梅雨といえば、「アジサイ」というぐらい、アジサイがきれいな季節になりました。
中目黒公園にはひときわ大きな花をつけるアジサイがあります。
はっぱの形が、柏餅につかうカシワの木の葉っぱに似ていることからカシワバアジサイと言われています。
真っ白で美しい花がしばらく楽しめそうです。
園内のあちらこちらにみるドクダミの花も白くてかわいい花をつけます。
葉を触ると独特のかおりがして、「くさ~い」という方もいます。
こちらも一重咲きと八重咲きがあるので探してみてください。
梅雨といえば、「アジサイ」というぐらい、アジサイがきれいな季節になりました。
中目黒公園にはひときわ大きな花をつけるアジサイがあります。
はっぱの形が、柏餅につかうカシワの木の葉っぱに似ていることからカシワバアジサイと言われています。
真っ白で美しい花がしばらく楽しめそうです。
園内のあちらこちらにみるドクダミの花も白くてかわいい花をつけます。
葉を触ると独特のかおりがして、「くさ~い」という方もいます。
こちらも一重咲きと八重咲きがあるので探してみてください。
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この記事は2022年6月8日に投稿しました。今年の情報は「最近の投稿」よりご確認ください。
「ジャカランダは咲いていますか?」この時期の問い合わせ第一位です。今年も、花とみどりの学習館の脇でようやく咲きはじめました。
ジャカランダは南米原産の植物で、「世界三大花木のひとつ」。日本では熱海や宮崎などの暖かい地域で植栽されていることが多く、関東では珍しい植物です。
開花時期が短いことなどから熱帯のサクラとも呼ばれています。
花を近くで見てみると…
ラッパのような形の花を房なりにつけて咲いています。
見ごろは6月中旬ごろでしょうか。
梅雨の空に爽やかに咲くジャカランダの花をお楽しみください。
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みなさん「風薫る」という言葉をご存知でしょうか。
「花びらに 風薫りては 散らんとす」という夏目漱石の俳句にも使われています。
初夏に木々の間を通り抜ける清々しい風を指す言葉のようですが、
もともとは花の香りを運ぶ春の風を指していたという話もあります。
近頃の公園は新緑が輝き、色とりどりの花が咲いています。
今の時期にピッタリな言葉ですね。
ぜひみなさんも公園にきて、「風薫る」を体感してみてください。
花とみどりの学習館では「みどりの香りに全集中!」というイベントが6月19日(日)にあります!
中目黒公園で植物の香りを探しながら公園を散歩します。
風薫る季節にインタプリターが今楽しめる植物を解説し、最後にはみどりの香るプレゼントも!!
5月30日(月)が抽選申し込みの締め切りです。ふるってご応募ください。
詳細はこちらのURLをご確認ください。
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晴れたと思ったらまた雨… 梅雨いりを思わせる天気が続いてます。
しっとり気分を吹き飛ばす、カラカラと乾いた音をさせている植物をご紹介します。
明治時代に観賞用として日本にやってきたヨーロッパ原産のコバンソウ。
穂の形は卵型から楕円型で、まさに小判が鈴なりについているようです。
乾燥しても形が変わらないので、ドライフラワーにも使われます。
学習館では公園登録ボランティア(さーくる・ガーデン・クラブ)がドライフラワー用に吊り下げた様子が見られます。
注:公園での採取はご遠慮ください。
ぱっと水しぶきをあげる噴水のような姿のヒメコバンソウ。
江戸時代に日本に定着したヨーロッパ原産の植物です。
極小の穂をよ~く見てみると、三角形をしています。
ヒメコバンソウと言うけれど、私は「小判」と言うより某有名チョコ菓子を想像してしまいます。
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4月が終わり、日差しが強くなってまいりましたね。
梅雨前のこの季節はバラの季節です!
中目黒公園でもいろんな種類のバラが見られます。
今回は、今オススメのバラを紹介します。
ガートルート・ジェキル
「THE バラ」といえそうな赤い色。つぼみもまだ残っているので、もうしばらく楽しめそうです。
アイスバーグ
名前のとおり、白く、見ていて涼やかなバラです。
モリニュー
今満開!薄黄色からサーモンピンク色のような色をしています。
ヘリテージ
今はまだつぼみなので、これから見ごろです。薄い上品なピンク色をしています。咲いた姿を見るのが楽しみですね。
これらのバラは、公園で活動しているボランティア団体のみなさんによってお手入れされています。
他にもいろんな種類のお花が皆さんをお待ちしております。
ぜひ、中目黒公園に季節のお花を見に来てください!
