今年は寒い日が続いて、春の訪れが遅く感じられますね。
まだまだ早朝には池の水が凍り、原っぱには霜柱が立っていることもあります。
そんな寒い朝でも、少し日当たりの良いところを見てみると・・・
見つけた!オオイヌノフグリです!
身体が震えるほど寒い朝でも、小さな花を見つけられると気持ちがほっこりします。
白いコゴメイヌノフグリも見つけました。
寒くても、だんだん春の足音が聞こえてくるようですね。
今年は寒い日が続いて、春の訪れが遅く感じられますね。
まだまだ早朝には池の水が凍り、原っぱには霜柱が立っていることもあります。
そんな寒い朝でも、少し日当たりの良いところを見てみると・・・
見つけた!オオイヌノフグリです!
身体が震えるほど寒い朝でも、小さな花を見つけられると気持ちがほっこりします。
白いコゴメイヌノフグリも見つけました。
寒くても、だんだん春の足音が聞こえてくるようですね。
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立春を迎え、明るい時間も少しづつ伸びてきましたが、
今年は例年よりも寒い気がします。
ロウバイの花は、12月末から咲き始める年もありましたが、
今年は1月の中旬ごろに開花しました。
花壇を耕していると、まだまだ寒いと寝ているアズマヒキガエルを
起こしてしましました。
昨年はバレンタインデーに卵を産みに池に集まってきていました。
今年もそろそろ起きてくるでしょうか?楽しみですね。
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一年で一番寒いといわれる “大寒” に入りました。
そんな中でも葉をつけたまま冬を越す常緑樹は力強さ・生命力が感じられ、
古くから縁起物として飾られることが多い植物です。
日本ではお正月に飾る松や、節分に飾る柊などが有名でしょうか。
園内にはオリーブやローリエ、マートルなどさまざまな常緑樹があります。
五感の庭や芝生広場沿いのハーブガーデンなどで見られるマートルは、
古代エジプト時代から愛と歓喜、繁栄の象徴とされてきました。
イギリスでは花嫁の花束にマートルの枝を入れ、
嫁ぎ先で挿し木をして幸福を願うという習慣があったそうです。
草木からパワーをいただきながら、あと少し、寒い季節を耐えましょう。
一歩一歩、春に近づいています。
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冬の公園を歩いていると、葉が落ちた木を見かけます。
枯れてしまっているのでしょうか?
枝をよく見ると、新芽があります。
この芽から弦が伸び、6月中旬頃に実がなるのです。
豊後梅はどうでしょう。
枝の先に花のつぼみがついています。
赤色でかわいらしいですね。3月頃に咲いた様子が見られます。
いきもの池の北側に並ぶ二つのミズキ、この木々も葉がありません。
しかし、枝をよく見てみると新芽がついています。
こちらも、ぷっくりと赤い新芽です。
この芽から葉が芽吹き、5月から6月頃には白い花を見ることができます。
葉がない時期だからこそ、小さな変化を観察してみませんか。
ほかの木の様子も見に来てくださいね。
今の時期から植物の成長を追いかけるのも楽しいですよ!
