すっかり、秋の景色になった中目黒公園を少し散策するだけで、
植物のいろいろな種を発見できます。
植物は、動物と違って自分で動くことができないので
いろいろな知恵をしぼって、種の形で遠く旅立つ準備をしています。
今回は、そんな植物のけなげな姿をご紹介します。
原っぱを散策すると、
足にいろいろくっいてきます。
これは、アレチヌスビトハギです。
マメ科の植物でサヤが、ザラザラとしています。
人や動物にくっついて移動しようと試みる植物です。
たとえば、
センダングサ オオオナモミ
形をみるとくっつきそうですね。
公園から帰ったら、洋服を確認してみてください。
もしかしたら、植物の種がついているかもしれません。
空をとんで大きく羽ばたこうと試みるのは、アベリアとモミジの仲間
種をよく見ると羽根がついていますね。
アベリア モミジ
鳥などの動物に食べてもらって、どこか遠くに連れて行ってもらおうと
考えた植物は、赤い実をつけました。
サンザシ バラ エノキ
ドングリは、とりあえず、「ドングリころころドングリこ~♪」
ころがって移動を試みるようですが・・・
ドングリはどこでも大人気。みんなが拾って持ち歩いてくれるので、
ドングリは思いのほか遠くに移動できるようです。
秋の中目黒公園は、植物の知恵が詰まっています。
散歩がてらに、植物の知恵を解明してみるのも楽しいですよ。
見頃の花もたくさん楽しめます。
ぜひきてください。
アメジストセージ ホトトギス フジバカマ