いきもの

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園内で見られる代表的ないきもの

 

鳥類

アオサギ

📅通年
上面は青みを帯びた灰色をしている。

カワセミ

📅通年
背中はコバルトブルー、腹は黄金色をしている。
鳥の宝石とも呼ばれる。

キジバト

📅通年
体はぶどう色がかった灰褐色をしている。

シジュウカラ

📅通年
黒い頭と白い頬をもつ。
胸から腹にかけネクタイのような黒い模様がある。

スズメ

📅通年
頭と背は茶褐色で顔と腹は白い。

ハクセキレイ

📅通年
嘴から目にかけて線が入っており、胸は黒色をしている。
長い尾を上下に振るしぐさが特徴。

ハシブトガラス

📅通年
嘴が太く、上嘴は大きく曲がっている。

ハシボソガラス

📅通年
嘴は細く、上嘴はやや曲がっている。
濁った声で鳴くのが特徴。

ヒヨドリ

📅通年
全体が灰色で目の後ろに三日月型の褐色模様がある。

ムクドリ

📅通年
頭は黒く目先や額などに白斑がある。
一年を通して群れで生活する。

ツグミ

📅秋〜春
冬鳥として全国に渡来。
胸と腹に黒褐色のうろこ模様がある。

メジロ

📅秋〜春
上面が黄緑色。
目の周りが白いのが特徴。

モズ

📅秋〜春
頭部が大きく、尾はスズメより長い。
秋から冬にかけて「はやにえ」を作る習性がある。

ジョウビタキ

📅秋〜春
雄は頭の上が灰色で胸は赤橙色をしている。
雌は頭から上面は灰褐色をしている。

カワラヒワ

📅春〜秋
雄は顔が黒っぽく頭は黄緑褐色
雌は頭が灰褐色をしている。

カルガモ

📅春〜秋
顔に2本の黒い線があり、嘴の先が黄色い。
田んぼや池でよく見られる。
 
 

