足立区都市農業公園の桜
園内随所に約50種類250本の桜があります。
主に3月中旬から4月下旬まで楽しむことが出来ます。
桜の開花状況
としのう桜ばなし
約50種250本の桜
早咲きから遅咲きのもの、色とりどりの桜が咲き誇り
3月から4月下旬頃まで桜を楽しむことができます。
正門前、新芝川沿い、芝生広場、荒川にあり、各所で風情ある姿が見られます。
なぜ荒川堤にサクラが植えられた?
明治18(1885)年、江北村(現足立区江北)では、荒川(現在の隅田川)の堤防の改修工事をすることになりました。
そのとき、村民から堤防の上にサクラを植えてほしいという要望がありました。
それは、夏の日陰のため、堤防の補強のため、洪水時の船つなぎのため、などの理由からでした。
そのため、根株が広がり、木があまり大きくならないサトザクラを植えることになり
翌年明治19(1886)年に荒川堤に桜が植えられることとなったのです。
なぜ荒川堤にサクラが植えられた?
明治18(1885)年、江北村(現足立区江北)では、荒川(現在の隅田川)の堤防の改修工事をすることになりました。
そのとき、村民から堤防の上にサクラを植えてほしいという要望がありました。
それは、夏の日陰のため、堤防の補強のため、洪水時の船つなぎのため、などの理由からでした。
そのため、根株が広がり、木があまり大きくならないサトザクラを植えることになり
翌年明治19(1886)年に荒川堤にサクラが植えられることとなったのです。
五色桜ってどんな桜?
荒川堤には、「紫桜」「関山」「白妙」「鬱金」をはじめとして、78品種3000本あまりのサトザクラが植えられました。
それらの花の色は、濃紅色・紅色・淡紅色・白色・黄緑色など様々で花が咲いた風景はまるで五色の雲をたなびかせたように見えたことから、とある新聞記者が「五色桜」と表現しました。
それがきっかけで、荒川堤のサクラは「五色桜」とよばれるようになったそうです。
ワシントンへ渡ったサクラと「里帰り桜」
荒川堤のサクラは明治45(1912)年、東京とアメリカのワシントンの親善のために寄贈されることになりました。
そこで荒川堤から12種3000本のサクラがワシントンのポトマック河畔に植えられました。
しかし、第二次世界大戦による被災や戦後の急激な都市化などにより
多くのサクラが荒川堤から失われていきました。
こうした状況の中、足立区と東京都は昭和27年にワシントンにお願いして
以前東京から贈ったサクラの苗木をもらうことにしました。
サクラが故郷に里帰りしたのです。
さらに昭和56年には区制50周年記念として、再びワシントンからサクラの里帰りが実現することとなり
現在の都市農業公園や五色堤公園に植えられました。
※荒川堤の五色桜について※
参考文献:「新修 足立区史 上巻」 足立区役所 1967
「足立史談」3,27,28,174,176~182,257 足立区教育委員会
ワシントンへ渡ったサクラと「里帰り桜」
荒川堤のサクラは明治45(1912)年、東京とアメリカのワシントンの親善のために寄贈されることになりました。
そこで荒川堤から12種3000本のサクラがワシントンのポトマック河畔に植えられました。
しかし、第二次世界大戦による被災や戦後の急激な都市化などにより
多くのサクラが荒川堤から失われていきました。
こうした状況の中、足立区と東京都は昭和27年にワシントンにお願いして
以前東京から贈ったサクラの苗木をもらうことにしました。
サクラが故郷に里帰りしたのです。
さらに昭和56年には区制50周年記念として、再びワシントンからサクラの里帰りが実現することとなり
現在の都市農業公園や五色堤公園に植えられました。
※荒川堤の五色桜について※
参考文献:「新修 足立区史 上巻」 足立区役所 1967
「足立史談」3,27,28,174,176~182,257 足立区教育委員会