり
頭が赤と緑で目立つようになります。
オシャレをして恋のお相手を見つけます。
メス(頭が茶色) オス(頭が赤茶と緑)
桜が散るころまで目黒川にいます。
コガモの外にもオナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ユリカモメなど
の渡り鳥が目黒川にやってきます。
賑やかになる目黒川、楽しみですね。
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9月に入り、園内で見られる草木からも少しずつ秋を感じるようになってきました。
公園の入り口からスロープを上がってくる途中には、
ピンク色の小さな花が枝垂れた枝にたくさん咲いているのが見られます。
これはハギというマメ科の植物で、目黒区の花にもなっています。
また、その周りにはつる性の植物が地を張ったり、ハギに絡みついたりしています。
これはクズという植物で、ハギと同じマメ科なので花のかたちが似ています。
ハギもクズも秋の七草です。中秋の名月までには咲き終わってしまいそうですが、
ススキなどとともに秋を象徴する植物です。
ちなみに、園内の原っぱにもハギに似た植物がたくさん花を咲かせています。
これはアレチヌスビトハギという植物で、やはりマメ科ですがハギではありません。
荒れ地や道端にも生え、種ができると動物や私たちの服にくっつきます。
そうやって種を遠くまで運ぼうとしているのですね。
服につくとなかなか取れませんので、
こんなふうにならないように気をつけてくださいね。
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みなさんはお米(稲)の花を見たことがありますか?
中目黒公園では、小学校低学年のお子さん対象の「楽田クラブ」
というお米を育てる連続イベントを実施しており、
先日同じ質問をクラブのみなさんにして、想像で描いていただきました。
花と言うと、花びらがあるイメージの方が多いようでした。
では実際にお米の花をご紹介しましょう。こちらです。
どれが花か分かりますか?もう少し近くに寄ってみますね。
お分かりになったでしょうか?
小さな緑色の米粒のようなものが開いているのが開花の状態です。
お米の花が咲くのは天気の良い午前中です。
緑色の殻(もみ殻)が開いて雄しべが伸び、
その花粉が飛び散って、同じ花の雌しべに付きます。
その時間はおおよそ1時間。あっという間の開花です。
稲穂は小さな花の集まりで、一番先から咲き始めます。
1つの穂に約100個ぐらいの花が付いていて、全部咲き終わるのに
1週間ほどかかりますので、もうしばらく開花が見られそうです。
原っぱの一角に小さな田んぼがあります。
秋の実りまで暖かく見守っていただけたらと思います。
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長い梅雨も明け、中目黒公園ではじゃぶじゃぶ池で水遊びをしたり、虫捕りをする親子の姿、芝生でこんがりと身体を灼く人の姿も目立つようになりました。
ボランティアの皆さんが大事に育てている花壇のお花も、暑さに負けず鮮やかな花を咲かせてくれています。
まだまだ暑い日が続くかと思いますので、熱中症などに気を付けて遊びにいらして下さいね。
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