昆虫類

オオカマキリ

全長6.8~9.5cm
大型のカマキリで、もっともよく見られる。
 

チョウセンカマキリ

全長6.5~9cm
オオカマキリに似ているが、前脚付け根の間が橙色をしている。
 

ハラビロカマキリ

全長4.5~6.8cm
中型のカマキリで、翅(はね)に白い紋がある。
他のカマキリとは異なり、樹上での生活を好む。
 

ナミアゲハ

📍園内各所
翅(はね)は主に薄黄色と黒色をしているが、大型個体には青色や橙色の模様もある。
ミカンなどの柑橘類に産卵を行う。

キアゲハ

📍畑
ナミアゲハと比べ、前翅表面の付け根に模様はなく、黒色をしている。
ニンジンなどのセリ科植物に産卵を行う。

アオスジアゲハ

📍園内各所
翅(はね)は黒色をしており、水色の模様は透けている。
クスノキやタブノキに産卵を行う。

ツマグロヒョウモン

📍園内各所
翅(はね)裏面の模様が特徴的で、表面はオスとメスで模様が異なる。
パンジーなどのスミレ類に産卵を行う。近年は北へ分布を広げている。

ヒメアカタテハ

📍園内各所
前翅の先が黒色で白色点があり、付け根部分は毛でおおわれて模様が少ない。
主にヨモギなどのキク科植物に産卵を行う。

アカホシゴマダラ

📍園内各所
特定外来生物
白黒模様の翅(はね)に赤色のリング紋が特徴。関東の春の個体には赤色の模様がない。
エノキに産卵を行う。

モンシロチョウ

📍畑
翅(はね)が白く、中央に黒の斑点が2つある。
斑点=紋に見立て、この名前がついた。
アブラナ科の植物に産卵を行う。

キタキチョウ

📍園内各所
翅(はね)は黄色く、縁は茶褐色の模様がある。秋に見られるものはほぼ黄色一色になる。
ネムノキなどのマメ科植物に産卵を行う。

ヤマトシジミ

📍園内各所
翅(はね)の裏面は褐色がかり、黒点が大きい。
カタバミ科植物に産卵を行う。

ウラナミシジミ

📍畑
翅(はね)の裏面の波状模様が名前の由来。後翅には尾状突起がある。
ハギやクズなどのマメ科植物に産卵を行う。

イチモンジセセリ

📍田んぼ
後翅の小白紋が一列(一文字)に並ぶのが特徴。
イネやチガヤなどのイネ科植物に産卵を行う。

オオミズアオ

📍園内各所
翅全体が淡い緑色をしている。
コナラやサクラ、モミジ、ハナミズキなど幅広い植物を対象に産卵を行う。

ギンヤンマ

📍田んぼ
腹部付け根の腹面にある銀白色が名前の由来。
飛行する昆虫を主に狙うが、時にはスズメバチなども捕食することがある。

シオカラトンボ

📍田んぼ
オスの腹部は塩を振ったように白色をしているのが名前の由来。
縄張り意識が強く、近づくトンボを追い払おうとする。

アオモンイトトンボ

📍田んぼ
オスは体が緑色で腹部の第8節全体と第9節半分が青色をしている。
草地でもよく見られ、ハエなどの小さな昆虫を捕食する。

アジアイトトンボ

📍田んぼ
オスの腹部の第9節が青色をしている。
草地でもよく見られ、ハエなどの小さな昆虫を捕食する。

ナミテントウ

📍畑・田んぼ
ナナホシテントウと並び身近なテントウムシ。
翅(はね)の模様は親の模様と同じか合わさった模様になる。

ナナホシテントウ

📍畑・田んぼ
日本でもっとも有名なテントウムシ。
翅に7つの黒い斑紋がある。

ニジュウヤホシテントウ類

📍畑・田んぼ
オレンジ色の翅に28個の斑紋があることが名前の由来。
この仲間はジャガイモやナスなど様々な植物の葉を食べる。

ムーアシロホシテントウ

📍畑・田んぼ
白色点が左右共に2-2-2-1列で並ぶ。
植物の葉などにみられる菌類を食べる。

アオドウガネ

📍園内各所
背面は金属光沢がある緑色をしている。
幅広い種類の植物の葉を食べる。

ドウガネブイブイ

📍園内各所
背面は金属光沢がある銅〜銅褐色をしている。
幅広い種類の植物の葉を食べるが、果実や花なども食べることがある。

マメコガネ

📍園内各所
小型のコガネムシ(9~13mm)で、色や模様には個体差がある。
海外にわたってしまった日本産外来種で、ジャパニーズビートルと現地では呼ばれている。

セマダラコガネ

📍園内各所
小型のコガネムシ(8~14mm)で、色や模様には個体差がある。
幅広い種類の植物の葉を食べる。

コアオハナムグリ

📍園内各所
体は緑色で翅(はね)に斑模様があり、毛が生えている。
花の蜜や花粉、果実などを食べる。

シロテンハナムグリ

📍園内各所
背面は金属光沢がある茶褐色〜緑色をしており、翅(はね)に斑模様がある。
樹液や果実などを食べる。

シラホシハナムグリ

📍園内各所
シロテンハナムグリに似ているが、翅(はね)の中央付近の白点が集まり白色紋になる。色の変異も少ない。
樹液や果実などを食べる。

カナブン

📍園内各所
背面は金属光沢がある赤銅色をしていることが多い。
樹液や果実などを食べる。

クロウリハムシ

📍園内各所
体がオレンジ色をしており、翅(はね)は黒色をしている。
キュウリやカラスウリなどのウリ科植物を食べる。

ハッカハムシ

📍ハーブ園
体は金属光沢があり、背面は金銅色、腹面は青藍色をしている。
アオジソやホトケノザなどのシソ科植物(ハーブ類も含む)を食べる。

ゴマダラカミキリ

📍園内各所
体にはツヤがあり、背面に黒色に白い斑模様をしている。
様々な樹木の生枝を食べる。

キボシカミキリ

📍園内各所
背面に黄色い斑模様があり、触角の長さは体の倍以上もあることが多い。
イチジクやクワの生枝を食べる。

 

爬虫類

アオダイショウ

都市農で最もよく見られるヘビ
体色は青みがかかった緑色や褐色が多い。

シマヘビ

都市農に生息するヘビ3種類で最も珍しいヘビ。
赤い虹彩が特徴。
絶滅危惧1A類

ヒバカリ

田んぼ、畑で見かける小さなヘビ。
初夏によく見られる。

ニホンカナヘビ

トカゲと比べ鱗には光沢がなく、カサカサしている。

 

両生類

ニホンアマガエル

周りの環境に合わせて体色を変化させることができる。

トウキョウダルマガエル

トノサマガエルに比べ、四肢が短いのが特徴。
絶滅危惧1A類

ヌマガエル

国内外来種
背面の隆起が小さく、腹面は白色をしている。

説明書きの参考文献

あだちの野鳥 足立区環境部環境政策課 発行
田んぼの生き物400 関慎太郎 著
田んぼの生きものおもしろ図鑑 湊秋作 著
日本の昆虫1400 槐真史 編著