今年は寒い日が続いて、春の訪れが遅く感じられますね。
まだまだ早朝には池の水が凍り、原っぱには霜柱が立っていることもあります。
そんな寒い朝でも、少し日当たりの良いところを見てみると・・・
見つけた!オオイヌノフグリです!
身体が震えるほど寒い朝でも、小さな花を見つけられると気持ちがほっこりします。
白いコゴメイヌノフグリも見つけました。
寒くても、だんだん春の足音が聞こえてくるようですね。
今年は寒い日が続いて、春の訪れが遅く感じられますね。
まだまだ早朝には池の水が凍り、原っぱには霜柱が立っていることもあります。
そんな寒い朝でも、少し日当たりの良いところを見てみると・・・
見つけた!オオイヌノフグリです!
身体が震えるほど寒い朝でも、小さな花を見つけられると気持ちがほっこりします。
白いコゴメイヌノフグリも見つけました。
寒くても、だんだん春の足音が聞こえてくるようですね。
Permalink Comments off
2月のイベントといえば、節分や立春などいろいろありますが…やっぱりバレンタインですね!
お店にはチョコレートが並び、ピンク色のポップが目に付く時期です。
今回はバレンタインにちなんだステキな花言葉を持つ植物をご紹介します。
ツバキは様々な花の色があり、花の少ない冬を彩ってくれます。
「ひかえめな優しさ」、「誇り」がツバキの花言葉。
花の色によっても花言葉があり、
赤い花は「控えめなすばらしさ」
白い花は「完全なる美しさ」、「至上の愛らしさ」と言われています。
シンビジウムは寒さに強い花でランの仲間です。
花言葉は「はなやかな恋」、「飾らない心」など。
特に黄色の花は、「誠実な愛情」という花言葉だそうです。
バレンタインの贈り物にはぴったりですね。
ローリエは月桂樹とも呼ばれ、煮込み料理に良く使われるハーブです。
ローリエの葉にも花言葉があり、「私は死ぬまで変わりません」といわれています。
とてもロマンティックですね。
ただ、ローリエの花言葉には「裏切り」という意味もあるそうです。
ちょっと怖いですね。
今回紹介した花はこれからの時期に中目黒公園で見られます。
ぜひ冬の自然を楽しみに来てください。
Permalink Comments off
立春を迎え、明るい時間も少しづつ伸びてきましたが、
今年は例年よりも寒い気がします。
ロウバイの花は、12月末から咲き始める年もありましたが、
今年は1月の中旬ごろに開花しました。
花壇を耕していると、まだまだ寒いと寝ているアズマヒキガエルを
起こしてしましました。
昨年はバレンタインデーに卵を産みに池に集まってきていました。
今年もそろそろ起きてくるでしょうか?楽しみですね。
Permalink Comments off
一年で一番寒いといわれる “大寒” に入りました。
そんな中でも葉をつけたまま冬を越す常緑樹は力強さ・生命力が感じられ、
古くから縁起物として飾られることが多い植物です。
日本ではお正月に飾る松や、節分に飾る柊などが有名でしょうか。
園内にはオリーブやローリエ、マートルなどさまざまな常緑樹があります。
五感の庭や芝生広場沿いのハーブガーデンなどで見られるマートルは、
古代エジプト時代から愛と歓喜、繁栄の象徴とされてきました。
イギリスでは花嫁の花束にマートルの枝を入れ、
嫁ぎ先で挿し木をして幸福を願うという習慣があったそうです。
草木からパワーをいただきながら、あと少し、寒い季節を耐えましょう。
一歩一歩、春に近づいています。
Permalink Comments off
冬の公園を歩いていると、葉が落ちた木を見かけます。
枯れてしまっているのでしょうか?
枝をよく見ると、新芽があります。
この芽から弦が伸び、6月中旬頃に実がなるのです。
豊後梅はどうでしょう。
枝の先に花のつぼみがついています。
赤色でかわいらしいですね。3月頃に咲いた様子が見られます。
いきもの池の北側に並ぶ二つのミズキ、この木々も葉がありません。
しかし、枝をよく見てみると新芽がついています。
こちらも、ぷっくりと赤い新芽です。
この芽から葉が芽吹き、5月から6月頃には白い花を見ることができます。
葉がない時期だからこそ、小さな変化を観察してみませんか。
ほかの木の様子も見に来てくださいね。
今の時期から植物の成長を追いかけるのも楽しいですよ!
