Archive for 自然情報

公園の宝もの

雨が降る度に寒くなりますね。
公園は、紅葉真っ盛りです。

冷たい雨の中ですが、公園の中を散歩するといろいろな色が形の葉っぱがあります。
  

秋になると落葉樹の葉は、紅葉し、
色とりどりの葉を、地面に落とします。
木は休眠状態になり暖かい春を待ちます。

公園に落ちるたくさんの落ち葉は、
花壇や畑の土に欠かせない落ち葉堆肥を作るため公園の宝ものです。

落ち葉は、公園の生き物にとっても暖かいフカフカのベットになり、
寒い冬を乗り切る隠れ家になります。
葉っぱをこっそりめくってみると、
何かいきものを見つけることができるかもしれませんよ。

これからどんどん寒くなりますが、冬の公園も楽しいですよ。
暖かい服を着て遊びにきてくださいね。

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冬の訪れと目が合いました

夏は、桃色の花をたくさん咲かせていたフヨウ

今年伸びた枝を剪定する作業を行いました。
作業が終わり、切った枝を処理していると…

ふと目が合いました。

大きな口をぽかんと開けて、つぶらな眼でこちらを見ているように見えませんか?

剪定した枝には、葉を落とした痕の“葉痕(ようこん)”が残っていて、
その脇からは新たな芽が出ていました。

思わず、作業をする手を止め、いろんな方向からチェックしてしまいました。

フヨウの葉は大きいので、枝についていた葉の根本も大きく、大きな口になったのでしょうか。一つの枝にいくつもの顔があるようにも見えます。

これから、植物が葉を落とす時期になると葉痕や冬芽などを観察することができます。

冬の時期だけのお楽しみです。ぜひ探してみて下さいね。

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これはなんの実?

秋になり、中目黒公園の植物はたくさんの実をつけました。
実の色や形、香りもいろいろ。
見ているだけでも楽しくなります。


これはおなじみのカキ!
公園祭で来場した皆さんに味わっていただきました。


これは甘い香りのするカリン!
そのままでは食べられませんが、加工すると利用できます。
17日のイベントで参加者の方々にはちみつ漬けを作っていただきました。

他にも、園内を見渡すといろいろな実があります。
その一部をご紹介します。


こちらはグローブみたいな形をしたハヤトウリ!


これはユズ?・・・いいえ、大きくなったカボスです!


これは何でしょう??
赤と緑の鮮やかな色をしていますね。
オキナワスズメウリといいます。

まさに実りの秋。
園内のいろいろな実は講座やイベントで使用するなど、皆さんに楽しんでいただいています。

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茶色のワタができました。

目黒区エコプラザで活動している団体から分けていただいた、ワタの苗は
大きく育ち、たくさんきれいな花を咲かせ、私達を楽しませてくれました。
花は、大きく、公園に咲いている他のハイビスカスの花と比べでみると
形がそっくりです。

ワタの花


ハイビスカスの花

今は、花が終わってしまい、寂しく思っていると、
丸く膨らんだものが出来てきました。

ある日、突然はじけて
中から茶色のワタが出てきました。
日本で昔から育てている茶綿という種類だそうです。

収穫したワタは、目黒区のエコプラザに持っていく予定です。
このワタは、東日本大震災と原子力発電事故の被災地から
新しい希望を生み出したいという願いから始まった
「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」
を応援する「コットンプロジェクトめぐろ」に戻し、
他の方が区内で育てたワタと一緒に福島に送ってもらいます。

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実りの秋もすぐそこまで・・・

夏の暑さも和らぎ過ごしやすい日が増えてきましたね。
園内では、たくさんのドングリが実ってきています。

木の下に立って目を凝らしてみると…

見つけました!
コナラのドングリは、まだまだ葉に馴染んだみどり色。


こちらは、クヌギのドングリ。
こちらも、まだまだ初々しい黄みどり色です。
ドングリを守っている帽子のような“殻斗(かくと)”も、
この段階では黄みどり色なんですね。


園内で一番小さいドングリは、スダジイ。
ぱっと見はドングリに見えませんが、
この殻斗の中で小さいドングリが育っています。
東京23区それぞれに、シンボルツリーとなる、
区の木があります。目黒区は、このスダジイです。


園内で一番大きいドングリは、マテバシイ。
こちらは大分茶色く色づいてきました。

ドングリの生長を見守りながら秋を待ち望むのも楽しいですよ。
中目黒公園で自然観察いかがでしょうか?

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残暑のなか咲きました

ギラギラ太陽のもと
葉っぱみたいなつぼみ。

少しずつ開いてきたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ミーンミーンと
セミの鳴く中、
コットン(和綿)のお花が咲きました。

目黒区エコプラザ「コットンプロジェクトめぐろ」に協賛し育てている和綿。
順調に育っています。
コットンができるのを、楽しみにしています。

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100万本の花束

長かった梅雨があけ、やった~!夏が来た!
夏の日差しに似合う、ヒマワリ!
太陽のように真ん丸です!

中目黒公園公園の畑に、にょきっと背が高く
1輪だけ、立派に咲いています。

近くによって、よーく見てみると、

じつはたくさんの花が集まってできています。

一輪ではなくて、100万本の花束?なのかもしれませんね。

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ブドウを食べにくるお客さん

 

園内のブドウがとてもきれいに実りました。
すると、あまいブドウをいただくためにたくさんのお客さんがやってきます。

 

  

園内の昆虫たちです。
コガネムシやチョウ、ハチなど、実にたくさんの種類の昆虫がやってきます。

 

そして、今日はひときわキラキラとかがやく、めずらしいお客さんがきていました。
こんなにきれいにかがやくのは、いったいだれでしょう?

 

失礼してつかまえてみると、リュウキュウツヤハナムグリという、コガネムシの仲間でした。
本来は奄美諸島などの南の島にすんでいたのですが、
最近は東京にも国内外来種としてやってきたみたいです。
とてもきれいな昆虫ですね。

ブドウが実る時期には、このような珍しい昆虫にも出会いやすくなるかもしれません。
ブドウに集まる昆虫たちにも、目を向けてみてください。

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雨の止む間に

雨が止んだので、園内を散策してみると、
学習館の周りの花がきれいに咲いており、
雨に濡れて、よい香りがします。

セイヨウニンジンボクの満開の花には、
クマバチが忙しそうに、蜜を集めていました。

足もとの、タイムにもミツバチが集まっていました。

ベルガモットの花には、チョウが集まって
一心不乱に蜜を吸っているようで、
こちらがカメラで近づいてもお構いなしです。
 

長梅雨の終わりを待ちわびているのは、
私たち人間ばかりではないようです。

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初夏のとっておき

皆さんは、ふと空気にのってきた花や植物の香りを感じて、またこの季節が巡ってきたなぁ…と気づくことはありますか?

グラウンドの大きな木に白い花が、ぽわっ、ぽわっと咲き始めています。

ちょうど1週間前に見たときは、まだ蕾だった“タイサンボク”
蕾は、陶器のように滑らかです。

いま、少しづつ花が開いています。

この木の下に立つと、鼻をくすぐられるような甘い香りがします。

特に雨上がりは、花の香りをよく感じられます。
この時期とっておきの香りを、お散歩がてらぜひ、お楽しみください。

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