ここでは農業担当のスタッフが都市農業公園で育てている
野菜の一部をご紹介。
都市農での種まき・収穫時期、野菜の特徴や観察する時の
ポイントなどを解説しています。
都市農オリジナルの野菜図鑑を、ぜひ楽しみながら公園を
散策してみて下さい。
 
やさい紹介ページは園内の畑に設置しているQRコードの展示からもご覧いただけます。お手持ちのスマートフォンなどからアクセスください。
※ご利用には通信費がかかります。

サツマイモ(ヒルガオ科)

      


 
品種名:シルクスウイート、ベニアズマ
苗つくり時期:3月~6月
収穫予想時期:10月~11月
※都市農業公園での栽培記録です。

 

         


 
サツマイモの根っこは、苗の切り口から生えて、土の水や肥料を吸い上げる吸収根(きゅうしゅうこん)と、葉柄(ようへい)の付け根から生えて、太ってサツマイモになる不定根(ふていこん)の2種類あります。

葉っぱから根っこの先までは110cmありました!
収穫する10月まで茎はまだまだ伸びて、根っこが太ったお芋もどんどんおおきくなりますよ!

 

キュウリ(ウリ科)

      


 
品種名:自生えきゅうり
種まき時期:7月(直まき)
収穫予想時期:8月中旬
※都市農業公園での栽培記録です。

 

         


 
キュウリは1日で大きくなるので毎日収獲が欠かせません。  
都市農業公園では、支柱とネットでトンネルを作ってキュウリの蔓(つる)を伸ばしています。夏の暑い日差しを防いで、トンネル中にキュウリの実がたわわとなっている様子はまるで畑のオアシスです! 7月には秋に向けて今年2回目の種まきもしました。キュウリの成長の様子をぜひみにきてください。

 

ソラマメ(マメ科)

      


 
品種名:仁徳一寸
種まき時期:11月
収穫予想時期:5月~6月上旬
※都市農業公園での栽培記録です。

 

         


 
5月頃になるとアブラムシが茎の汁を吸いにきます。
茎の汁を吸うとソラマメの元気がなくなってしまいますが、そこにテントウムシがやってきて、アブラムシを食べてくれるので元気をとりもどします。
テントウムシはソラマメの救世主なのです!
 

スナップエンドウ(マメ科)

      


 
品種名:ニムラサラダエンドウ
種まき時期:11月ころ
収穫時期:5月ころ
※都市農業公園での栽培記録です。
 

         


 
 

 ダイコン(アブラナ科)

      


 
品種名:夏の翼
種まき時期:8月 間引き時期:9月ころ
収穫時期:10月~
※都市農業公園での栽培記録です。

 

         


 
 

 ニンジン(セリ科)

ニンジンは万能野菜!!


 
品種名:陽州五寸(ようしゅうごすん)
種まき時期:8月 間引き時期:9月ころ
収穫時期:10月~12月
※都市農業公園での栽培状況です。

 

いろとりどりカラフル人参!?


 
都市農業公園でのニンジンは写真のように様々な色合いがあります。同じニンジンでもこ~んなに色のバリエーションがあるんです。
人参の皮はとても薄い膜のためほぼ通常出荷時の洗浄ではがれてしまいます。
都市農業公園のニンジンは未洗浄のまま販売しているので、ぜひ見てくださいね。
 

 タマネギ(ユリ科)

食べているのは茎?それとも根っこ?


 
品種名:ネオアース、ターボ
種まき時期:9月
収穫時期:6月
※都市農業公園での栽培状況です。

 

昔ながらの長期保存


 
都市農業公園のタマネギは、一度に全てを収穫しています。 タマネギは、長期保存できる万能野菜です。冷蔵ができない昔は、風通しの良い古民家などの軒下に吊るして干していました。
『収穫して、結いて束ねて、干す。』昔の農家ならではの光景ですね…

 

 ブロッコリー(アブラナ科)

つぶつぶの正体は?


 
私たちが食べているつぶつぶの正体は…花蕾(からい)と呼ばれる花のつぼみの集まりなのです!
品種名:しげもり
種まき時期:8月上旬
収穫時期:11月ころ
※都市農業公園での栽培状況です。

 

長く楽しめる収穫♪


 
スーパーなどの店頭に並んでいるブロッコリーは、頂花蕾(ちょうからい)と呼ばれる部分。 主枝の頂点に一番大きくできるつぼみの集まりです。
頂花蕾の収穫後には、側花蕾(そくからい)という脇芽が出てきます。自分で育てると、長期間にわたって花蕾や葉・茎まで余すことなく楽しむことができますよ♪
ビタミン・ミネラル・食物繊維など栄養豊富な冬野菜です!

 

ジャガイモ(ナス科)

畑に咲く紫の花の正体は・・・・


 
品種名:メークインなど(ナス科ナス属)
種芋植えつけ時期 3月(秋ジャガ9月)
収穫時期 6月(秋ジャガ11月末)ころ
※都市農業公園での栽培状況です。
 

根っこじゃなくて茎だった!?


 
一般的に、植物の「根」は地中から養分をとり入れて全体に行きわたらせる役割をもちます。 ジャガイモは葉の光合成によってつられた養分を地中の茎の部分(地下茎といいます)にためておきます。つまり茎が丸く大きなかたちに変化したものが私達が食べているイモの部分になります。
 
★ジャガイモの花言葉は「慈愛」「恩恵」「慈善」「情け深い」などがあり、フランスのマリーアントワネットが大好きだった花ともいわれています。

 

 イチゴ(バラ科)

四季なりいちご


 
品種名:四季なりいちご
種まき時期:数年前から継続して栽培中
収穫時期:春~夏
※都市農業公園での栽培状況です。

 

イチゴは大家族!


 
イチゴは「ランナー」をとおして親株から子株へ水分や養分がはこばれます。 都市農業公園では毎年収穫が終わると子株をきりはなして新しく植えかえて、株を増やしています。
イチゴにワラを敷いているのは土の保温、雨水が浸みこみやすい、根が深くのびるためです。