Archive for 自然情報

春の花がもう…

今年は暖冬といわれている通り、本当に暖かく、

ポカポカとした陽気に思わず上着を脱いでしまう日がありましたね。

暖かな日差しを浴びて、植物たちも春が来たと勘違いしてしまったのかも知れません。

園内では小さな野の花が顔を出しました。

 

コゴメイヌノフグリに…

 

オオイヌノフグリ

 

ホトケノザも咲きました!

 

ちょっと早い春の訪れにびっくりです!

まだまだ寒い日もあると思いますが、

これからも小さなかわいい花を咲かせてくれるでしょうか?

楽しみに見守っていきたいですね。

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冬の貴重な木の実

寒い日が続きますね。

たわわに実っていたピラカンサの実、よく熟してきたなと思った翌日、
誰かにきれいに食べ尽くされていました。

まさに、一粒も残さずに、落とさずに、といった具合です。
実が熟すまで待っていたのでしょうか?

今日はというと…

朝、大勢のムクドリが冬囲いを賑やかにつついていました。

何を食べているのかな?と近づいてみると、材料に使っていたマートルの乾燥した実(写真右)を食べていたようです。

思わず、こんなに分かりにくいところに付いていた実をよく見つけたなぁ…と感心してしまいました。

寒い冬でも公園には貴重な餌を求めてたくさんの鳥がやってきています。

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新年あけましておめでとうございます

お天気に恵まれた年末年始を迎えました。

まだもう少し寒さの厳しい時期がありますが、
園内では、もう春の訪れの兆しを知らせる
スイセンやロウバイなどが咲きはじめ、
お散歩を楽しむ方々を楽しませています。

皆さんは新年の抱負をもう立てましたでしょうか?
今年は、ハーブを育ててみよう!と考えている方にお勧めなのが、
ローズマリーです。

ローズマリーは、地中海原産の低木ですが、
東京の寒さでも充分外でも冬を越すことが出来ます。

日当たり良好な場所を好みますが、冬の寒い時期にも、
ブルーのかわいいお花を咲かせ、日陰でも育ちます。
花は、ハーブティーとしても楽しめますし、香りがいい葉はお料理にも大活躍です。

ご興味のある方は、花とみどりの学習館の窓口でお尋ねください。
詳しいスタッフが解説いたします。

今年も中目黒公園がたくさんの笑顔であふれますように、
スタッフ一同、みなさんのお越しをお待ちしています。

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冬の目黒で…

ある日、目黒川を訪れてみると…

日なたぼっこをしている「オナガガモ」
魚を狙って水面をにらめっこしている「カワウ」
木の隙間に隠れている「ゴイサギ」

など、たくさんの野鳥を観察することが出来ました。

たくさんの野鳥がやってきている目黒川ですが、野鳥にとっての目黒川は、

“エサがたくさんある場所?”
“のんびり休憩するのにちょうどよい場所?”
“すみやすい場所?”

どんな場所なのでしょうか…?

1月19日(日)に花とみどりの学習館では、
イベント「野鳥で目黒川の環境を知ろう!」を実施します。

野鳥の種類や生態を観察しながら、目黒川の環境の状態を学んだり、自然環境としての目黒川について一緒に考えます。

1月10日(金)締め切りです。詳しくは12月25日号の区報または、こちらをご覧下さい。みなさんのご応募をお待ちしています。

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公園の宝もの

雨が降る度に寒くなりますね。
公園は、紅葉真っ盛りです。

冷たい雨の中ですが、公園の中を散歩するといろいろな色が形の葉っぱがあります。
  

秋になると落葉樹の葉は、紅葉し、
色とりどりの葉を、地面に落とします。
木は休眠状態になり暖かい春を待ちます。

公園に落ちるたくさんの落ち葉は、
花壇や畑の土に欠かせない落ち葉堆肥を作るため公園の宝ものです。

落ち葉は、公園の生き物にとっても暖かいフカフカのベットになり、
寒い冬を乗り切る隠れ家になります。
葉っぱをこっそりめくってみると、
何かいきものを見つけることができるかもしれませんよ。

これからどんどん寒くなりますが、冬の公園も楽しいですよ。
暖かい服を着て遊びにきてくださいね。

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冬の訪れと目が合いました

夏は、桃色の花をたくさん咲かせていたフヨウ

今年伸びた枝を剪定する作業を行いました。
作業が終わり、切った枝を処理していると…

ふと目が合いました。

大きな口をぽかんと開けて、つぶらな眼でこちらを見ているように見えませんか?

