Archive for 自然情報

ジャカランダ咲き始めました。

この記事は2017年6月7日に投稿しました。今年の情報は「最近の投稿」よりご確認ください。

中目黒公園には、中南米原産のジャカランダという木があり、
毎年6月に花の見頃を迎えます。

梅雨空に映える紫色の花はとても美しく、毎年楽しみにされている
来園者の方も多くいらっしゃします。

今年も6月1日から徐々に花が咲き始め、落花しながらもまた次の花が順々
に咲いています。昨年の満開は6月18日頃でした。

ぜひ見に来てください。

  

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園内が香ります。

5月に入り、園内のハーブが
次々と花を咲かせて、公園にさわやかな香りを漂わせています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学習館では、5月4日に「香りの花束づくり」を実施しました。

良いお天気に恵まれ、ガーデンウォークを楽しみながら、ヤグルマギクや
ミント、カモミール、クリムソンクローバーなど色とりどりの花を摘みました。

花束づくりは「難しいけど面白い」「花を摘むところまで体験できるのは、
なかなかなくて嬉しい」などの声が挙がりました。

 

 

 

 

 

 

講義では、花束の歴史の話や花言葉、花束のづくりのコツを説明し、参加者
の皆さんは熱心に聞かれていました。

素敵な花束が出来た後は、花束づくりで使ったハーブを利用して、
ハーブバター・ハーブチーズの実演調理やハーブティの試飲も実施しました。

どれも好評で、「初めて食べたけど、美味しかったので家でも作ってみる」
とおっしゃっていただけました。

香りがいっぱいのゴールデンウィークを楽しんでいただけたようです。

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麦のネット張り

下の写真は六条大麦(ロクジョウオオムギ)の穂を上から見た様子。その名のとおり、上から見てみると6列に並んでいます。麦茶にするのはこのムギ。
夏といったら外で活動した後に飲む麦茶がしみわたっておいしいですよね。

 

 

 

 

 

 

 

4月の作業日では、収穫前の六条大麦(ロクジョウオオムギ)と小麦(コムギ)のネット張りを行いました。ネット張りを行わないと大切に育てたムギを鳥たちに食べつくされてしまうので、毎年この時期に行っている作業です。

まずは、ネット張りの下準備、除草作業。カラスムギ(ロクジョウオオムギやコムギに似ていて見分けが難しい!)などの雑草を除草していきます。

 

 

 

 

 

 

 

除草が終わったら、ムギがこの後どれくらい生長するかも考えて、少し高めに…生垣や枝を使って、息を合わせて、ピンッとネットを張っていきます。


 

 

 

 

 

                                                                                                                              一部ネットが張られていない場所がありますが、こちらはネットが足りなかったので、待ちわびていたであろう鳥たちにも少しだけおすそ分け…

 

 

 

 

 

 

 

 

収穫するのは、初夏の頃です。

この時期を麦が実ることから麦秋(ばくしゅう)と呼びます。

作業後やハーブティーサービスで収穫したムギの麦茶を味わいたいですね。

※作業日は、毎月0の付く日10日、20日、30日 10時~12時に活動をしています。(左記の日が月曜日の日は無し)
どなたでもご参加いただけますので、ぜひお気軽にご参加下さい。

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植木鉢の戦い

園内のサクラはそろそろ散り始めましたが
次々といろいろな花へとバトンタッチしているようです。
この時期、たくさんの花が咲き誇りついつい見とれてしまいます。
  

所変わって、鉢植えの中では、こんな姿を発見しました。
キノコの一種、「チャワンタケの仲間」です。
茶碗のような形をしています。

可愛らしい大きさと形に心が和みますが、
実はこのキノコ少し面白い特徴を持っていました。
通常生えているキノコは、地面に落ちた実などを栄養にして育ちますが
このキノコは寄生といって、植物の根を栄養にして育ちます。

栄養を取られてしまった植物は、枯れてしまいます。
しかし、このキノコも生きるために必死です。
そう思うと、むやみやたらに抜いてしまうのは忍びないような気がします・・・。
植物同士でも、こうして日々生き抜くための戦いを繰り広げられているのですね。
次に園内を散歩する時は、そういった視点で見てみるのも面白いかもしれません。

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