園内を歩いていると、ツバメシジミがシモツケの葉に止まっていました。これまでは羽を閉じた姿を見ることがほとんどだったのですが、羽を少し広げた時に見えた青色がとても鮮やかで驚きました。ツバメシジミを見かけたら、ぜひ内側に閉じている羽の色にも注目してみてください。（宝槻）

雨の降る中、種名板の入った竹筒の中を見てみたら、カネタタキが数匹隠れていました。いつもは1匹でいるところを見かけることが多いのですが、みんなで雨宿りをしていたのでしょうか。雨の日は、普段とは違った生き物の様子を観察するチャンスかもしれません。（池上）
※写真の上にカーソルを持っていくと、カネタタキの写真になります

サンクチュアリの水際に、クズが花を咲かせていました。クズは秋の七草に数えられている通り、その紫色の花はとてもきれいです。まだ暑い日が続いていますが、秋が近づいていることを感じます。（高崎）
※秋の七草は春の七草と違い、花を観賞する植物です。

草刈り作業をしていたら、突然目にきれいな緑色が飛び込んできました。何かと思って見てみると、ヒメギスというキリギリスの仲間の虫でした。桑袋ビオトープ公園では昨年度に初めて確認されたのですが、今年度も何度か目撃例があり、定着してくれたのではないかと思います。今までは全体が黒色のヒメギスしか見たことがなく、きれいな緑色の背中をもつヒメギスがいたことに驚きました。（田中）