剪定した枝には、葉を落とした痕の“葉痕(ようこん)”が残っていて、
その脇からは新たな芽が出ていました。

思わず、作業をする手を止め、いろんな方向からチェックしてしまいました。

フヨウの葉は大きいので、枝についていた葉の根本も大きく、大きな口になったのでしょうか。一つの枝にいくつもの顔があるようにも見えます。

これから、植物が葉を落とす時期になると葉痕や冬芽などを観察することができます。

冬の時期だけのお楽しみです。ぜひ探してみて下さいね。

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これはなんの実?

秋になり、中目黒公園の植物はたくさんの実をつけました。
実の色や形、香りもいろいろ。
見ているだけでも楽しくなります。


これはおなじみのカキ!
公園祭で来場した皆さんに味わっていただきました。


これは甘い香りのするカリン!
そのままでは食べられませんが、加工すると利用できます。
17日のイベントで参加者の方々にはちみつ漬けを作っていただきました。

他にも、園内を見渡すといろいろな実があります。
その一部をご紹介します。


こちらはグローブみたいな形をしたハヤトウリ!


これはユズ?・・・いいえ、大きくなったカボスです!


これは何でしょう??
赤と緑の鮮やかな色をしていますね。
オキナワスズメウリといいます。

まさに実りの秋。
園内のいろいろな実は講座やイベントで使用するなど、皆さんに楽しんでいただいています。

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茶色のワタができました。

目黒区エコプラザで活動している団体から分けていただいた、ワタの苗は
大きく育ち、たくさんきれいな花を咲かせ、私達を楽しませてくれました。
花は、大きく、公園に咲いている他のハイビスカスの花と比べでみると
形がそっくりです。

ワタの花


ハイビスカスの花

今は、花が終わってしまい、寂しく思っていると、
丸く膨らんだものが出来てきました。

ある日、突然はじけて
中から茶色のワタが出てきました。
日本で昔から育てている茶綿という種類だそうです。

収穫したワタは、目黒区のエコプラザに持っていく予定です。
このワタは、東日本大震災と原子力発電事故の被災地から
新しい希望を生み出したいという願いから始まった
「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」
を応援する「コットンプロジェクトめぐろ」に戻し、
他の方が区内で育てたワタと一緒に福島に送ってもらいます。

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実りの秋もすぐそこまで・・・

夏の暑さも和らぎ過ごしやすい日が増えてきましたね。
園内では、たくさんのドングリが実ってきています。

木の下に立って目を凝らしてみると…

見つけました!
コナラのドングリは、まだまだ葉に馴染んだみどり色。


こちらは、クヌギのドングリ。
こちらも、まだまだ初々しい黄みどり色です。
ドングリを守っている帽子のような“殻斗(かくと)”も、
この段階では黄みどり色なんですね。


園内で一番小さいドングリは、スダジイ。
ぱっと見はドングリに見えませんが、
この殻斗の中で小さいドングリが育っています。
東京23区それぞれに、シンボルツリーとなる、
区の木があります。目黒区は、このスダジイです。


園内で一番大きいドングリは、マテバシイ。
こちらは大分茶色く色づいてきました。

ドングリの生長を見守りながら秋を待ち望むのも楽しいですよ。
中目黒公園で自然観察いかがでしょうか?

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残暑のなか咲きました

ギラギラ太陽のもと
葉っぱみたいなつぼみ。

少しずつ開いてきたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ミーンミーンと
セミの鳴く中、
コットン(和綿)のお花が咲きました。

目黒区エコプラザ「コットンプロジェクトめぐろ」に協賛し育てている和綿。
順調に育っています。
コットンができるのを、楽しみにしています。

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