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「菜の花ね」と写真を撮られる方もいらっしゃいますが
花びらの数が4枚で黄色のアブラナ科、英名でウォード(Woad)、
ホソバタイセイの花です。
原産は南ヨーロッパや、アジア西部の2年草です。
ヨーロッパではインディゴ(藍)染料の原料として使われていました。
また、葉には収斂・血止作用があるとされ怪我を癒すハーブとしても
利用されていたそうです。
布を染める工程は複雑で、何度も発酵させるそうです。
日本の藍染めはタデアイを使います。
やはり発酵させるなどの工程を経て手間をかけて作ります。
国が違えど同じように植物を生活に取り入れているのが興味深いです。
また、黄色いお花が青く染まるというのも面白いですね。
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4月になり、新しい生活がスタートした方も多いと思います。
今回は中目黒公園で見つけた1年生を紹介します!
クヌギのどんぐりの芽
昨年、9月頃集めたクヌギの葉の中に埋もれていました。
冬の間眠っていたどんぐりが春になって生長していたんですね!
ヤブキリの赤ちゃん
ヤブキリはキリギリスの仲間です。
幼い頃は花の花粉や花びらを食べますが、大きくなると虫も食べるそうです。
セミなど自分より大きい虫を食べる事もあるようです!
アズマヒキガエルのオタマジャクシ
3月頃に産卵された卵から生まれてきました。
元気そうに泳いでますね!
花とみどりの学習館ニュースレター4月号は、アズマヒキガエルの卵からの様子をまとめました!
今年のニュースレターはカラーなので見ていただけると嬉しいです。
ほかにも学習館には自然についての解説展示もあります。
中目黒公園にぜひお越しください!
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中目黒公園ではサクラ、チューリップなど色とりどりの春の花が見ごろをむかえています。
そんな中、異彩を放つ「地味」なお花を紹介します。
色が地味で、お花も小さいのであまり目立ちません。
でも、よ~くさがしてみると…
2種類の花があります。
こちらはメスの花(雌花)です。
大きな花がど~んとひとつついています。
大きな花びらに見えるのは、花びらを包む咢片(がくへん)です。
花びらよりもしっかりした感じです。
そのメスの花の下をたどると…
小さなツブツブのかたまりみたいなものがあります。
これがオスの花(雄花)です。
小さな花がたくさんついています。
雄しべがむき出しなので、こんな形をしています。
ミツバアケビは秋に紫色の甘い実をつけます。
日本の山でも見かけることがあり、タヌキ、ニホンザルなどの野生動物やメジロなどの野鳥が好んで食べています。
タヌキのうんちの中からミツバアケビの種が見つかることもあるんですよ。
中目黒公園のミツバアケビは、今年の秋に実をつけてくれるかな?
今から楽しみです♪
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「あっ菜の花♪」
公園でよく聞かれるようになってきました。
“菜の花”は食用のアブラナ科の花の総称なので、
「菜の花」と呼ばれる花の種類は沢山あります。
これはノラボウナ(野良坊菜)のお花です。
ま~るい花びら。
茎もお花もいただきます。
江戸東京野菜のひとつです。
これはコウタイサイ(紅苔菜)です。
ノラボウナに似ていますが、
よ~く見ると茎の色が赤いのが特徴です。
寒い時期ほど、赤紫の茎の色が鮮やかです。
茎もお花もいただきます。
茹でると赤い色は緑になります。
これはみなさんがご存じの野菜の“菜の花”です。
何の“菜の花”かわかりますか?
シワシワで細長い花びら。
ジャーン!ブロッコリー!!!
アブラナ科のお野菜といえば、
他にもダイコン、カブ、ミズナ、
ハクサイ、キャベツ、ザーサイ…
みんな菜の花を咲かせます。
公園では野菜も育てているので、
“菜の花”を探してみてくださいね。
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花とみどりの学習館内では、園内の見どころを紹介する展示を行っており、
現在は「発見!?冬のこびとたち」と題して、様々な冬芽を紹介しております。
連日子どもたちがやって来て、セルフガイドを片手にこびとさがしをしています。
少しずつ暖かくなり、こびとたちも春を感じているようで、姿が変わってきました。
こちらは豊後梅(ブンゴウメ)。
今年はゆっくりとつぼみが膨らみ始めました。
こちらは子どもたちに大人気のハクモクレン。
ふわふわの鱗芽から白い花びらが見え始めました。
こびとたちの姿が見られるのもあとわずかかもしれません。
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