2025年1月

ヒメガマの穂が一斉にはじけて、公園には綿毛がたくさん飛んでいます。太陽の光に照らされて輝く綿毛は、まるで粉雪のようです。また、池に落ちた大量の綿毛によって水面は白く彩られています。この光景が見られるのは、毎年この季節のほんの一時だけです。（関根）

園内のアキニレの木でカワラヒワが集まっていました。かなりアクロバティックな姿勢もしていたので、何をしているのかと観察してみると、アキニレのタネをすごい勢いで食べていました。彼らにとって貴重な冬のごちそうですね。（濱崎）

毎年鮮やかな花を咲かせるコウバイ（紅梅）。今年初の赤いつぼみを見つけました。やわらかく包まれているようなフォルムが愛らしいです。早春に咲くウメは、いち早く春の訪れを知らせてくれる植物です。開花が待ち遠しいですね。（石毛）

寒さで葉が落ち、クワコの繭が見つけやすくなっています。葉に包まっていますが、その葉の根元はもう枝から取れてしまっていて、繭から伸びる糸で辛うじて枝に付いています。葉が取れる事も対策済みとはなかなか用意周到ですね。（増山）

足立区桑袋ビオトープ公園の紹介サイトです。