ぜひ公園に来て、身近な自然を味わってください。
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あけましておめでとうございます。
本年も中目黒公園・花とみどりの学習館をよろしくお願いします。
ロウバイは開花まであと少し!ふっくらとしたつぼみに綿帽子が。
ちっちゃな葉に乗った雪がなんとも可愛らしいですね♪
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今年の秋は2度咲きしてしまう植物も多く、
なかなか冬の剪定や切り戻しなどの作業ができませんでした。
12月に入り、葉が落ちた植物から少しずつ作業を始めています。
先日の公園作業日活動では、ハギの切り戻しを行いました。
ハギは地際で切ることで、来年もきれいな株立ちの姿になります。
切った枝はしなやかで長く、支柱として使うのに最適なので、
細かい枝葉を切り落として保管しておきます。
いずれ土に還る枝や葉を園芸資材として利用することは、
循環型園芸を行う上でとても大切なことのひとつです。
また、先日のエコ園芸生活講座ではフヨウを切り戻し、
枝葉を細かく切り、麦畑の畝に葉を、畝間に枝を敷きました。
麦を播いたあとの畝にうすく葉を敷くことで保湿・保温になります。
畝間は人が作業のために歩くので土が踏み固まってしまうので、
枝のようなやや硬いものを敷くことでウッドチップと同じ役割を果たします。
人が踏むことで徐々に分解され、やがて土に還っていきます。
循環型園芸ならではの冬の姿、ぜひ散策しながら眺めてみてください。
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「今年も来られましたね」
夏や秋には見かけなかった鳥がやってきました。
頭の銀色と羽の白い模様が目を引くジョウビタキです。
遠くチベットやロシアから日本にやってくる渡り鳥です。
冬になるとやって来る渡り鳥のことを冬鳥と言います。
最近は落ち葉が落ちて冷たい風が吹き、外ではコートを着るくらい寒くなりましたが、
冬鳥にとっては日本の冬は過ごしやすいようです。
中目黒公園にやってくる冬鳥はジョウビタキだけではありません。
こちらのモズも冬の間、高い山の上から平地の公園などにやってきます。
大きさはスズメくらいですが、肉食の鳥です。
「はやにえ」と言って、獲物の昆虫やカエル、ネズミなどを捕まえて木の枝に突き刺しておくことがあります。
こちらは去年の写真ですが、
これからの時期、このように木の枝に突き刺さった虫を見かけることがあります。
もし公園で枝に刺さったままの虫を見かけたら、それはきっとモズの仕業です。
ちょっと「ぎょっ」としてしまいますが、これも冬鳥が中目黒公園にやってきた証です。
冬の風物詩だと思って見ていただけると、公園の楽しみのひとつになるのではないでしょうか。
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ああ気持ちいい!
集めた落ち葉にごろん
ふかふかだよ
公園の落ち葉を集めてどうするの?
落ち葉はちいさな生きものたちに食べられて、やがて土になりますが、
コンポストに入れると堆肥となり、公園の植物を育てるのに活躍してくれます。
中目黒公園では、ボランティア活動や園芸の講座で堆肥を作っています。
写真はエコ園芸生活講座での風景です。
木に生えた葉が落ちて落ち葉になり、
落ち葉は堆肥になって植物を育てる・・・
命の循環を感じながら、楽しく作業出来ました。
園内には他にもさまざまな木々が色づいています。
「枯れ葉も山のにぎわい」と言いますが、
中目黒公園の落ち葉は植物を育てる、命のにぎわいです。
美しく色づいた落ち葉を楽しみに、ぜひ公園に来てください。
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今、園内で華やかに咲いているのがこのハイビスカスローゼルの花です。
バラの花に似ているので「ローゼル」という名前がついたらしいですが、
ハイビスカスローゼルはオクラに近い仲間です。
そして、ひときわ特徴的なのがこの実です。
なんだか真っ赤な小籠包みたいな形をしています。
とてもオクラには見えませんね。
今回は実の中身を見てみましょう。
パッと見ただけでは、イチゴかトマトのような形ですが…
表面をむいてみます。
白っぽい実が出てきました。
真っ赤な部分は皮ではなく、実を包む5枚の苞(ほう)と萼(がく)です。
この苞(ほう)と萼(がく)はハイビスカスティーにしたり、
砂糖と煮詰めてジャムにしたりできます。
白っぽい実も割ってみました。
5つに割れた部屋に種がぎっしりつまっています。
こうしてみると、オクラに似ていませんか?
割ったときにねばり気もありました。
真っ赤な苞(ほう)と萼(がく)をもつ白っぽいオクラ・・・とてもユニークですね。
きれいな花とユニークな実をもつハイビスカスローゼルは今が見頃です。
中目黒公園にぜひ見に来てください。
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園内で「あるもの」が目にとまり、思わず立ち止まってしまいました。
鳥の死骸です。(苦手な方はごめんなさい)
肉は生きものたちに分解され、骨と羽だけの姿になっていました。
羽の色・大きさ・くちばしからして、ムクドリのようです。
さらに観察すると、両肢に長い糸が絡みついていました。
ムクドリは地面を歩いて虫を探して食べたり、木にとまって木の実を食べたりします。
もしかしたら、この糸のせいでうまく動いたり食べたりできずに死んでしまったのかもしれません。
小さなゴミでも見逃さないことが、生きものを守ることにつながります。
ゴミの持ち帰りにご協力をお願いします。
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