秋らしい風が気持ちのよい季節になりましたね。
夕方になると、あちらこちらから虫の鳴き声が聞こえてきます。
みなさんは、どの虫がどんな鳴き声で鳴いているか知っていますか?
9月10日(日)に自然観察クラブ主催の、「鳴く虫の観察会」が行われました。
まずは、虫が鳴く理由や虫ごとの鳴き方の違い、1種類ずつ虫の鳴き声を聞いて勉強した後、外に出て鳴く虫を探しに行きました。
外に出て虫の声を聞いてみると、いろんな虫が一斉に大合唱をしているので、1種類ずつ聞き分けることは難しいのですが、それでも耳をすませて、特徴を確認しながら聞いてみると、どの虫が鳴いているのか少しずつ分かってきます。
樹の上でひときわ大きい声で鳴いているのは、アオマツムシ、芝の中でジーッと鳴いているのは、シバスズ…と生活している場所や特徴を確認しながら探していきます。
途中、ヒロバネカンタンやカネタタキを見つけることもでき、参加者からは、「何種類かは虫の声を聞き分けられるようになった。」「夜の公園で虫を探すのが楽しかった。」などの感想も挙がりました。
いつもとは一味違う夜の公園で、身近な鳴く虫の世界をお楽しみいただけたようです。夕涼みに、秋の虫の声を聴きながら公園をお散歩してみませんか?