ぜひ公園に来て、身近な自然を味わってください。
Permalink Comments off
あけましておめでとうございます。
本年も中目黒公園・花とみどりの学習館をよろしくお願いします。
ロウバイは開花まであと少し!ふっくらとしたつぼみに綿帽子が。
ちっちゃな葉に乗った雪がなんとも可愛らしいですね♪
Permalink Comments off
12月27日(月)から1月4日(火)まで花とみどりの学習館は休館いたします。
年末に近づくにつれ園内の木々は葉を落とし、
春まで眠りについたようです。
しかし、寒い冬に花を咲かせる木もあります。
ロウバイの木です。
黄色いつぼみをふくらませ、新年の訪れを心待ちにしているよう。
毎年1月には花を咲かせ、
ろう細工のように美しい花とかすかな甘い香りで楽しませてくれます。
こちらは去年のロウバイの写真です。
来年もきれいな花を咲かせてくれるでしょうか。
ロウバイ共々、来年また皆様にお会いできることを心待ちにしております。
良いお年をお迎えください。
Permalink Comments off
街中はクリスマスツリーやリースで賑やかですが、
花とみどりの学習館では一足先に、新年を迎えるしめ縄飾りを
『楽田クラブ』で作りました。
楽田クラブは小学1~3年生対象の稲作体験イベントです。
春の種播きから始まって、夏の田植え、草取り、秋の稲刈り、脱穀・籾摺りと、
お米が食べられるようになるまでの稲の生長をみんなで観察し、学びあいます。
しめ縄飾りは、お米を守り支えてくれた稲わらを使い、
実りへの感謝や新年への願いを込めて古くから作られているものです。
まず、きれいに整えた稲わらを数時間水に浸し、叩きます。
次に、片手で持てるくらいの稲わらを二束に分け、
それぞれの束を右にねじりながら、左へ綯っていきます。
なかなか慣れるまでは大変ですが、全身を使って一生懸命綯っていました。
そして、園内の南天や松、金柑など縁起のいい植物を飾りつけて完成です。
みんながよい年を迎えられますように。9ヵ月間おつかれさまでした!
Permalink Comments off
今年の秋は2度咲きしてしまう植物も多く、
なかなか冬の剪定や切り戻しなどの作業ができませんでした。
12月に入り、葉が落ちた植物から少しずつ作業を始めています。
先日の公園作業日活動では、ハギの切り戻しを行いました。
ハギは地際で切ることで、来年もきれいな株立ちの姿になります。
切った枝はしなやかで長く、支柱として使うのに最適なので、
細かい枝葉を切り落として保管しておきます。
いずれ土に還る枝や葉を園芸資材として利用することは、
循環型園芸を行う上でとても大切なことのひとつです。
また、先日のエコ園芸生活講座ではフヨウを切り戻し、
枝葉を細かく切り、麦畑の畝に葉を、畝間に枝を敷きました。
麦を播いたあとの畝にうすく葉を敷くことで保湿・保温になります。
畝間は人が作業のために歩くので土が踏み固まってしまうので、
枝のようなやや硬いものを敷くことでウッドチップと同じ役割を果たします。
人が踏むことで徐々に分解され、やがて土に還っていきます。
循環型園芸ならではの冬の姿、ぜひ散策しながら眺めてみてください。
Permalink Comments off
「今年も来られましたね」
夏や秋には見かけなかった鳥がやってきました。
頭の銀色と羽の白い模様が目を引くジョウビタキです。
遠くチベットやロシアから日本にやってくる渡り鳥です。
冬になるとやって来る渡り鳥のことを冬鳥と言います。
最近は落ち葉が落ちて冷たい風が吹き、外ではコートを着るくらい寒くなりましたが、
冬鳥にとっては日本の冬は過ごしやすいようです。
中目黒公園にやってくる冬鳥はジョウビタキだけではありません。
こちらのモズも冬の間、高い山の上から平地の公園などにやってきます。
大きさはスズメくらいですが、肉食の鳥です。
「はやにえ」と言って、獲物の昆虫やカエル、ネズミなどを捕まえて木の枝に突き刺しておくことがあります。
こちらは去年の写真ですが、
これからの時期、このように木の枝に突き刺さった虫を見かけることがあります。
もし公園で枝に刺さったままの虫を見かけたら、それはきっとモズの仕業です。
ちょっと「ぎょっ」としてしまいますが、これも冬鳥が中目黒公園にやってきた証です。
冬の風物詩だと思って見ていただけると、公園の楽しみのひとつになるのではないでしょうか。
Permalink Comments off